「宇宙戦士ユニコーンガンダム」仮
 不意に、「宇宙世紀に実在したユニコーンガンダム」を何となく想像

2010/02/16
森宮 照


ストリード
プロデューサーシート
タイトル「宇宙戦士ユニコーンガンダム」仮
 概略 ユニコーンガンダムの真実。

コンセプト「語らなくて良い事は語らなくて良い」

ハード的テーマ「記録映像」否定肯定
 これは物語では有るので記録映像?と言うと微妙だが。でもガンダムの世界、その宇宙世紀の裏側で、実は密かに人々を守り続けた人々がいた、その記録映像的な。

ソフト的テーマ「つまらない」肯定否定
 実際、”普通の人には絶対に出来ない”事をやっていた人々の話で、物語にすると全然面白さが無い。いわゆる「話に成らない」と言う奴。ただ事実としたらそりゃ凄い、とは言えるし、オリンピックの競技を見るように面白くない、と言う事も無いかも知れないが。いわゆる売れセンの物語ではない。

目的 ”ユニコーンガンダムは実在した”事の証明
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート
テーマ「有り得ない物は有り得ない所に現れる」肯定否定
「逆襲のシャア」の後にある、”空白の三〇年”が何故存在するか?と言う理由。”ソレスタルビーイング”の創始者、その若かりし頃の記録。
 どこかのコロニーに暮らす、発明家的な人物。商売は上手らしくて若い頃から、店?は部下に任せて趣味に没頭。特にMSが好きで、知り合いのジャンク屋からMSの部品を買ってはちまちまと建造を続けて、やがてユニコーンガンダムの前身が完成間際、に到る。しかしそこで偶然。ジャンク屋が拾ってきたか何かのパーツの中に「サイコフレーム」が存在。それを手に入れた彼は、その機構を独自に解析してしまう。どうもミノフスキー粒子のコンディションは”何かの条件”が揃うと一定の同調を起こす時があり、それにサイコフレームを触れさせてやれば有り得ない様な高出力が可能になる、らしい。「パイロットがニュータイプなら」と言う条件は、何故かこの時クリアしてしまって。彼は何かの衝動に突き動かされてユニコーンガンダムを改良し始める。サイコフレームを独自に改良、量産し、機体の全てに組み込む。更に時を同じくして手に入る、ガンダムフェイス。これを利用するとよりサイコフレームの同調率を上げる事が出来た。それらを理解し組み上げ、やがて完成する、サイコフレームを内に隠した「ユニコーンガンダム」。可能性としてはミノフスキー粒子の同調レベルが臨界点に達すれば不可能は無い!とさえ言える機体へと到る。「D(デストロイ)モード」と名付けたそれは、ミノフスキー粒子のコンデションにより機体を”変身”させるのだ。

「まあとは言うけどさ、サイコフレーム駆動するにはミノ粉が活性化しないと駄目だし?」とか言いつつ”完成した”ユニコーンのコクピットに座ってると、なぜかいきなりジオン系のMSがコロニー内に攻めてきて。おいおい嘘だろう?と言う所で、しかしちょうど良くミノフスキー粒子のコンデションがDモード起動レベルへ到達。敵は破壊を始めていて、ええいままよ!で出撃。「いきなりか?!」とか、敵の前に躍り出た段階でシンクロ率が臨界点突破、やっちまえ!デストロイモード!とか叫ぶと突然バン!とか変形し、相手がなんだ?!とか言っているウチにその場を圧倒してしまう。相手も見てた人々もパイロットですら何が起こったか解らない中、ともかくその場のMS部隊を瞬殺してしまった事だけは確かで。その後に直ぐコンディションが下がるんで、Dモードは自動で解除し元の、どう考えても勝てなそうなGMに戻る。

その後に彼はコロニー内で英雄視され、やがて洒落で「ソレスタルビーイング(天上人)」と言う組織を創る。戦艦も建造、軍とは独立した私設武装組織だが、MSの保有数はかなり少なく数機しかない。その主人公の超感覚?により、彼らはコロニー間を廻っては敵と遭遇、しかし五分以内で決着させる様な戦いを続けて。実際には、彼らが倒す敵は、その作戦を成功させたら後に戦争へと発展させる様な連中ばかりで。その功労なのか、次々とソレスタルビーイングは新技術を開発、連邦にも密かに通じる様になっていく。ともかく彼らの活躍により極端に?世界は平和に成るが、しかし裏側の戦いは続いて、逆に激しさを増していく。やがてザンスカール帝国との遭遇。度々妨害される事で、ソレスタルビーイングを邪魔だと認識した彼らはソレビーを狙う為に騒動を起こす様になり、ユニコーンガンダムのデストロイモードでも対処が難しくなっていく。そんな戦いが、その後も何年も繰り返されて。考案した技術は連邦に却下と言うか、産業との兼ね合いで好ましくない利用をされ。主人公も、だんだん辛さが出てきて。そして謎の敵、ザンスカール帝国の暗躍も留まる事を知らず、次第次第に苦しめられていく主人公。主人公のユニコーンガンダム以外では、ザンスカールのMSを防ぎきる事は出来ないのだ。他の人々はサポートにも成らない面が有って、敵はその辺良く理解し、嘲笑う様に分散させる攻撃を繰り返す。一人での防衛は事実上困難だと判断した彼らは、ソレスタルビーイングによる平和維持活動を中止し、隠遁生活に入る事に成る。ソレスタルビーイングが介入活動をしなくなった事で、それによりザンスカール帝国も同時に蜂起をしなくなり(戦力を増強する方向へ入った)、結果的にはしばしの平和が実現してしまって。財は有るが、自分は何をしてきたのだろう?的な苦悩の中で主人公は病に倒れ、割と若くしてこの世を去ってしまう。

そしてその後直ぐに、ザンスカール帝国蜂起。宇宙は再び戦争の時代へと突入した。

だから、一年で済む短期の戦争話じゃない。話を全て語ろうとしたら三〇年近くに及び、密かに宇宙を守り続けた人々の戦いの記録w。そのユニコが一体で頑張っちゃった結果、新規のMSを創る必要性も無くなりMSの進化はかなり後退した。更に戦闘が起こると結局、そのどれも出現して五分以内、凄まじく短期で被害も少なく決着してしまうので、話としては語れない(実用性が無い)ので人々の間でも苦笑で「まさか」と言う扱い。そういう侮られる感じが、更にザンスカールへの脅威感を薄れさせてしまって。

彼らはその後、自身の戦いを恥じつつ、歴史の表舞台には立たなくなる。「大きすぎる力は時に不幸だ」そんな、大きな重い枷と共に、主人公はユニコーンガンダムと共に埋葬され、彼の産み出した全ての技術と共に、深い眠りに付いた。

裏テーマ「個人の力の限界」否定肯定
end