「北岳・間ノ岳・塩見岳」縦走A 14.07.17
 三日目、昨日と打って変わり早朝より雲ひとつない晴天。ご来光も素晴らしい。今日は間ノ岳⇒塩見岳⇒塩見小屋と大変長い距離、皆で心と靴の紐をこピット締め出発。高山植物も多く、山梨市、飯田市方面の下界の街並もよく見える。360度°の眺望もすばらしかった。目の前の仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ根岳、遠く中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳方面、富士山と最高の縦走日和。途中あまり天気が良くゆっくりした事も有ったが、本日の宿泊地、塩見小屋に到着したのが≒12時間後の16時30分。皆良く歩いた、小屋に着き早速冷えたビールで乾杯。四日目、本日は三伏峠⇒鳥倉登山口⇒越路Pまで≒6時間。ここからスタート地点の戸台までタクシーで移動、途中入浴をしマイカーで山ノ内町到着17:30。
高原野菜の畑かと思える程、整然とした斜面。鹿が食べないマルバダケブキとバイケイソウが残り、それ以外は食べつくされた。         標高2,600m付近のダケカンバの大木。如何に雪が多く生息環境が厳しいかを物語っている。たくましーー。
岩場にへばりつき咲いている低小木のイワウメが多かった。何故か花言葉は誘惑・・・。 常緑小低木の「チョウノスケソウ」。南アルプス以北の高山に咲く花。右の紫色は「オヤマノエンドウ」。
キタダケソウは時期が遅いのか?見る事は出来なかったが「ハクサンイチゲガ」沢山咲いていた。 生息環境が厳しいので殆ど地面を這って成長、花を付けている「キバナシャクナゲ」。ハイマツも地面を這っている。