2000.05.21
2000年・志賀高原自然観察会『峠の観音めぐり』
★コース… サンバレー駐車場 ⇒ 上林チェーンベース 高低差 640m 参加人員…10名
★時間…9:30〜15:00  ★天候…曇り後晴れ 

峠の観音は、上林の十二沢から志賀高原丸池付近までの草津街道沿いに建立された35体の石仏観音です。ほとんどが文政2年(1819年)約180年前に地元の観音講の皆さんにより造られ寄進されたものと言われており,西国三十三番の霊場を参詣しそれぞれの寺院の本尊の写しをもらって石工に彫らせたと言われています。街道を往来した旅人の安全を願って180年間じっと風雪に耐え現在に至っている姿を見ると何か自然に合掌,礼拝をせざるにはいられなかった。                           

馬頭観音 青葉山 松尾寺(京都府) 最初は畜生道に落ちた衆生の救済であったが近世は馬の無病息災、死馬の供養のため造られた観音です。 聖観音 成相山 成相寺(京都府) 衆生の願い事を聞いてくれる観音です。
千手観音 西山 善峰寺(京都府)千界の衆生に慈悲の手が届く千の慈手を持っているといわれています。 十一面観音 紀三井山(和歌山県)金剛宝寺十一面観音は千手観音と似て手が多いことから紛らわしい。