「破魔師 〜美鶴の初仕事〜 ”徒労という絶望”編」仮
自作「美鶴さんの長い妄想」の設定を利用したRPG
2010/02/12
森宮 照
ストリード
プロデューサーシート
タイトル「破魔師 〜美鶴の初仕事〜 ”徒労と言う絶望”編」
概略 美少女RPG
コンセプト「無駄な事はしない方が良い」
ハード的テーマ「美少女アニメ」否定肯定
モンスターが出てきたり人が死んだりとちょっと美少女アニメ的な軽いネタは無いけど、しかし主人公が少女だったり無駄に女性が居たりセミヌードっぽいシーンが出てきたり、全体的には美少女アニメ方向。
ソフト的テーマ「楽しければ良い」否定肯定
人が死んだりする光景を”楽しむ”と言うのも問題のある光景では有るが。物語は総じて仮想現実で有って本当に殺してる訳じゃなく、人々が「楽しい」と思う事には必要とする理由が有って。そういうのを否定するのは良くない。
目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない
ディレクターノート
ゲームシステム概略は、ステージクリア型シミュレーションRPG。
”ステージ”としてマップがあり、敵はその上を移動して来る。主人公は一人で、マップ上の移動させたい場所へマーカーを移動させて指定すると主人公はそこへ移動していく。半リアルタイムで、主人公が”移動中は”敵も同じ様な移動力で移動してくるので、その辺を先読みするなどして全ての敵を倒さねば成らない、と言う多少パズルゲーム的な構成。敵と同じ位置に入ると戦闘シーンへ。
戦闘シーンは、VSのコマンド先行入力型。マップ上を交互に順番を切り替えて処理する戦闘ターン式。”基本カウント”が有って、コマンド毎に「消費量」が有る。「移動」で1、「剣劇」で3、「切りながら走り抜ける」で5、とか消費量が設定されていて、それを選択して基本カウントを消費して行く。「右に移動」1、「その場にアイテムを置く」3、「装備変更」1、「突撃」3、「剣劇」3で11、基本カウントを超えたのでこれ以上選択出来ず、その時点で行動開始(途中で終了も出来る)。残った部分や足りない部分は次のラウンドに1回だけ持ち越される。上の例なら次のターンでは自分の基本カウントは9に減少。
敵と戦闘中も、マップ上の他の敵も、同時に少しずつ動いている。戦闘フィールドの外に出れば離脱。ただその際にはマップ上の”元”の位置へ出現する(要は先に進めない)。敵との戦闘内容はマップ上では保持されるし、「戦闘中は敵が移動する事は無い」ので、有る程度足止めして離脱、と言う事も出来る。
こういうマップの数々を、面クリア的に攻略していく。マップの攻略内容で、先々の展開も変化。ただ全体的には始点と終点は同じ、脇道に反れても最後は終点へ帰結する構成。マップは別に戦闘シーンだけじゃ無く、普通の村のシーンなどでも使う。
後は普通のRPGの如く、適当に戦いEXPを稼いでレベルアップしていく事で先のステージに進める、と言う感じ。
物語
テーマ「主人公を助ける」否定肯定
羽根木村の女友達らとちょっと村付近の湖とかで休暇中?の美鶴さん達。そこに襲ってくる魔物?水浴び中と言う最悪の事態の中を、何とか全裸のまま凌ぐが(ここはOPアニメ的にぎりぎり感で)。倒した敵がどうも人間?の変質した姿、らしい。なんかまた気まずい事が起こってるんだろうか?と言う事で急遽村に帰る。役人交えて怪物を調査してる最中に、気付いた羽根木村の村人が言うには彼は隣町の与平だと言う(しっている家紋?と言うか手ぬぐいをしていた)。隣町で何か異変が起こっているのだろうか?と言う所に青くなって駆け込んでくる村人。怪物らが襲ってきた!と言う。美鶴さん急いで防衛に向かう。
何とか凌ぐが、やっぱり与平さんと同じ様な状態。やばい、と言う事でお通さんから依頼、村の周囲に魔物が侵入出来ない結界を張らねば成らないから、この薬を外周に蒔いて張ってくれ。同時に足りないから可能なら薬草を集めて欲しい。と言う訳でまずは薬草を集め、その後に余分で創って貰った薬貰って隣町へと単独急行する。
隣町に到るとゾンビ村状態で、なんだこりゃー!と言う中、その大赤羽村で生存者を捜す美鶴さん。ともかく見当たらない中を、手がかりを求めて右往左往。しかし村人の全てが変質していて結局は全滅方向。
一旦生存者が居ない事を確認して、羽根木村へ戻る。ゾンビは全滅させた訳では無いからまた襲ってくるのも多分時間の問題。どうしよう?で、人間を魔物化する薬とか無いかな有るならその解毒薬とか?で、お通さんらが中心に成って文献とか捜す。美鶴さんは再び何処からかやってくるゾンビから村を守って時間を稼いで欲しい。と言う事で再び村の外での防衛戦。しかし、数が多くまた余計で強力なモンスターも出現、なかなかピンチが続く。
結局お通さんらの調査をしても解らなかったのだが、ただ探していた本の中に、有る似たような事例の「物語」を見つける。村の女性が暇つぶしに街で買った本だが面白くなくて捨てて有った物。内容は人間がどんどん怪物に変質して行って最後に主人公も変質するのだが「それは新たなる進化への儀式だったのだ!」良かった、でオチに成る話。絵入りで、見た目怪物に成っているが、「人間の美観とは相対評価だ、全員がそうなれば認識も変わるのだ」とか、ともかく全編「否定感への無駄な言い訳」に終始している物語、と言う印象が強く。総論として「きしょい物はキショイ」で全く売れなかった奴。
しかし、著者を見るになんとその「大赤羽村」の住人らしい?!と言う事で何らかの関連性があるかも、と言う事で大赤羽村へと再び急行。今は死体の山だがともかく家々を探し歩くに作家の家を見つける。そこにある文献と言うか日記帳には何だか作品を評価されなかった恨み辛みが延々と書かれていて。しかし、「自分は自分の正しさを証明してみせる!この薬を使って!」と言う一文で終わっている。お通さん達がその辺を読んで解析している間も、美鶴さん孤独な戦いは続く。
付近のモンスター(出現させる奴とか)をあらかた片付けた事でやっと解るが、結局敵の親玉?と言うのがどうも「売れなかった物語を書いた人」で。自分の正しさを証明してみせる!とかの研究に没頭、やがて人間を変質させる薬を開発してばらまいた。えらい強力なウイルスだが、致命的な欠陥として”本人の気持ち次第”らしく、「納得しないなら」絶対に感染しない。この大赤羽村では作者の”地道な努力”の結果、村人全員を納得させてしまい結果で変質。その開発者は次なる犠牲を求めて他の街へと向かっていったらしい。新たなるモンスターはその結果だったのだ。やばい、と言う事で”それ”を主人公が追い掛けていく感じ。一つの村を洗脳する事に成功したら後は容易い感じで、どんどん被害が広がっていて。しかし「納得する方が悪い」とも言えて、しかも一定時間が立つと感染者は自然に死んでしまう。もちろん作者もそれを観ているが、「これもまた真理だ、全員が死ねばそれは死ではない」に至っていて聞く耳持たない状態の様。やがて作者の感染力は極端に増加、その村に現れるだけで人々が怪物化して暴れて死んでいく有り様。ともかく話は後半に成るに連れて単純に成って行く(単に敵が山ほど居るんで片付けるだけだ)が、やたら無駄に戦闘シーンが長く、またモンスターも多種多様に登場。ついでに現れる生き残りの美少女らとか(なんか少し襲われていてセクシーな格好に成ってる)、だんだん美鶴さんも自分が何をやっているのか解らなくなる様な感じに成りつつ、気を取り直しつつ追い掛ける。
結局無駄に高い塔の上に陣取り、「よくぞ来た」とか何故かその作者が悪者風に成っていて。無駄に各階にトラップ仕掛けて有ったりして、作者も既に人間の姿をしてない状態。登場のモンスターその物は割と弱く、単調な攻撃を繰り返せば倒せる。ともかく苦闘を征し美鶴さん駆け上がり、最後のボスと対峙。ただ、対峙した時には相手は既に死んでいて、無駄にでかいガタイだけがそこに座っていた。書き置きには「私が死ぬ時はこの城も死ぬ時だ。私が創った物全ても!」とか書いて有り、それを読み終わると崩れ始める。急いで逃げる美鶴さんだがモンスターのしつこい奴も居て無駄な手間が掛かり無駄にピンチに陥りともかく脱出するに、城は倒壊。ともかく命だけは助かったが、同時にウイルスも消失して。「要するに放置で良かった訳?」とか、何だか激しくがっくりして。
最後に巨悪が倒れ平和が戻った後で、いろいろと事後調査もしながらお通さんらと少ししんみりしつつ。男のプライドって奴かなぁ、悲しいねとか言い合い。良くない事は良くないのだ。そういう事は決まっているのだ。それに異を唱えても無駄なのだ。今回の事はそれが良く解った事実だ、後々考えれば、無駄じゃなかっただろう。でも最後にお通さんが「でもまあ無駄な事は無いけど、しない方が良いわね」で、オチ。
裏テーマ「無駄な事なんか無いです」肯定否定
なんかちょっと愉快っぽい。