ストリード
「電脳戦機バーチャロン・ミラースタイル」仮
 電脳戦機バーチャロンと言うゲーム、確かにストーリー的に言うと微妙なのだがその辺で、ちょっと色々再構成っぽい事をしてみる。主に「ストライクバード」用のストーリー原案として。本物とは微妙にストーリーの差違は有る訳だが、構成要素的にはすりあわせは可能だと思う。
参考:「電脳戦機バーチャロン ストライクバード」

2010/08/12
森宮 照


ストリード
タイトル「電脳戦機バーチャロン」
 概略 ロボット対戦ゲーム

コンセプト「戦争は仮想現実の中で行おう」

ハード的テーマ「リアリティ」否定肯定
ソフト的テーマ「リアルな人間模様」肯定否定

目的 現実の戦争を、仮想現実の中で昇華消失させる。
それは無い 目的を達成しない

ティレクターノート
バーチャロンストーリー全体テーマ
表「戦争は遊びじゃない」肯定否定
裏「現実にリセットボタンは有りません」否定肯定

チャロン 世界大戦勃発。少年兵多数戦場へ
オラタン 続く戦争、タングラムの発見と起動。
フォース 戦争が限定戦争化する。木星権を巡り一部勢力が暗躍。
鳥取   一部勢力によりオラタン再建造、しかし起動せずに終わる。

一回始まっちゃったら、どれだけ痛い思いをしようとゲームみたいにやり直しは無いんだよそれが戦争だよと。
鳥取>ストライクバード>特攻鳥>鳥取。

世界観。
 世界の国が、全てWNA(World natural accord>世界の自然な一致)に加入し見た目の上の統一が為された後で、しかしWNAの常任理事国達は思想的に対立し、一部の国がWNAを離脱、DNA(Development natural accord>進歩的な自然統一)を名乗り始めた。それを期に旧WNAはRNA(really natural accord>”本当の”自然統一)と改名して対立姿勢を露にし、両者は歩み寄る事無く遂に戦争状態へと突入する。
 その当時に月のムーンベースより出土して、旧WNAの一部機関によって研究が続いていたVR(バーチャロイド、”仮想的人型”、本当にあったかどうか解らない、の意?)はこれにより、未解明な部分を多々残しつつも「兵器」として戦場へと送り出される事になった。低い人的コスト、高い戦闘能力、低い領土的損害を利に、RNA、DNA共に大量に量産して行き、戦争はVRが求められた初期の理由、「出来るだけ被害を少なく勝利を収める」を忘れ、原始的な消耗戦の様相を呈していった。時に電脳暦VC0084、戦争の終わりは未だ見えないまま、開戦から既に20年が過ぎていた・・・。


バーチャロン
表「戦争は愚かだ」肯定否定
 一度はWNAとして統一された世界はしかし、やがてDNA、RNAとして分裂し、世界を二分する戦乱へと突入した。その中でバーチャロイド開発の中心組織だったDN社の秘密組織により月のニルヴァーナ起動、遺跡大戦勃発。何とか終息する。
裏「主人公を助ける」否定肯定

オラトリオタングラム
表「過ぎた時間は戻らない」肯定否定
 消失したDN社の秘密組織は実際には遺跡から得られた資料により「タングラム」と呼ぶ物を建造し、それを用いて人類のやり直しを画策していた。争いがまだ無かった頃へ地球全てを戻しうるそのタングラムは、しかし同時に現在まで積み上げた文明の全ての消失を意味した。第二次遺跡大戦勃発、世界はタングラムの破壊?に成功、しかし戦乱は終わらなかった。
裏「主人公を助ける」否定肯定

フォース
表「戦争はゲームじゃない」否定肯定
 それでも旧WNA時代の、残っていた影響力により、DNA、RNAにより「戦争のルール化」が計られる。一時は戦乱も沈静化したと見られた世界はしかし、やがて高いストレスの中に到った。様々なパワーバランスの中でスポーツ的な構成になったそのルールは、VRとその「スペシャリスト」如何による戦争決着に至り、同時に人殺しを娯楽番組へと変貌させていく。主人公は数多の戦場を引き回される事になり精神的に疲弊。その中でRNA側によって?開発されていた「タングラムR」と遭遇。戦闘には勝利するが、RNA側はその情報を隠滅しようと画策、戦争の終わった地点へ核弾頭を投下した。タングラムの資料と共に生き残った主人公はしかし被爆し、同時に”何か”が変わっていた。
>この辺はマーズとかなり被ると考えて良い。
裏「主人公を助ける」肯定否定

ストライクバード
表「戦争は愚かだ」否定肯定
 核弾頭を使用された後、限定戦争のルールは壊滅し。戦乱は再び前時代的な総力戦の様相を呈し始めた。戦争規定者ら(旧WNA)はそれに責任を感じ、再び戦争ルールの策定に向けRNA,DNAとの交渉を始めるが難航、戦火は拡大の一途を辿った。そんな中、今では旧WNA側の人間に成っていたフォースの際の主人公Aは、密かに得ていたタングラムの資料から、有志を集め再びタングラムを建造していた。WNAから秘密組織が離脱。WNAは至急、RNA、DNAへ働きかけタングラムの停止か破壊を呼び掛けるが逆に奪い合いを産んで、4つどもえの戦争が勃発。そんな中何とかWNA側の人々は、タングラム空間へと侵入、その破壊に成功する。
裏「諦めちゃ駄目だ」肯定否定


「ストライクバード」ストーリー
テーマ
表「戦争は愚かだ」否定肯定
月のニルヴァーナを破壊し、オラタンでタングラムを破壊し。戦争がルール化されたが。色々あって、DNAとRNAは再び世界を二分する戦争状態へと突入した。
裏「諦めちゃ駄目だ」肯定否定

最後に主人公?が。「この世界にまた、産まれてくる奴もいる、か…。酔狂だな」とか、苦笑しつつオチ。

物語はフォース、マーズ後。
WNA側により提唱された「戦争規定」により、戦争は殆ど競技化されたが。その矛盾の様な物はやがてDNAとRNAの再びの対立を煽り、ついには世界大戦へと発展していった。戦争ルールに問題が有り、バーチャロイドに依存しすぎた事でそのパイロットの保有数によって戦力的に隔たりが産まれ過ぎた事がストレスの発端。またVコンバータとのシンクロ率により一騎当千が有り得、それで負けた側の憤りが高まり?どちらかが戦乱の結果敵の手に落ちた施設の極秘情報を守る為に、核弾頭を使用。それが新たなる戦火の始まりに成った。そこで被爆した人(フォース時の主人公)が、その後WNA側に入り。余命幾ばくも無い事から悲観的に成って、極秘に協力者を集めてタングラムの研究を開始、ついには完成に到る。その頃WNA側は、自身の不手際に近い理由から戦争ルールが破棄され全面戦争に突入した事を悔いて、WNAはDNARNAの戦乱を何とか止めようと介入を始める。ただWNA側には「VRは無い」ので交渉に限定。なので?殆ど効果が無く。このままでは全てが破壊されてしまう、新たな戦争ルールを模索するべきだ!が。DNA側RNA側は「何とか自分らに有利な条件を」と考えるのでテーブルに付く所までは良いが全く話し合いの余地が無い感じ。もたもたしてるウチに戦乱の炎は拡大していて、犠牲者も増えていて。そもそもWNA側の戦争ルールが微妙だった事が問題だ、でついには交渉決裂、どっちかが勝つまでやる!とか言う感じに到る。「もう駄目じゃないかな」で、WNAの中でタングラムを解析、建造していた人々がWNAを離脱。不味い!と言う事でRNADNA側に阻止の為に協力を要請するが逆効果、戦火はタングラムを巡り絶望的な宇宙大戦へと到る。次々と投入される新兵器、WNA側はやむなく、どちらかの陣営のVRを得て両者の戦乱の隙間を何とか突破しタングラムを停止する為に突破を計る。惑星から現れる数多の無人VRとかを何とか退けてタングラム空間に突入、そこで何とかタングラムを止める事には成功。しかし戦乱は納まらず、対立は激化し、戦争ルールの新たなる構築など夢物語に近い事態の中、主人公らはタングラム起動した方が良かったかもしれないと、思わない事もなかった。

戦争規約例
一つの陣営が投入出来るVRは20機まで。
宣戦布告し監査員の到着まで戦争開始は不可。
宣戦布告された場合、相手側には拒否権は無い。
監査員の宣言から戦争開始。勝利条件を満たした所で終戦とする。

当初はスペシャリストの存在はそれ程重視されていなかったので、上の規約で十分抑止効果は得られた。だが次第に”それ”によって戦果が決まる事が多くなり、双方そのスペシャリストの獲得に躍起に成るウチに「居たら勝てた!」「居なかったから負けた!」からパイロットの差別化が進行、現場の見えない階級感もやがて表面化してくる。不平等感に耐えられなくなった現場では「数の論理」を望む声が発生、戦争ルールの改訂を望む声が膨らむが、当時「勝てる側」とかWNA側は戦火の拡大を理由に難色を示し。やがては一部部隊の独断から核弾頭が使用され、その時点で、戦争ルールは事実上無効化、世界は再び混迷の乱戦へと突入した。
お前ら戦争好きだな>と言うか、一度犯した罪からは早々逃れられんのだろう>人殺しの罪と言うか>紛争解決機構が有れば戦争はしなくて済む!訳じゃ無い。誰かを殺した段階で、その罪を償うまでは地獄の中から出られない、と>この世界は良くも悪くもまだ、地獄の中に居るのだ>か。罪を償う迄は、戦争とは人殺しをする場所なのだと>(-_-;)。

戦争が限定戦争に成った時点で、投入出来るVR数が双方決まっていて。その中で片方にスペシャリストが居るとその時点で圧勝が有り得た。絵的に言うとヒーロー!なのだが現場にしてみると命がけだし負けたら施設取られたりするし、更に「ルール上侵略戦争でも拒否権が無かった」事で憤りが増加。敵の弱い所を狙ってヒーロー投入とか。でも「後20機有れば勝てた!」どうしても盛り上がる数への要求の結果、ついには禁止されていた核弾頭を使用しルールは破棄されてしまう。

end