ストリード
「幻影巨神ウルバダイン」仮


ぶっちゃけ「ウルトラマン」に、リアリティが無いと言う感覚は少し想う。
「何故?」自身の命を賭す様な戦いに挑む理由を、今は誰にも求められない時代だ。
シンプルな”それ”に触れていた自身の世代と今と、不足している物の是非を少し考える。
それでも、必要か、或いは。

掲載 2022/06/24
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「幻影巨神ウルバダイン」仮
 概略 巨人戦闘物ドラマ

コンセプト「人間の身勝手さ」

ハード的テーマ「人の為に戦う巨神」肯定否定
 それは、その為に創られた巨神

ソフト的テーマ「それでも、守るべき世界」否定肯定
 ぶっちゃけ「あかんでしょ」の先を護らんとする何か

目的 商業的成功
それは無い ウルトラマンが出てくる

ディレクターノート

導入
「虚獣」と呼ばれる怪物が出現する様になった、時代。
”それ”は通常兵装ではダメージが与えられず、専門の技術とスタッフが必要になり、「虚獣特戦隊」と言う特務部隊が組織されていたが、それでもその脅威は日増しに加速していた。
やがて、その技術を用いての「対虚獣兵器」として、「ウルバダイン」と言う巨人の製造が立案される。”それ”は人々の願いをパワーに変えて起動し得る超兵器であった。

しかし、虚獣の出現それは、人間のエゴ、”それ”を基点にしていたのだった。



最初から、ウルバダインはある程度の意思みたいな物を見せ、同調したパイロットと良く問答はしている。虚獣が出現した理由等々に、主人公が悩む所を、ウルバダインは悩まない、そこで何かの葛藤がある、というか。


あなた方が私をそう創ったのだ、私はただ、その為に戦うだけだ。

原理的には、人間の次なる進化、というのを画策する存在により、人間を総じて変質させよう、みたいな思惑が巨大な脅威を産むのだが。それを、ウルバダインが自身の命を賭して戦い、滅ぼす、感じでオチになる、と。こんなくだらない事の為に、”彼”を失って良かったのか?と、そんな問いが残る、みたいな。


心配するな、私は「必要が無くなった」だけだ。
求められるならまた、それはそこにある。私が創られた様に。
といって、最後の戦いを終えて、消えていくウルバダイン。


「人間を信じる」と言うのが、何かのテーマに成る、と言う感じか。
結局、元凶に成った様な権力を?護っちゃう感じになる場合が多いとか。
ウルバダインの言い分の方が正しいだろう、しかし人間的な正義はそこにあるのか?と



end