ストリード
ゼビウス2(仮)
 ゼビウスには足りない物がある?的考察から仮設。

2009/12/19
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「ゼビウス2」仮
 古の名作ゼビウスの、”直系の”続編のつもり

コンセプト「ゼビウスにはご褒美がない」

ハード的テーマ「ゼビウスの続編」肯定否定
 ともかくゼビウスの直系の続編、完結編で有る事を念頭にそういうデザインを。しかし今までの”あまり”に成るような要素はほぼ全て投入し、その結果ゼビウスらしくない面も現れるとしても「これがゼビウスの結末なのだ」と言う物を作る。

ソフト的テーマ「物事には裏がある」否定肯定
 事態は単に「邪な世界から現実へ敵が侵略してきた」それを打開する、と言う至ってシンプルな物だが、その裏には実は世界がその領域をゴミ捨て場にしていた結果だった、と言う裏設定が有って。物事総じて表と裏がある、そういう話。

目的 ゼビウスに残る不満を解消する
それは無い 目的を達成し得ない

プロット的な物
ゲームスタート時に、英語でメッセージが。「鳥のくちばしとバキュラが重なる時にゲートは開く!」と有る。
ゲームシステムはゼビウスと準じる、変更無し。パワーアップアイテムも有るが一定時間に限定。支援機有り。
ただ、二機目の支援機が現れた時にはその支援機にザッパーの照準を合わせザッパーを撃つ事で、
全て(最大2機)の支援機が合体し、強力な地上攻撃と対空砲を得た大型機になる。
一機目の支援は勝手に合体し勝手に分離するのでその辺の操作は出来ない。
一面と0面のバキュラゲートは、見た目上全く他のバキュラと変わりが無く弾も普通に弾き何の変化もない、
故に最初に提示されるメッセージ、それを信じて突入する。突入出来ないとそのステージを無限ループに。

一面 ナスカの地上絵。鳥のくちばし付近に重なる瞬間のバキュラに突入する。
二面 ゼビウス界入り口。地獄的情景。菱形支援により迫る画面一列バキュラ突破。
三面 支援機登場。合体する事でパワーアップ。空中要塞撃破。分離し、先に行く。
四面 多脚アンドアジェネシス登場。破壊しなくても良いが最後までしつこい。

五面 支援機苦戦中、合体して攻撃し撃破。地上物が無いので暫く合体したまま。
六面 大量の菱形支援登場。分離して中からパワーアップアイテム。一定時間。
七面 空飛ぶムカデアンドア登場、ソルバルウを狙い続ける。破壊が必要。
八面 再び地上物出現。支援機分離、オプション的に後ろを付いてくる。

九面 地上の敵が異様に沢山のコアを持っている奴ばっかりになり破壊するのが困難。
A面 もう一機の支援機が現れる。ソルバルウの前方をふらふらして撃ってくれる。
B面 支援機2機とは合体が可能だが、敵の弾を喰らって墜落。再び支援機無しへ。
C面 後方から大量の支援機が現れて先に行く。しかし全部墜落している、強力な敵。

D面 何だか次元の入り口みたいなのが見えて、中に入ると真っ暗。その中を進む。
E面 真っ暗な展開が続くが闇がだんだん晴れていき、地上の様子が見えていく。
F面 ナスカの地上絵付近、それがおもむろに巨大な火の鳥に変わり襲ってくる。
0面 ゼビウス界のナスカの地上絵付近を飛び続け、最初のゲートを見つけて脱出。

エンディング
 ナスカの地上絵付近に戻り、そのまま飛行。地上物は全て制圧されていて、
やがて飛行場付近に着陸。ナスカの地上絵ステージ、バキュラの浮いていない、
そのステージがスクロールする上に、メッセージが英語で現れていく。
「おめでとう!貴方は敵の侵攻を食い止めたのだ! 地上班によれば、
 貴方が通ったバキュラゲートを開ける機械は破壊してしまったという。
 地上に悪夢をもたらした、彼らは二度と再びこの地表に現れる事は無いだろう。
 世界は永劫の平和を手に入れたのだ!そう!偉大なる勇者達の手によって!」
そんなメッセージが流れ、画面はナスカの地上絵上空になる。バキュラゲートは、
もう無い。そのままフェードアウトして、「GAME OVER」の表示が現れて。
その後に何故か「…To be next?」と表示が出て、ネームエントリーに。


おまけ
「ゼビウス」勝手に補完ストーリーw
前編(ゼビウス)
 その世界では千年来「戦争」とか争い、と言う物が無かった。「ナスカの地上絵」、そう呼ばれた巨大な地上絵に残る伝説には、太古の昔に有る偉人が世界の厄災をこの鳥の絵の中にあると言う「ゼビウス」と呼ぶ異世界の牢獄に封じ込めた、と言う。その厄災は「ガンプ」と呼ばれた。しかしそんな平和な世界は、だが有る時期から破られる。謎の組織が、とある小国を突然武力によって占領したのだ。
凶悪な彼らは「ガンプ」と罵られた。事態はその時から戦乱の時代へと変わり始めた。この頃既に軍隊と呼べる物を持っていなかった世界で「ガンプ」に占領された小国の、その周囲も瞬く間に占領されていく。やがてようやく世界が対抗兵力を産み出し反撃、しかしそれにより思わぬ事態が判明した。敵側の兵士は全て、占領された地の人々か、或いは捕虜になった人々だったのだ。ガンプは人間を兵器に変える力を持っている?!その事態を前に世界は急遽、可能な限り早期の打開を目指し、「ソルバルウ」と言う、特殊な戦闘機を開発した。目的は「ガンプ」本体の早期発見。上空からガンプ本拠地、そこを攻撃し戦力を奪い、同時に地上班によって侵攻とそして探索を行う。勝利の鍵、それはソルバルウのパイロット達に委ねられた。

後編(ゼビウス2)
 やがてソルバルウの活躍と地上侵攻班の探索によりガンプにとって重要らしい施設、それを発見する。謎の味方兵力?の協力により、データの解析に成功。ガンプは別の、現実とは違う異次元の存在だったのだ。それが現れるゲートがバキュラの一部に有る、その情報を信じ、ソルバルウの一機がゲートに突入、そこは見た事もない程に奇妙で、そして恐ろしげな世界だった。悪魔か魔物、正体不明の有機的な敵性体が彼らを襲う。その中をくぐり抜けつつ、謎の味方的存在の導きも有りやがて彼らは「ガンプ」その、本体を発見する。それは巨大な火の鳥の姿を現し彼らへ襲い掛かった。窮地を凌ぎ、助力も得つつ、その「ガンプ」を倒した彼らは再びバキュラのゲートを通り現世へ。元の世界では操られた人々は正気を取り戻しており、また全ての敵も沈黙していた。ガンプは倒された、世界は救われたのだ。それはその証だったが。何故かソルバルウ、そのパイロットには。異世界で火の鳥と化した鳥の地上絵を見ると、胸騒ぎは残った。

end