ストリード
「地デジ画質向上法草案」仮
 現行の地デジ画質を向上させるアイディア、として前に考えた奴をまとめてみる。

2010/05/12
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「地デジ画質向上法」
 概略 地デジ他、或いは現行のデジタル放送画質を向上させる方法。

コンセプト「放送側のみの改良」

ハード的テーマ「自然な画質」否定肯定
 目的は高精細で高画質、をより高め不満を消す事だが、その先にはより自然な画像を再現すると言う目的が有る。

ソフト的テーマ「ユーザー側に負担を掛けない」肯定否定
 ユーザーサイドに出来れば一切の負担を持たせない。

目的 地デジ画質の改善
それはない 目的を達成しない

ディレクターノート
簡単に言うと、5=(6+4)/2と言う話。
地デジの方式だけじゃなく、現行のデジタルメディアは殆どMPEGを使っている訳だが、これが通常デジカメなどで使う「JPG」を映像用に改良した物で、故にJPGと同じ欠点?を持つ。圧縮率を上げると特にエッジ(色の変化が大きい部分)でノイズが発生する事があり、それが映像の場合、動きの激しい所で顕著に現れてしまう。アニメなどでは時々致命的な画質低下を招く(キャラの輪郭線の所で我慢できないノイズが出る事がある)訳だが、DVDとかでは転送データ量が十分なので殆ど問題は出ない。が、地デジの場合転送データ量が十分確保できてない?らしく、その問題が無視できない物、として発生してしまっている訳だ。内部構造的に「データ量さえ増えれば画質は向上する!」可能性はあって、東京スカイツリーはその為に必要?とか考えてみるが…前身になる東京タワーで日本中を放送してた訳じゃ無い事を考えるとその可能性は低い、気がする。なにか様々な政治的パワーバランスの末に、現在の欠陥品が採用されてしまったのだ、と思う。

ただ、映像(連続した静止画の結果)と言う部分で、打開案が無い、訳でもない。携帯カメラの映像で、被写体を狙っている時は高精細なのに?写真になると低品質になった、様な気分に成る事はないだろうか?連続した映像の時は「前後の映像が残像として合成される」ので、より情報量が増え、カラー再現度などが上がるのである。これを応用する。

簡単に言うと、圧縮アルゴリズムを調整し、前の画像と今の画像を合成した時に、「元の画像に等しい」画像に成るようにする、と言う話。

3枚連続する非圧縮の元画像が有るとする。
A 3689756545
B 6854302794
C 2125477712

Aを圧縮する物をA’とする。内容は「圧縮されたデータを展開した際の数値」だ。
A 3689756545
A’3468945528
次に同じ方法で、B’を圧縮する。
B 6854302794
B’5754622679

通常、このA’とB’が連続すると元の画像とはかなり違うノイズの載る画質になるが。ここで、Bの圧縮アルゴリズムを調整し、”合成された時に元のB画像に見える”ように微調整する。それをB_とする。実際(に合成された際に見える)画像をB>とする。
A’3468945528
B_9940000990
 足して2で割る↓
B 6854302794
B>6754523764
B’5754622679

前のB’に比べて、B>の方が元のB画像に数値的に”近い”。と言う事は、「より元の画質に近い」訳だ。”圧縮開始位置”を調整するなどして可能な限り、元の画質に近づける様に圧縮アルゴリズムの方を調整する事で、画質は若干の向上が測れる、と思う。

次は、現在のB>画像からC画像に成るように、C_の画質を調整する。これを次々と繰り返して、「映像にした時に元の画質に近い」様に、圧縮する。

これをする事で、エッジ部分に出現するノイズを根絶出来るか?はやってみないと解らないが、しかし特に動きの激しい所でのノイズには効果が期待できる、と思う。映像的に元画像により近く成る事は間違い無い(筈)で、しかも「放送側の圧縮アルゴリズムの問題」であり、”圧縮方式その物は全く同じ”なので、それを展開する視聴者のTV側で改良する事は何一つ無いのも、利点として大きい。

圧縮アルゴリズムの調整に関しては、JPGの圧縮方式に付いて詳しくないので特に明言は出来ない訳だが。”B_の画像を創りそれを圧縮する”と言う方向で良いのではないか?とも思う。実際にかなり試行錯誤が必要な気はするが、それでもA’とB’の残像を考えると想像以上の画質向上が測れる、様な気はする。

この考え方で、ビデオCDやDVD、或いはワンセグなどの画質も向上するのではないか?と思うがその辺は定かではない。

end