晩秋の戸隠連峰と鏡池

 

明日11月8日、暦の上では立冬です。冬は、もうすぐそこまでやってきています。
農家の軒下には,大根、干し柿吊るしなど晩秋の風物詩が見られ、後は恵比寿講での買い出しを待つばかりです。田畑では野焼きの白い煙があちこちから昇り高原の村もかすんでいました。
こんな戸隠高原をドライブしてみました。高速道路が長野にもはりめぐらされた為,土曜日でも遠くの県外車がたくさん走っているのが目に付きました。
鏡池の景色と、ちょっと草陰で見つけた秋の実の写真を添付いたします。

訪れる人影もまばらとなり、真っ白な雪化粧ヘの変身を待つ戸隠連峰
 

春には真っ白な花をつけ,秋には
真っ青な実をつけるサワフタギ。
沢をふさぐ様に、覆いこもり茂みと
なります。

 

花に負けないほど大きな実を付け
このまま春まで雪の下で越冬します。
まばゆいほどの赤紫が自慢のツル
リンドウの実です。

 
【いわれ】
天の岩戸を天手力男命(あめのたじからおのみこと)が投げたところ
日本の中央に落ちて岩山と化した。その岩山が戸隠山であるという説
があり、それに由来している。
【シンボル】
花(ソバ)、木(シラカバ)、鳥(なし)
【日本一】
手打ちそば(全国に知られる手打ちそばの産地)
野鳥の大生息地(昭和8年NHKラジオで小鳥の鳴き声が全国放送された。
約70種の野鳥が繁殖している)
カツラの大木(樹齢約780年、幹回り11mの大木、豊岡大中にある)
【観光】
奥社の杉並木(樹齢300〜400年で参道の両側に並ぶ)
戸隠流忍法資料館(忍法の用具や写真パネルを展示)
南方神社(一間社流造りの本殿とこけらぶきの屋根は、室町時代の貴重な
建造物といわれ、昭和37年県宝の指定を受けた)
紅葉の岩屋(鬼女紅葉が住んでいたと伝えられる岩穴)
戸隠連峰(のこぎりの歯のような険しい山並みが特徴である)
戸隠森林植物園(71haに及ぶこの園一帯は、約70種の野鳥が生息する。
またミズバショウ、リュウキンカなどの花が咲く)
鏡池(戸隠の大正池ともいわれ、写生に訪れる人も多い)
裾花渓谷の紅葉(紅や黄色の紅葉は大変美しい)
【名産】
戸隠そば、竹細工製品、そばらくがん、そばがき、戸隠ダイコン、山菜(ワラビ
コゴミ、ウド、たらの芽)、漬物(野沢菜、ワラビ、ゴボウ、フキ、ウドなど)