「水晶岳」(2,986m)登山 14.09.03
 2日目の9月3日まず鷲羽岳⇒ワリモ岳⇒本日宿泊の水晶小屋に荷物を置き水晶岳山頂に向かった。小屋から上は想像以上に険しい岩場が続いており、往復≒1.5時間の道のり。山頂には水晶岳に似合わないちょっと貧弱な山頂のボールが立っていた。一日で日本百名山を2座登ってしまった。水晶小屋は北アルプスで一番小さな山小屋だと言われていたが当日は二人で布団1.5枚分のスペースを与えられて結構ゆっくり寝れた。又、夕飯のカレーがとても美味しかった。大変風当りりの強い場所に建てられている山小屋の為一晩中風の音がしていた。翌日、4日の天気予報は雨の為、5:30小屋を出発、黒部川の源流を下り三俣山荘⇒鏡平山荘で熱いラーメンを食べ雨の中一目散に下山をした。
鷲羽岳中腹より三俣蓮華岳(2,841m)を望む。左手の建物は三俣山荘。ハイマツ上に布団が天日干ししてあった。         ワリモ分岐より祖父岳(2,825m)を望む。右手奥の平な台地は雲の平、是非行ってみたい所。
岩塊が多く平らなスペースの無い山頂。晴れていれば素晴らしい眺望を、想像しただけで何も見えなかった。 黒々とした山塊が独特の為、黒岳とも言われているが土砂崩れで赤土が見える、山頂は見えないが水晶岳。
ワリモ分岐より真砂岳、野口五郎岳(2,924,m)、湯俣からの竹村新道方面を望む。 岩苔野越から南方を下る沢が黒部川の源流。川の淵から離れた高台に地標の石塔があった。