ストリード
「鏡鎧戦騎 龍牙」仮
 当初「仮面ライダー龍騎」が放送を始めた頃、ちょっと考えたオリジナル似非ライダーネタだったりする。まあ「すると具体的にどんなの?」的な方向で考えるに一案的に。

2010/09/07
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「鏡鎧戦騎 龍牙」仮
 概略 変身ヒーロー的な特撮番組

コンセプト「人知れず人々を守る人々」

ハード的テーマ「幻獣達との戦い」肯定否定
 鏡界の向こうに住む怪しげな魔物達との激しい戦闘とか、数多居る鏡鎧使い達との抗争とか。

ソフト的テーマ「正義は勝つ」肯定否定
 良い方が勝ち悪い方が負ける、そういう単純な二元論を軸に、ただ勝つ為に邪なる力を求めたりする人の業の様な物とか、そういうドラマを。

目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート
ストーリーテーマ
表「主人公を助ける」否定肯定
裏「幻獣達は実在する」肯定否定

説明
 事態の説明を受けた主人公らは、渋々?幻獣退治を行う事に。幻獣王は何処だ?
行動
 ともかく力を集め強くなる主人公。パートナーとの関係も近づいて割と頑張る感。
事件
 しかし、悪の幻獣を使役していた鏡鎧使い達の一部が幻獣王側に寝返る事態が発生。
解決
 鏡鎧使い同士の抗争を経て、何とか幻獣王を倒す事には成功。鏡界は安定を取り戻すが、だが根本的な原因は現実世界の問題では有って。
オチ 裏の戦いに決着をしても、本当の戦いは終わってない、感じでオチ。

 鏡面世界からの侵略者と戦う戦士達の話。

 鏡面世界。現実の裏側に有るもう一つの現実。そこからの侵略者。
 鏡面世界とは人の意志が生み出した「意識下の怪物達」が実体化している世界で、よく言われる「幻獣」などが住む所。その世界は日夜「善」と「悪」とが覇権争いをしていて、その結果が現実の世界にも反映される様になっている(鏡面世界で何かの悪鬼が倒されると、現実世界では何かの不正が暴かれる、など。もちろん逆も有り)。そんな世界の中、現実世界の「悪」が強く為りすぎた為に鏡面世界にも「知恵を持った邪悪な幻獣王」が産まれ、彼はその知恵をもって人の世界に直接干渉することを始めた。幻獣達は基本的に現実世界に対しては干渉できないが、稀に「門」の有る所からなら現実世界に出て来る事が可能で、その「門」とは多く人の意識の中に有る。鏡面世界と同調してしまった人間の視界こそが「門」になる事を知った幻獣王は、配下のモンスターを放って人狩りを始めた。彼は同調する人間を鏡面世界に引きずり込んで「食う」事でその力を自分のものにすることが出来る。彼はそれで、自力で門を開ける力を自分のものにしようとし、現実世界をも征服しようと考えている。

 その一方、古くは「幻獣使い」と呼ばれる鏡面世界の事を知る人々が居て、彼らは善なる幻獣達とのコンタクトにより、その幻獣王の野望に気づいた。現実世界の邪悪が止めどもないものに成った今、現実世界を救うためには直接幻獣王を倒さねば為らない。しかし幻獣王の持つ「知恵」の前には他の善なる幻獣達の力を持ってしても止めようがなく(まあ、ライオンと人間どっちが強い?という話)、幻獣使い達はその為に、自分達が直接鏡面世界に行き、幻獣達に「知恵」を貸すことを思いつく。古い幻獣使いの技を現代科学で増幅させた「鏡鎧」と呼ばれる鎧を用いて戦う「鏡鎧使い」がこれによって産まれ、幻獣王との戦いが密かに始まった。

 「鏡鎧」とは言うなら宇宙服のようなもので、鏡鎧を装備しないと鏡面世界では人間は生きられない。それは逆に幻獣達も同じで、彼らが現実世界で存在していられる時間は大体5分前後でしかなく(幻獣のパワーによる。弱い奴だと一分も持たない)、それ以上の滞在は体が崩壊、四散してしまう。鏡鎧は基本的に鏡面世界に有り、鏡鎧使いの召還により使用者に装着され、鏡面世界と現実世界を行き来出来る様になるが、しかし鏡鎧の能力にも限界があり、人間が鏡面世界に滞在できる時間は数分前後(酸素ボンベの容量のようなもの)。鏡鎧その物は現実世界にも召還できるが基本的に鏡面世界の物質なので、現実世界でも装備していられる時間は数分に過ぎない(それ以上は強制解除されてしまう)。故に今の鏡鎧使い達はとにかく幻獣が出てくる所を早期に発見して追い払い、追撃後の鏡面世界では極めて短時間で敵を倒した後に現実世界に帰還しなければならない。しかし圧倒的に劣勢な今、彼らは「鏡鎧使い」に成り得る人間を本人の意思に関わらず求めている。幻獣が見える、つまり鏡面世界と同調出来る人なら誰でも鏡鎧使いには成り得るので、適応者を見つけると、有無を言わさず事情の説明をし、鏡鎧使いの装備を渡すようにしている(どのみちほっとけば食われるので、護身用の意味もある。とは言っても、そんなに強い戦士がそこらにぽこぽこ居る訳もなく、大概は幻獣に食われるとか、そう言う感じで・・・(泣))。

 善なる幻獣達はその事を知っている、訳ではないので(基本的に動物だから)、世界を守るために異物を見つけると即座に攻撃してくるが、幻獣使い達がかつて行っていた「試練と契約」を行えば彼らは力を貸してくれるようになる。その幻獣達との協力の他、鏡鎧使い達は鏡面世界の力を召還する技としてかつては「お札」、今では「カード」に封印した装備を召還機にセットする事で、詠唱無しに実体化させる事が出来、それを用いて彼らは戦う(これにより、戦闘能力のみの人間でも幻獣使いの技を使える様になった)。敵を倒せれば鏡面世界ではそれだけ善なる力は強まるので、その力を用いて「召還師」と呼ばれる人々が鏡面世界の力をカードに封入し、それを渡す事で鏡鎧使い達をサポートする。召還カードを作れる技は女性に限定される能力なので、故に大概彼らはペアで行動する事になる(敵を倒すと、その場に残った幻獣のパワーを吸収して新たなカードが産み出せる。しかし急がないと強力な善なる幻獣がやってきてその力を食べてしまうので、召還師はなるべく鏡鎧使いの側にいる方が有利になる)。

 そんな中、意せずして鏡鎧使いに為ってしまった主人公は、果たして邪悪な幻獣王の野望を止めることが出来るのだろうか?!

以上。

end