ストリード
「ペットボトルロボット アポロス」仮
 ダンボール戦機、と言うアニメはウケているのかどうなのか。ともかく実は、難しいネタかもしんない。

2011/07/20
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「ペットボトルロボット アポロス」
 概略 ダンボール戦機みたいなアニメ企画

コンセプト「子供達の真剣さ」

ハード的テーマ「やんちゃな子供達」肯定否定
 元気がいい子供らのちょっと行き過ぎかも知れない対戦ゲームで起こる様々な顛末。

ソフト的テーマ「子供達の世界」肯定否定
 大人には見えない子供らの世界で、世界に関わる何かが起こっていると言う感じを。

目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート
 西暦2050年、「ペットボトルロボット」と呼ぶ玩具が発売された。ペットボトルの様な容器に入り、自販機で売られた事から愛玩動物の「ペット」と掛けてそう名付けられたそれは、そのままでは単純に動かない玩具でしかないが。だが専用のペットバトラーと呼ぶ映写機の様な物を当てる事で、その光の範囲で自由に活動できる電子妖精と成る(本体の玩具は動かない。そこからすり抜ける様にして出現)。この当時、この玩具を用いての戦闘競技が流行っていた。主人公「大川 雷太(10才)」はある日、自販機から新しいPBR!と言う事で購入した時、不思議なPBR「アポロス」を手に入れる。それは公式には存在しないPBRだった。それから彼の廻りでは不思議な事が始まる。

展開としては、大人達が困ってる所を、子供らが打開する手助けをペットバトラーでの戦いでしてしまう、と言う感じではある。

テーマ
表「主人公を助ける」否定肯定
 謎のPBRを手に入れてから、主人公は付け狙われる様になるが。事はペットバトラーでの戦いでしか無いなら負けませんとも。
裏「無駄な事は無いです」肯定否定

実は、ペットバトラーとは現実の「会社」が持つ”力”を具現化した物で、それが戦う事で会社の力関係が決まる、と言う現実が有った。それ故に個性を持ち、また所有者の言う事も聞かない場合が多いが、”それ”をなんとか従わせる所が面白い、と言う事で流行。だが”それ”は、普及して始めて解った事だった。
PBRのメインユニット自身は共通で、後は造型によって「どの会社か?」が決まる為に、不正?に改造する事も多く、またシステムはそれを許容していた(もちろんその造型に”適当な”会社が無ければ妖精も出現しないのだが)。ペットボトルで売られているのはあくまで一部の会社に過ぎないのだ。この事実を掴んだ一部の組織は、自分達の会社のみを優遇する様に玩具メーカーへ働きかけ、また競技に関しても公式以外は認めないよう働き掛けもして。結果的に、現状有る一部の会社組織”だけ”が儲かる、と言う好ましくない事態が起こっていた。その状況の中で、玩具メーカーが反発(この時は対立する玩具メーカー側もその事実までには到っていない)、こっそりと「違う」PBRをばらまく様な事をしていて。雷太が手にしたのはそんな裏PBRの一つだった。

敵対する組織としては、この情報は表立っては公示したくないので。好ましくないPBRを見つければ倒す!と言う事をしていた。「アポロス」は強いのだが、結果的に主人公は目を付けられてしまう。事情通らしき人物に保護され、彼らのバックアップを経て、何人かの仲間らと共に、何だかそんな隠れPBRでの「公式」PBRの道場破り、の様な事を始める主人公達。目的はアポロスの様な隠れPBRを公式に認めて貰う事だ、ともかく詳しい事は解らないまま、主人公はその熱意に燃える。協力者の人々としても、何故公式側がそこまで裏PBRを排斥したがるのかそれを知りたい。しかし、現れる公式側の刺客は強力。アポロス自身のパワーアップもままならない中、売られる喧嘩の多い事。ともかく試行錯誤を繰り返し、挑戦を続けてやがてアポロスも強くなっていって。各地で活躍する隠れPBRの戦いの結果、やがてペットバトラー主催側にも、隠れPBRの存在は無視出来なくなっていく。

と言う訳で、やむを得ず。「公式化」を賭けてのPBRトーナメントが公式に開催。この辺で、何となく玩具メーカーも公式側の思惑、と言う物に意識が到る様に成っていって。だんだん事実が解ってくる。雷太らとしてはともかく勝てれば公式化!と言う事で、頑張るだけだが。だがルールはやっぱり公式有利、憤慨しつつもハンデをアポロスとの連携ではね除け、勝ち上がる主人公達。しかし、もちろん実際には、アポロスとは(それが示す会社は)主人公には全く関係がない会社、勝ったからと言ってもアポロスの性能が良いだけ、とか大人の批評とかもある中、だんだん状況を理解した協力者の人々の「君らの頑張りは無駄じゃ無い」と言う言葉を信じて、アポロスと共に懸命に勝利を目指す雷太達。裏側で、新しい会社が台頭、とかしてきている情報がちらほら出るが、主人公らには無関係。市場的に危機感を感じた”公式”側は意図的に風評被害などを形成しトーナメントその物の中止さえ行おうとするが、何だか盛り上がった状況では市場に負けて出来ず。ともかくやがて、”公式”を賭けての決勝戦が始まる、優勝出来れば公式化!何機かのPBRでの激しい対戦を経て、やがて勝利するアポロスら裏PBR。彼らは公式化され、同型機が一般流通するようになり。何故かそれから以後、父親の勤める玩具量販店も売上が良くなり、何かが変わっていたが。主人公らの協力者はそれについては苦笑するのみだった。

今日も、彼らはアポロスを用いて、戦いに明け暮れている。

end