ストリード
「津波の前に立つ女」仮
 東北関東大震災、を題材にした映画ネタ。「娯楽は大事なんです!」とは言うが確かに描いて良いネタなんだろうか?とは思う。しかし以前にハイチ地震の時に似たような物を企画した事があり・・・。まあ、批判は甘んじて受けると。

2011/03/21
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「津波の前に立つ女」仮
 概略 東北関東大震災を題材にした映画

コンセプト「何故、こんな事が起こったのか」

ハード的テーマ「大津波」否定肯定
ソフト的テーマ「二度と起こさない為に」否定肯定

目的 商業的成功と、利益を災害復旧に廻し復興支援を行う。
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート
■概略
世の中破滅しちゃった方が良い、に至った女性に応える感じで大津波発生と言うネタ。

何か敵が居て。それをなんとか倒そうと協力者の男性と共に奮闘していたら、それが上手く行って。世の中出来ない事なんか無いんだね、とか二人で笑っている所に津波襲来。

いや、だから。
「それだけは絶対に駄目だ!」と言う人々がいて、その女性はそれを無理強いしようとしていて。そこに協力する人々が現れて、そんな相手の異様におののき守っていた人々は土地を捨てて逃げて。その後にその女性らがその場を手に入れた事で喜んでると、あの津波がやってくる。

■プロット
 日本の要石と呼ばれる巨石がある。”帝岩”と言う。伝承では天帝らが暮らしていた高天原の物とされ、一説には高天原とは空に浮かんでいた城でありこれはその一部だと言う。現状、「県」と呼べる所には一つ一つ有って、しかし余り知名度その物は無い。ともかくその巨石は今もなお神通力を持つとされ、時の天皇がこの巨石に祈祷すれば天変地異により日本を救う事が出来る、らしい。伝承では元寇の際にもこの巨石により日本は窮地を脱したと言う。そう言う巨石が、日本のあちこちにあって、天皇は時々その岩を巡り、日本の平和と安定を祈祷していた。
 だからなのか。「その女性」は失敗続き。現状日本を支配しているような物なのに、すんでの所で自分の願いが微妙に叶わない。「私は神なのですよ?!」彼女は、自分をこの”現実”という牢獄に閉じ込めた「外なる神」に復讐する為、その本来の力を取り戻さねば成らないと考えていて。その上で「天皇家」は目の上のたんこぶ以外何物でも無かった。異様な彼女の影響力により、やがて無形の防御を行っているらしいという「帝岩」の存在に至る。自分が何か失敗する度に、どうも天皇陛下はその巨石に祈祷に出かけているらしい。彼女はなんとかしてその帝岩を破壊しようと画策するが、そこは天皇領でもありなかなか上手く行かない。ぎりぎりと歯ぎしりする女性の前に、同じく日本の支配を目論む外国の金持ちが接触してくる。彼には日本の漫画やアニメがウザすぎる、らしい。どれだけ見せ掛けの大ヒット!を創ろうともなびかないと言うか、自分を常に敵として攻撃する様な物しか売れない。世の中はおかしいので一緒に変えていこう、二人は仲良く成り、共にその力を用いて帝岩の破壊を目論む。
 話は非常に簡単で、要するに天皇陛下の許可さえ有ればその帝岩の場所には入れる。彼らは天皇陛下の弱みを握るべくその権力の全てを駆使してやがて、「実は低俗な同人ソフト等を、天皇家に繋がる人々が大量に買っていた」事実を突き止める。不景気が始まっており、同人即売会にも人は殆ど来なくなっていて。それを哀れに思った天皇家の配慮により「適当に」売上が出る様に、操作がされていたのだ。現場の”彼ら”はそれでなんとか息をしていたのだが、その秘密を握られた事で、天皇家は必然として窮地に陥る。しかしそれは表沙汰に出来ない情報と宮内庁では判断され、多勢に無勢、天皇家の必死の抵抗も虚しく帝岩への、天皇以外の祈祷?が許容されてしまい。天皇陛下はその事態を前に、「恐らく良くない事が起こる」事をその石の有る付近の人々には伝える様に指示を出した、が。もちろんそれは「何か抵抗しようとしている」と連中に判断された結果、阻まれて。多くの人々には伝わらなかった。帝岩の前で、その女性はそれを破壊してしまう。こんな物を信じるから世の中はおかしくなってしまったのだ!高笑いする女性と、笑みを浮かべる外国の金持ち。我々は天皇に勝ったのである。もはやこの日本の全ては我々の物だ。
 彼らはその後、海岸沿いの街へ視察に出かける。勤勉に働く人々を見て、「彼らは良い奴隷に成るだろう」と呟く外国の金持ち。幸せそうな二人の前にやがて、防災警報が鳴り響くが、何故か二人には聞こえなかった。振り返った時、巨大な津波が彼らを襲った。

東北関東大震災が発生し。数多の行方不明者を合わせると、犠牲者は二万人を越えた。

end