柳宗悦、河井寛次郎、バーナード・リーチ等の民芸運動に関りのある作家たちの作品を多く収集している倉敷・大原美術館に勤務する中で、芹沢_介の型染のカレンダーに魅せられた柚木は、芹沢_介に師事し、染色の道に入りました。
柚木の作品は、民芸的な味わいを残しつつ、大胆な色彩には暖かさとユーモアのある図柄が特徴です。染色の技法をもとに版画や絵本などグラフィックスの仕事へと活動の場を広げ、松本の老舗、開運堂の広告も先々代から手がけています。
今回は、麻、紬、縮緬の帯を中心にご覧いただきます。
■プロフィール |
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1922年(大正11年)
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東京生まれ
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1946年(昭和21年)
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大原美術館に勤務
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1947年(昭和22年)
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芹沢_介に師事
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1949年(昭和24年)
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国画会展に初出品
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1955年(昭和30年)
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初めての個展を開催
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1972年(昭和47年)
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女子美術大学の教授就任
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1987年(昭和62年)
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女子美術大学の学長就任
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‘91年の退官まで学長を務める
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現在は、名誉教授、国画会会員
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●ギャラリー・レクチャー
きものを楽に着るための「長襦袢・小物の工夫」
日時: |
7月9日(土)13:30〜15:00 |
講師: |
両角明美(きものライター) |
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参加無料〈要申込〉 |
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