飯豊連峰縦走(花シリーズ) 08.08.13
 飯豊は豪雪の山である。降り積もった雪が雪崩となり沢を埋め、豊な水は深い谷を削る。華やかなお花畑を伴って主稜は長く連なり、山腹をブナ林が覆う。飯豊連峰は朝日連峰とともに東北を代表する動植物を見せる。又、飯豊連峰は雪田とともにお花畑で知られている。今回、特に多かったものはマツムシ草、ハクサンコザクラ、イイデリンドウ、ニッコウキスゲの群落が素晴らしかった。
良く見かけるニッコウキスゲの群落。高山は春・夏・秋の植物が一斉に咲く為、一度に多種類が見れる。 イイデリンドウは飯豊連峰の特産種である。イイデリンドウは乾いた所に群生している。
ハクサンコザクラの群落。高山の為か強いピンク色。名前のごとく春先の桜のようである。 こんなかわいい花形をしています。何故か白色のハクサンコザクラが競演をしていました。
飯豊連峰全体にマツムシソウの群落が多く大変目に付きました。色も強い紫で大変綺麗でした。 チングルマのお花畑。既に綿毛になった物、満開に咲いている物、これから咲く物と場所により異なる。