「幌尻岳(2,053m)登山 15.09.01
 「深田久弥の日本百名山」の登頂を目指し最後の100座目となってしまった幌尻岳。なかなか幌尻山荘の予約が取れない、額平川の水量により渡渉が出来ない。山頂が強風等でなかなか登頂が難しい山と聞いていたのでついつい最後となってしまったが、今回それらの諸条件が全て満足1回目の挑戦で見事青空の快晴の中を登頂することが出来た。だが下山後シャトルバスに乗った途端、雨が降り出し、苫小牧市などは大雨警報が発令されたほど天候が急変した。もし下山が一日ずれていたらと思うと背筋がぞっとする。何とラッキーな事か。只、神に感謝・感謝。今回はとよぬか山荘1泊、幌尻山荘2泊の楽な行程。北海道の日本百名山は9座、これを消化するのに飛行機で1回(利尻岳)、フェリーが4回と計5回も山旅行を楽しませて頂いた。
源流近くでもこんなに水量が多い。今年のこのシーズンは例年になく少ないとの事。20数回、膝までの川を渡渉。        これがベーキャンプの「幌尻山荘」で寝具・食料は全て持ち込み。宿泊者は2日とも≒15人と少なくラッキーでした。
幌尻岳山頂30分手前の尾根を登る。新冠側はガスがかかり眺望がきかなかったが下山時はガスが晴れ素晴らしかった。 命の水のポイントを過ぎると尾根に出て景色は最高。手前、北カールと右奥は戸蔦別岳[とったべつ](1,959m)
山頂の天候は変わり易くガスがかかったがこの後青空に戻った。北海道山は人が少なく山頂は我々だけだった。 幌尻岳南側の奥深い山の中に有る奥新冠ダムの幌尻湖。今年は異常に水量が少ない事がよくわかる。