大岡村芦ノ尻地区の道祖神
更級郡大岡村の道祖神が1月7日衣替えをした。ここの道祖神は「道祖神」と石に刻まれた石碑に,正月の松飾に使ったしめ縄で大きな面を作り上げると言う,大変芸術的な郷土文化で有る.大きな顔に威厳を持たせるためにヒゲ、眉、口の位置,向きに大変気を使うらしい.道祖神は村の入り口に祭られ,悪霊や病から村を守ると言われている守護神で有る。この道祖神様は目の前に北アルプス全体が見える位置にあり大変幸せ者である。こんな文化を後世にいつまでも継承して欲しいもので有る。
 
この村では15歳になったら一升瓶を持って若い衆の仲間入りをするらしい。素直な青年達が育つ環境にはもってこいである。   道祖神群の全体像。長野県と村の無形民族文化文財に指定されている。
 
この大きな威厳を持った顔は,長野オリンピックの閉会式でも登場した為すっかり人気の的となり最近では,大勢の訪問者が有るそうです。こんな怖い顔をしていてもどこかぬくもりを与えてくれる山村の偉大な守護神です。   これも仲間の一像です、しめ縄には、天から神が降りてきてここにすがると言うことで,正月の門松にもたくさん掛けられます。祭りの起源は明治の初期の事だそうです。