ストリード
「ステイル・レクチャー」仮
 「主人公を助ける」時には「細かい事は気にするな」と言うのは正論だけど、”そこ”だけ言われると、なんかちょっと。

2012/08/07
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「ステイル・レクチャー」仮
 概略 TVアニメ企画

コンセプト「押し寄せる悪夢」

ハード的テーマ「中世ファンタジー」否定肯定
 現代的な航空兵力とかが出てくるけど世界感的には王様とかの居る中世ファンタジー世界のミスマッチ感を。

ソフト的テーマ「エロティック」肯定否定
 登場する兵器のパイロットに何かとエロティックな格好を要求したりと、内容的にはギャルゲーに近い感じで。

目的 商業的成功
それは無い 売れない。

ディレクターノート
導入
 時代は西暦1800年代。ナポレオンがイギリスの皇帝となってから、一気に花開いた「魔法と科学の融合」マジクトロニクスは、その後錬金術との融合を見せ、やがて世界の科学技術を魔術的方向へと一気に押し進めた。しかし、それは全て他国を制圧せんが為の物で、主に軍事兵器へと利用されており、体勢や文化その物は殆どが旧態依然とした封建社会の中にあって、人々は日々、苦役の中で活路をみいださんとしていた。

 しかし、ナポレオンのロシア侵攻の際に。人類は始めて「アルファ」と後に総称される、奇妙でおぞましい有機生命体と接触。人類へと敵対する彼らは瞬く間にナポレオンの軍勢を壊滅させ、そしてそれは、そこから、世界中へと拡散を始めた。アルファとの遭遇により戦死した、ナポレオンの没した1821年5月5日は後に「皇帝の消えた日(ロスト・エンペラーズ・ディ)」と呼ばれ。人類はその「アルファ」と言う怪物との、いつ終わるとも知れない戦争の中へと突入していく事になった。

 これはそんな、人類を襲う悪夢へと立ち向かう、ある女性達の戦いの記録である。

設定
 「アルファ」と言うのは、それまで「怪物」モンスターと呼ばれていた存在の、どうも上位に相当する存在で、今までは「聖騎士」と呼ばれる人々が、日常の裏側で散発的に出没していた”それ”を退治していた。しかし、ナポレオンのロシア侵攻時に、何かが原因でその怪物の大規模な封印が解けてしまい、それらの凶悪な「悪魔」達が、現実世界へと現れる事になった。その際には、聖騎士達もそれまで発達していた対魔用兵装を用いて撃退はしていたが、出現したアルファはそれまでとは全く異なる巨大さを見せ、それで撃退する事は殆ど不可能に近かった。人類は苦戦し、かなりの領土を失うが。その頃にようやく、聖騎士の持つ特殊な力を用いる「タロスプレート(TP)」と言う巨大人型兵器が開発され、アルファを何とか撃退する事が可能になる。しかしアルファは次第に数を増しそして凶悪になり、その猛攻を食い止める為に新たな新型(TP)の開発が求められた。

「聖騎士」と「タロスプレート」
 聖騎士は、「騎士貴族(ナイトアリスト)」と呼ばれた特殊な家系にのみ現れる特殊な因子を持つ人々の事で。彼らは肌を外光に晒すとそれを”魔力”に変換する事が出来た。魔法科学はそれを兵器のパワーにも利用していたが、アルファ出現後は、それをエネルギーと「機体制御」に廻すテクノロジーが開発され、それにより全高20m近い巨体の「タロスプレート」と言う兵器が産まれる事になる。タロスプレートは基本的に、巡行形態と戦闘形態を切り替える事が可能で、巡行形態時には機種により戦車の様だったりヘリコプターの様だったり戦闘機だったりと様々だが、戦闘形態では主に人型になる。これは”魔力”の利用法による物で、巡行形態と戦闘形態では機体の駆動法が少し異なる。巡行形態ではコントロールをスティックなどで行う事で、機体制御には廻す必要が無くなる為に、その分を推進力に出来るので大きな推力やパワーを得られるが、その分人間の様な柔軟な機動は出来ず、アルファとの近接戦闘では微妙に弱い面がある。戦闘形態では機体制御はパイロットの意思がそのまま使用出来る為に機体をまるで自分の体の様に操る事は出来るが、その分巨大なパワー(火力)は使えず、その為にどうしても”実剣”などによる戦闘をせざるを得ない。

「ヴィーナスバーチャー」
 タロスプレートは聖騎士専用になるため、そのパイロットも基本的には専用のパイロットスーツを身につける必要があるが。それはどうしても身体部位を外光(日光では無く、外部からの可視化)に晒さねばならないため、半透明な材質で身体の大半が覆われると言う特殊な形態をしている。この為、聖騎士になるのは大概は男性だったが。数多続く戦闘の結果、男性の聖騎士が減った結果、現在後方では聖騎士の「女性達」が訓練を受けて実戦配備を待っている状態。彼女らの事を総称して、今は「ビーナスヴァーチャー」と呼んでいる。

「アルファ」
 ナポレオンがロシアへ侵攻した際に、両軍の間に突如として出現した巨大で奇妙な恐るべき怪物。その際には「歩兵系アルファ」や「戦車系アルファ」が中心であったが、やがて航空兵力まで真似た近代兵器系アルファが出現し、人類はその破壊力や凶暴さ、パワーを前に為す術も無く、瞬く間に侵攻された。その”領土”はじりじりと、しかし確実に広まっており、こちらから攻撃さえしなければその拡大速度は遅いが、迂闊に手を出すと一気に攻め入られる傾向がある。現在は、各国は都市の周囲に城壁を築いて立て籠もっている様な状態で、奇妙な緊張感の中、それでも人類はまだ滅びる所までは行っていない。

「現在の状況」
 現在の「アルファ」の出現ポイントは、ナポレオンが敗退をしたネマン川付近の山々からだが、航空写真などの研究では外宇宙から「出現」した可能性があり、それがもし事実だとすると、アルファは”何かの条件”さえ整えば、何処にでも出現する可能性が有る、と言う物だった。イギリス軍は調査研究を進めるウチに、やがて黒死病の発生と因果関係があるらしい、事実に到る。黒死病その物は、今は医療で治せる病だったが、しかしそれが三つの頂点を結んだ時、その三角形の中央に出現する可能性が有ると言う結論に到る。その頃、イギリス郊外の有る村で、黒死病が流行り始めていた。


プロットテーマ
表「これは悪夢」肯定否定
説明 主人公達はアルファと戦う為に訓練を続けているが、しかし戦況は日に日に悪化していく。同時に続く新型TPの開発。訓練で上達していく主人公達。
行動 やがて主人公らは卒業レベルの技術を身に付ける事になるが、そこに新型のTPが支給。軍内部で懸念される、最悪の事態とその兆候。
事件 怖れていた事が現実に。首都ロンドン付近に、アルファの出現ポイントが現出、アルファは軍の中枢さえ有る首都ロンドンへと侵攻を開始。
解決 主人公達の活躍により、ロンドンへと襲い掛かるアルファの大部隊は壊滅し、アルファは撤退していく。
オチ アルファとの戦いはまだ始まったばかりだ。地球を取り戻すまで戦いは続く。
裏「細かい事は気にしないで」否定肯定

補足
 アルファは基本的には「初めて見た兵器を一回り大きくする」進化系を産み出すらしく、その為、殆どのアルファは現行兵器に”系アルファ”を付けて呼称される。戦車系アルファとか言うのが公文書での表記になるが、現場では単純に戦車系とかヘリ系とかで呼ばれている。アルファに戦略らしき物は殆どなく、視野に入った人類の兵器を完膚無きまでに破壊するのだが、不思議と、現行兵力以上の兵力(個体数)は存在しない、らしい。アルファは一体何をエネルギーにしているのか、目的は何か、その辺も今の所は一切不明。ともかく人類の敵で有る事だけは確か。次の進化系や補充兵力を産み出すのにはそれでも多少時間が必要で、その際には人間が燃料として利用されているらしい?と言う噂も有る。

 まあ、プロットは参考程度に。

end