ストリード
「喫茶本」
 今話題の「貸本漫画」を現代に蘇らせろ!とは言う物の・・・。

2010/06/19
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「喫茶本」
 概略 昔の貸本漫画みたいな少数発行部数の漫画とその流通形態

コンセプト「くつろぎの空間」

ハード的テーマ「昔の貸本漫画」肯定否定
 感覚的には昔に存在した貸本漫画的な、非常に小規模な漫画出版。漫画だけじゃ無くても良いかもしれないが、ともかくネットカフェでちょっと読む様な感じの本。

ソフト的テーマ「品質重視」否定肯定
 出版形態から言って個人創作、それにどの位の品質を要求出来るか?には疑問符は残るが。それでも個人創作には個人創作の良さがあり、そういう「品質」を期待したい。

目的 お金儲け
それは無い 駄作や痴作しかない

ディレクターノート
テーマ
表「昔の貸本屋の再現」否定肯定
説明 棚があり、そこに”喫茶本”がずらっと並んでいる。
行動 客はそれをその店で読みつつコーヒーを飲んだりする。ネカフェ的。
事件 それはレンタルも出来て、100円で一週間借りられる。購入すると2000円。
解決 問屋の方から定期的に新刊が送られてくるので、店側は選抜する必要は無い。
オチ 本当は買って貰わないと困るのだがどれもそれほどの本では無いので・・・。
裏「喫茶を楽しむ」肯定否定

貸本じゃ無くて、「喫茶本」と名を変えてみる。
あくまで、喫茶店でちょっと読むための漫画、それが置いて有る棚。
1棚単位。棚一つで、約300冊入り。出版社はその「棚のスペース」を買う。
店側は棚を入れると、問屋から定期的に?「新刊」が送られてくる。
出版社はその、保持している棚のスペースに対して必要分を印刷する形。
>現在棚が全国に二千セット出てるんで、スペース2つ取ってるなら四千冊刷る事に、とか。
そのスペース分は問屋が”必ず”買い取ってくれて、出荷された棚に送ってくれる。

本の値段を、売値一冊「2000円」と設定。卸値は7割位。
出版した一冊は、出版してから2ヶ月はそのまま置く事が条件。新刊を出せない。
2冊分スペースを持った状態で2冊出版してしまったら、2ヶ月は新刊を出せない。
新刊が出た後の喫茶本は、その喫茶店で「旧本」として普通に適当に売って貰って構わない。新刊が入った場合のお金は、”棚を入れた店が”支払う形。

故に。棚を一つ導入すると50万円とか必要になる(喫茶本卸値1400円×300+棚代)。更に、最悪の?事態としては2ヶ月毎に棚の本が総入れ替えになって、更に(卸値だから)42万円位を?支払う必要。その間にレンタル喫茶等で十二分に儲けている、か?と言うと謎。

300冊が常時フル稼働すると?一週間で一冊100円×300円=3万円が4週。月に12万円。2ヶ月で24万円。それでも半数近くが2000円で売れてくれたら?30万円程度プラスで、「喫茶用の客寄せ」としては2ヶ月で4万円前後の利益と言う話に成る。
本棚導入、50万円と設定。300冊。
2ヶ月に渡り300冊がフル稼働した場合、2ヶ月で24万円利益。
半数が売れた場合、+30万円。計54万円。
差し引き4万円の黒字。

要するに、棚を店側で導入して貰い。そこに次々と新刊が送られてくるので並べる。
本はレンタルで一週間100円で借りる事も出来るが、2000円で購入する事も可。
レンタルに関しては通常のレンタルビデオ屋等の様に、会員制で対応。
出版側は、「棚」のスペースを購入し、そこに対して喫茶本を収まる様に出版する。
一冊出したら、2ヶ月はそのまま。それ以上は店側の所有物になりレンタルしても、売っちゃってもどっちでも良い。売れた喫茶本のスペースは消失するのでその分は店側が再び問屋に発注する事になる。ただし送料は店側持ち。一括で(月に一回とか)依頼された方が安い。
利益?は店側の物。スペースを購入した出版社から次々と新刊が出る。それは全部”導入した店側が”買う事になる。

フル稼働して利益が出る、には3ヶ月はそのままで、更に半数は売れる必要がありそれでやっと数万円の利益と言う感じ。20棚!とか導入されると有り難いが内容的に採算性で考えると微妙。

実際には、ネットカフェ等の「他で十分?利益を得ている」所で、更に客寄せをする為の物だと考えた方が良い、かも知れない。これ単体でどの程度利益が出るだろう?と思うと現在ではちょっと、微妙。零細出版社にかなり甘い?仕様では有るが、表現の自由!と言う意味では大事な話かもしれない。

end