ストリード

誰もいない世界
 ちょっと気になって創った物語。救いが有るのか無いのか。

2009/11/25
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「誰もいない世界」
 ある女性が一人ジャングル的な所から脱出する迄の物語

コンセプト「人間には人間的な生活が有ります」

ハード的テーマ「サバイバル」否定肯定
 主人公には生活力というか超能力的な物は有るので生きる上では困らないが、脱出を妨げる別の何かが自分をその場から出さない為に追い掛けてくる。それから逃げる。

ソフト的テーマ「主人公の女性を助ける」肯定否定
 とにかく主人公の女性をその窮地から脱出させる方法を考える。色々事情は有りそうだがその辺は無視して、その女性を助ける事を優先する。

目的 インターネットの暴走を止める
それは無い 目的を達成し得ない

プロット
 森の様な環境。その環境に閉じ込められた若い女性。そこに居る限りは命に別状も無く動物達も居て、好意的。食べ物も有って楽園と言っても良いが、しかし自分一人しか居ない。記憶も無く、流石に動物らと遊ぶと言うのも無理が出て。何で自分はこんな所に居るのか?その答を探して歩き始める。
 やがて何らかの機構的な形跡が見えて。彷徨き廻るに、ここが創られた施設、記憶にはある?何かのセットの様な環境で有る事に気付く。自分以外の知的生命体の存在?と言う事で更に探し歩く訳だが、出口らしい物は見えず、やがて元の場所へ。だんだん、自分が閉じ込められている事に気付いてくる。誰が何の為に、記憶も無いまま、その場から出る方法を探す。

 さっき見つけた機構的な所に出向くに、結構知っている構造で有る事が解り、その辺で色々と思い出す形には成る。研究所の様な場所、仲間が居て、何かに志願して。その結果として今が有る。「神様の世界ってどんな世界だろう?」好奇心でしか無かったが、恋人?その言葉を信じて被献体に選ばれ、何かの手術を受けた。最初はまだ人間的な生活をしていたが、しかし影響力を発揮出来る様になった事で、だんだん人々の要求が高くなり、ついには自分の意思に反してずっと、眠りっぱなしで居る事を強要される。その結果として今の状態に成って。起きなきゃいけないんだが、起きる方法が解らない。この世界を創っている機構を壊すべく、覚えている知識に従い色々と壊していく。しかし、打開されない事態。環境がどんどん悪くなっていき、自身の力も使えなくなっていく。やがて世界の底が抜けて、悲鳴と共に、白濁の世界へ落ちていく女性。

 誰かが、その扉を開く。女性の首から上だけがそこにあって、目から血を流していて。最後に「ごめんなさい」と呟いて、その女性はそのまま息を引き取る。

end