大台ヶ原山「日出ヶ岳」(1,695m)登山 11.07.02
 昨日、「八経ヶ岳」を下山後≒40km離れた大台ヶ原まで移動、大台荘(最近「心・湯治館」に名前を変更)で一泊、宿泊客は我々二人だけ。部屋にTVもなく携帯もつながらず情報に閉ざされたひと時の時間を過ごした。大台ヶ原山は高原の台地全体の事でこの中に主峰の「日出ヶ岳」「経ヶ峰」等が有る。ここも日本で最も雨の多い地域で苔むす原生林がとても神秘的でした。
普通山頂には立派な山頂の標識が有るのですがここは殆ど目立たない山頂の標識。遠く熊野灘が見えました。
天候も回復、正木峠より「日出ヶ岳」山頂が臨めました。シカの食害がひどく木の幹にはネットがまいてありました。
登山の途中、十数匹のシカの2つの群れに出あいました。このシカは一人でのんびり草を食べていました。(望遠レンズでの撮影) 正木峠付近は立ち枯れ倒木が多く自然破壊がひどい状態、台風、酸性雨、シカ害?。遊歩道は幅広い木道の階段。

日本の初代天皇、神武天皇の像。弓の先に3本脚のカラスと言われる「やたカラス」がとまっていますが写っていません。

大蛇ぐらは大台ヶ原随一の絶景ポイント。絶壁で大変危険な為鎖が張ってあります。遠く大峰山脈が一望できます。