雪国の冬と春 2000.05.14
 
雪国長野県北部の志賀高原の冬は長い。11月頃から冬期間となり5月中旬頃までは残雪があり、志賀高原の中心部蓮池辺りでやっと芽吹きが始まったと言う所である。これからは動植物の自然界をはじめそこで生活する人々の活動が目を見張る速さで進んで行きます。こんな自然界の移り変わりを見ていますと四季の良さ、有り難さが大変良くわかります。
志賀高原自然保護センターの入り口右手に祭ってある、大蛇神社とその案内板。左は4月初めの状況、右は5月中旬の状況で、同じポイントから撮影したものです。右側の案内板は全く雪の下に埋もれていました。周辺のシラカンバもまだほとんど新芽を出していないので林間の見通しが良いです。
左は2月中旬の民家の庭先です。庭木の雪をはらってやらなければ枝が折れてしまいそうです。右は4月中旬の状態で同じポイントから撮影した物です。こうして改めて2ヶ月間と言う期間を圧縮して見ますと1日という時間は目に見えませんがものすごいスピードで変化していることが想像できます。