ストリード
「洋館にて」仮
不意に思案。前に考えたネタで、「口裂け女じゃなかったら?」で、少し纏めてみる。
掲載 2025/11/14
森宮 照
プロデューサーシート
タイトル「洋館にて」仮
概略 不気味な洋館を探索するAVG
コンセプト「理由が解らない」
ハード的テーマ「洋館探索」肯定否定
巨大と言っていい洋館を真夜中、逃げ回る
ソフト的テーマ「危険が迫っている」肯定否定
常に死にかねない、恐怖
目的 商業的成功
それは無い 売れない
ディレクターノート
貴方は、古びた洋館の管理を委託された会社から派遣された警備員である。
しかし、この豪華なホテルのような洋館には噂があった、女性の幽霊が出る。
バカバカしいとは思いつつも、本日の夜間警備が始まる。
平屋2階建ての洋館
「これは悪夢」否定肯定「プレイヤーを助ける」
FPS視点の、定番ホラーAVG。
展開
プレイヤーは先ず一階の探索をする。途中で女性の霊に遭遇する。電波は届かなくなる、家の外にも出られない。
そして家主の書斎だろう部屋で、女性の幽霊らしい存在に遭遇、「…来たのね?」とか言い。
しかし「うああ!」とか、少し苦しむような声と共に、消える。
それからその部屋を家探しすると、家主の机から「護符」を発見する。それを持っていれば彼女は襲えない、という手記も。
ともかくそれを持ち、貴方は脱出口を探して二階の探索に入る。
定期的にか襲ってくる女の霊には、護符を示す事で退散させる事が出来る。所持し、女の方向を向いて”使用”すればいい。
探索すると、地下に秘密?がある事が解る。
二階の広間から鍵を入手し、それにより一階の家主の本棚などから地下室の鍵を入手、地下室へ。
地下室に入る時点で、護符が砕け散ってしまう。そして女性がおぞましく実体化?している様に、遭遇。
捕まったら殺される、中で何とか、奇妙な程に迷路化した地下からの脱出を目指す事に。
あちこちに記憶の痕跡がある。触れると記憶が語られる。
ともかく解ったのは女性は、家主に捕まり地下牢に閉じ込められ玩具にされていたらしい、という話。
呪いが通じたのか、家主は部屋で心臓発作で死んでおり、地下室は開かずの間と成っていた。
助けが来ない中で彼女も飢餓で死亡、地縛霊と化している。
彼女はその中で、家主が死ねば脱出できる、その妄執を抱きつつ死んでいて、それで主人公を襲ってくる。
背景
家主は作家として?成功するも、結婚は失敗かして、広い屋敷に一人暮らし。
作家的にか集中していく欲望?みたいな物に惑わされ、女性を一人浚って地下室に閉じ込めた。
その為に地下室まで創らせたくらいで(相手は誰でも良いので、数年単位の計画)。
家主の思惑としては、「やがてこの馬鹿げた衝動も消えるだろう」みたいな感じだったが、消えなかった。
そして何故か、計画は上手く行ってしまい、作家とは全く無関係でひとり身の彼女は攫われ、地下牢に閉じ込められる。
それからの、歪んだ関係は続く。家主は”生霊の呪い”に苦しむ?も、護符を手に入れる事で、それを耐えられた。
しかし数ヵ月後か、最後は家主は心臓発作で死ぬ。しかし、彼女の発見は遅れ、そのまま飢餓で死亡、部屋は静かに成った。
という訳で、この状況からどうやったら脱出できるのか。
簡単には地下室から脱出出来れば彼女も出来るので、それで昇華する、感じ。
何とか洋館からは脱出するも、主人公はその旨を会社に報告したが相手にされず、親族の不評もありその後にクビに成っている。
しかし、それから数日後にその屋敷には火の手が回って、それはあっという間に焼失してしまった。
地下室の話は何処にも出なかった。貴方も、忘れる事にした。
end