ストリード
「モンスターハンターストリード」仮
 MMORPGとして一番人気(の筈)として有名なこのゲームに、何故かストリードを出してみたりする。

2011/12/19
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「モンスターハンター」仮
 概略 カプコン製MMORPG

コンセプト「狩猟民族の生活」

ハード的テーマ「大自然」否定肯定
 基本的にフィールドは全て”創った物”では有るが、ワイルドな映画的リアル感を。

ソフト的テーマ「命がけです」肯定否定
 どう考えても勝てそうも無い奴と戦わねば成らないと言うシーンを、上手くゲームとして表現する。

目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート
チームを創りミッションに挑む!と言うミッションクリア型のMMORPG。

世界観
 中世的だが雄大な自然環境に巨大なモンスターが跳梁跋扈しているこの世界では、モンスターとは「人間の生活圏を脅かす害獣」の事であって、それを常に倒さないと人間は生活圏を追われて滅亡してしまうだろう、そんな脅威と共に暮らしている世界。大人しい草食系モンスターと言えども放置しておくと生態系を破壊さえするレベルで、人間が育てる作物まで食い荒らす上に繁殖力が旺盛、適当に駆除しないと暮らしている人々が困る状況。現実的にはモンスターを駆除”してもらう”為に人間の存在が許されている世界。

 が、もちろん世界に存在する魔導師等として「モンスターを全て駆除してしまおう」とか、逆に「この世界はモンスターの世界だから人間は全て追い出すべきだ」とか言う連中が居て、日常的に争乱を起こす事があり、ハンター達はそれとも戦わねば成らない事態に有る。世界自身としてはモンスターの存在は肯定しているが、強力過ぎたりする事が多い為に「危険」と判断されたら駆除して貰わないと世界その物が壊れる。人間に「世界」が期待しているのはその「美しい状態に保つ為の調整者」であり、方向性として”それ”を喜びとして、快感として感じる様に、この世界の人間の体は出来ている。ただモンスターの様な「過剰」を肯定しているが故に、人間も多々”過剰”に陥る事が多く。人間同士の争乱も耐えない、と言うのが現状。ともかくハンター達の仕事は、押し寄せるように発生するモンスターをまず、駆除する事だ。

キャンペーンミッション例
タイトル「神にならんとした男」
表「主人公を助ける」肯定否定
 モンスター討伐に出る主人公らはやがて邪悪な魔導師と対決をせねば成らなくなる。
裏「過ぎたるは及ばざるが如し」否定肯定
プロット
 「この世界に人間は不要だ」と考えた邪悪な魔導師が、ジンオウガ等の大型モンスターを密かに大量に育てて、人間の都市を襲わせようと画策している。あちこちの村で突発的に発生する謎の大型モンスター襲撃事件は、その大型モンスターの育成場所からハンター達の目を欺く為に有った。プレイヤー達はその幾つかの大型モンスター討伐に参加していくウチに、その邪な魔導師に目を付けられてしまう。おびき出されて放り込まれた場所は、その大型モンスターの育成場所で、山の様に居る巨大モンスター群。命からがら逃げ出したプレイヤー達はその際に、その場所の一つにひっそり存在した墓を目撃する。その墓の人物は、その邪な魔導師がかつて、人々の都市を守る為に放った自身の魔法の巻き添えになって死んでしまった、彼の妻だった。魔導師は自己否定に陥り、人間全てを否定する様になり、そしてやがてその計画を始めてしまったのである(まあ「貴方は悪くない、だから絶対に負けないでね?」と言い残して死んだ妻を裏切れないと言うか。でまあ、奥さんはモンスターを倒す事には否定的だったと言うかで)。プレイヤー達が逃げた事を知った魔導師は追っ手を差し向けるが、そこを幸運にも助けられて、何とか逃げ延び都市へと帰還する彼ら。魔導師は計画を前倒しし、大型モンスターによる都市占拠計画を発動する。襲い掛かる巨大モンスターに総力戦で立ち向かうハンター達だが多勢に無勢、犠牲者も数多出て、じりじりと押されてしまう。何とかモンスターのコントロール装置?を破壊出来れば彼らは統制の無い有象無象の害獣でしかなく、それなら何とか成るかもしれないのに今の状態では都市壊滅は間近。その中で、プレイヤー達は元の逃げた道を通り、魔導師の住処へと強襲し、魔導師を直接倒そうとする。抜け道は塞がれていたが何とか破壊する事に成功し、侵入。新たに設置された様々なトラップ(それは前回から新たに増設された部分が解れば、何となく想像できる感じ)を乗り越え魔導師と対峙する時、魔導師自身が既に、凶悪なモンスターと化していた。既に人語を解さない状態になった彼を倒すしか無い中で、激闘の末に倒す事には成功、同時にモンスターらのコントロールもとぎれ、彼らは四散していった。都市は何とか危機を乗り越える事は出来た。古の英雄が陥った結末を前に、人々はその事を忘れない様に、その場に石碑を建てた。

と言うのを、まあ、20回とかの、「前のシナリオプレイしてXXのアイテム入手してないと遊べないよ?」とか言う条件付きで、続ける感じのシナリオ。20回の中には多人数参加用や一人用など、バラエティに富んだ構成で。

end