安直ストーリープロットジェネレーターVer0.2

age虫 2006/10/06〜
Ver0.2 2007/06/11

■使い方。
6面体サイコロを一つ用意し、説明/行動/事件/解決の順で振る。出た項目の順から想像される話を肉付けしていく。一応それっぽい話には成るが使い物に成るか?と言うか「書く気になるか?」とか言われると微妙。まあ「物語の構成」はこの手順を踏むと、何でもそこそこそれっぽい話に納まる、と言うその実例的に。心持ち戦闘指向なのはご愛敬w。

「説明」:物語の冒頭、その状況説明。
1 依頼
2 巻き込まれ
3 探索目的
4 倒すべき敵
5 現在の脅威
6 貴方の任意(好きなのを選択)

「行動」:”説明”から来る次の行動他
1 探索
2 思索
3 戦闘
4 突入
5 恋愛
6 貴方の任意

「事件」:行動の結果として起こる事件
1 裏切りによる窮地
2 抵抗し難い脅威と判明
3 偶然的失敗による窮地
4 行動の失敗による窮地
5 行動の、偶発的成功
6 貴方の任意

「解決」:事件を乗り越えて問題を解決する
1 仲直り
2 発見
3 脱出
4 突破
5 失敗
6 貴方の任意

例:
説明:4、倒すべき敵
行動:3、戦闘
事件:1、裏切り
解決:1、仲直り
原案:主人公には倒すべき敵が居て、それと戦闘が始まるが、ツレが彼を裏切って窮地に。しかし何とかその窮地を脱出。事情を聞くにしょうがない理由が、ツレと仲直り。

例2:
説明:2、巻き込まれ
行動:6、貴方の任意>思索
事件:6、貴方の任意>行動の偶発的成功
解決:1、仲直り
原案:主人公は強盗に遭遇、巻き込まれて連れて行かれる。殺すつもりは無い強盗団、主人公は考えて、結論として「彼らは悪い連中ではない」に至り、彼らに協力を申し出る事で状況が好転、事が納まり仲直りする。

・・・微妙だ。

■終わりに。
この説明/行動/事件/解決は、所詮昔から言われる「起承転結」の森宮独自の解釈に過ぎないので、別にその語感に拘る必要は、どうも無いようです。自身の心理的に微妙にハマりが悪い場合、同じ結果をもたらす”別の言葉”を当てればそれでも貴方独自のジェネレーターにカスタマイズされるので、「どうも嫌い」と言う場合はその辺をおためし下さい。例えば状況/進展/変化/結末と言葉を換えても同じ事です。でも、物語の制作は非常に微妙な心理に影響するので、それなら使えると言う向きが結構。「絶対にそれを使わねばならないのか?」と言う部分にどうも拘ってしまう部分は有るんですが。つまり「人の定規なんか使いたくない」と言う心理ですが。ともかく同じ結果さえもたらせば良い訳ですから、自分にはどんな言葉が合うだろう?それを探せば何とかなるのでは無いかと。なんにせよ、「物語を作ると言う行為は面倒なのだ」と言う事は間違いない事実として有るので、そのつもりでよろしくです。