ストリード
「スターウォーズ・THE・ダークサイド」仮
 ちょっと何か間違えてる物を自覚しつつも松本零二氏向けにスターウォーズの漫画とか考えたりする。皇帝エグザ・キューンは果たして如何にしてダークサイドへ落ちていったか。

2011/05/23
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「スターウォーズ・THE・ダークサイド」仮
 松本零二氏向けの漫画ネタ

コンセプト「陰極まれば陽となる」

ハード的テーマ「スターウォーズ」否定肯定
 漫画だったり別の人が描いてたりしてスターウォーズとは微妙に言い難いがこれぞスターウォーズとか。

ソフト的テーマ「フォースの暗黒面」肯定否定
 普通と違う力を持っている事の危うさとか意味とかを軸に、それを如何に押さえるか?自制心の大切さとか、そういう。

目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート
概略
 スターウォーズの悪役「皇帝」エグザ・キューンやダースベイダーが、何故にフォースの暗黒面に陥り邪悪へと傾倒していくのか、その過程を描く長編漫画。まだ協和国家群も無く、銀河はかなり混沌としていた頃の、若きエグザ・キューン他の人間ドラマ。

エピソードA(無し)
 協和国連合誕生まで。エグザ・キューン覚醒
エピソードB(平成スターウォーズ改w)
 帝国の侵攻により協和国家連合崩壊。ダースベイダー誕生
エピソードC(昭和スターウォーズ)
 協和国家復活。帝国との最終戦争勃発、共和国軍勝利。エグザ・キューン皇帝死亡。

プロット
エピソードA1
 帝国主義乱立、惑星間で戦乱が始まる。平和への願いと共にエグザキューン(後の皇帝)は注目され、師匠と共に、まず惑星タトゥーウィンを帝国主義勢力から解放する。彼らへ接触してくるジェダイと言うか協和国家建国主義者ら。宇宙を平和にする為に国々は平等な共同体に成るべきだ、その戦いに協力してくれ、と言う理想にエグザは賛同するが、師匠は渋る。最後に、エグザに師匠。「お前、戦争は好きか?」「…え?」「俺は、あまり好きじゃない」とか呟いて、オチ。

エピソードA2
 星同士で、帝国主義か協和主義か、の対立が激化し、戦争が頻発する。その戦いに身を投じていくエグザと師匠。しかし途中で師匠が”帝国側へ”寝返る。何故か?エグザを止める為だ。しかし、結局師匠はエグザと戦い負けて、その帝国主義国家は協和国家に負ける。大協和圏が始まり、そこにエグザが殆ど王様のような感じで居る。

エピソードA3
 エグザへの、協和国家らの反発が強まる。これでは帝国主義だ!の反論、フォースの力に依存するエグザから離れていく人々。フォースを持っている事が自分を追い込んでいくが、それは人間への不信を増大させていくだけだった。やがて暗黒面へと至り、かつての戦友(ここはヨーダではあろうか)と戦い。負けるが。彼は命は助かり、帝国再建の為に、暗躍を始める。

エピソードB1
 大共和国家圏が樹立されて数十年が過ぎて。しかし不穏な空気が漂い始める。集中する権力は腐敗を招き、その反発からかつての帝国主義が台頭し始めていて、テロ的な事件が頻発していた。その中で幼いアナキンは王女と出会い少年的な恋心と共に、しかし戦乱へと巻き込まれていく。
エピソードB2
 アナキンは王女と合う為に修業を重ね、やがては立派なジェダイの騎士へと至る。王女との再会を経て惹かれ合う二人。しかしそんな協和国家圏に不穏な空気が始まる。始まる協和国家の腐敗、協和を否定する帝国の台頭。ジェダイはなんとか連立を維持するべく奔走するが、敵のシス卿らの登場により妨げられる。アナキンの前に現れる皇帝。協和国家圏の腐敗はジェダイの力を持ってしても止められず、利権を守る為に皇帝と手を組んだ連中はジェダイらに倒されるが、その権力は皇帝の物となっていた。気付いた時には、世界の半分は皇帝の支配下に有ったのだ。正義が負ける様に、打ちひしがれるアナキン。
エピソードB3
 巨大な帝国圏を構築して、現れた邪なる皇帝との戦争は激化。皇帝の陰謀とか策略により次々と陥落する協和国家。帝国主義の台頭に危機感を抱くジェダイの前に現れた、クローン技術。ちょうどアナキンと王女は結婚へと至り、子供が出来たと知った直後。命の大切さに思いを新たにするアナキンの前に突き付けられる現実、クローンの歪さ。ジェダイその物が、今暗黒面へと落ちようとしていたのだ。不信感に目覚めていくアナキン、皇帝との邂逅。やがて紆余曲折をへて王女らを守る為に、理想の世界を創るため、一人、皇帝の元へ。アナキンはオビワンとの死闘に負けるが、フォースの力により命は助かり、そしてダースベイダーと化す。世界は皇帝の力により、巨大帝国主義へと統一されていく。負けて、散り散りになるジェダイ。王女はルークとレイアの双子を出産し、息絶える。

end