モスリ ンを染める
 齋藤洋+八幡はるみ 二人展

座 アッシュ・アール

2008年
4月11日(金)
- 4月22日(火)

 平日10:00 - 19:00
 (最終日17:00まで)
日曜・祭日は18時終了
 とさ せていただきます。
4月17日(木)は定休日
モ スリン(毛斯綸)は、極細のウールの単糸で織られた、独特な艶のある平織で、薄手で柔らかく、しかも暖かいことが特徴の織物です。普段着の着物や、冬の襦 袢などとして広く使われていましたが、今日では目にする機会が少なくなっています。この絹にも負けない鮮やかな発色が魅力のモスリンに注目した、京都在住 の二人の作家の華やかで楽しい染色の世界をお楽しみ下さい。

●ストール・コート・シャツ・着物コート 他


【同時開催】
モスリン・プリントワーク 齋藤洋+八幡はるみ

装飾性に託された生命感あふれる染のかたちをご覧いただきます。

会期/4月11日(金)〜22日(火)
会場/ガレリア表参道 TEL 026-217-7660
(長野市東後町21 グランドハイツ表参道弐番館 B1F)

齋藤洋(京都在 住)
刷毛染めで大胆さと繊細さを表現する齋藤洋の布には、重なり合う色から生まれる奥行きのある美しさがある。アジアの手織りの木綿布などのにも、解放的で伸 びやかな素描を行っている。また、美しい布・モスリンの灯火を消さないように、その染めや発色のよさ、モスリンの着物の魅力を紹介しながら、「モスリンの 復活」に努めている。齋藤洋はライフワークとして、子供から大人まで参加し、共同作業として刷毛で思い思いに長い布を染める『野染の会』を国内外で開催し ている。

八幡はるみ(京都 在住)
シェイプド・ダイ(絞り染の一種)で偶然にできた色彩の上に、シルク刷りやコラージュなどでさまざまな意匠を重ねて描くという手法や、友禅染、型染などの 様々な染色技法を駆使して制作した一枚の原画をもとに、「ディジタルインクジェットプリント」という現代の先端技術による染色技法を使い、新しくて楽しい 多様な染色の世界を創出している。現在、京都造形大学教授。日本テキスタイルデザイン協会会員。国内外での個展や企業との協同事業など幅広い分野で活躍し ている。

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