ストリード
「溶ける女」仮


古い話で「メタルK」と言う漫画があって、それのネタは何故?みたいな話から、そのインスパイア、みたいな。
ちょっと面倒な衝動も同時に内包してる感じが、微妙。

・・・目の前で歩いてくるその女は、自ら服を脱ぎ始めていた。現れる肢体、それは薄闇の中でも解る艶美さで、そして非現実的だった。それは自身へ語り始めた。自身も思い出していた。


掲載 2023/08/15
森宮 照


タイトル「溶ける女」仮
プロデューサーシートに「エロックス3」で。
 概略 ホラー映画?
ディレクターノート

男性が、ラブホテルで熔解して死んでいる、事件が発生し、その周辺では骸骨が歩いているのを見た、とかの証言も。それを調査し始めた人々は、想像を絶する恐怖に遭遇した。

テーマ
表「これは悪夢」肯定否定
 過失は残り続けるモノ
裏「因果応報」否定肯定

犠牲者の男性はいずれも、主人公と昔接点のあった連中ばかり、で。彼らには共有される秘密があった、昔一人の女性を呼び出しその数人で輪姦して、自殺に追い込んでいたのだ。ただ、その際には女性はホテルの窓から飛び降りた、のだが。血糊こそあれ、その死体は発見されなかった、のだ。”それ”は共有される秘密として、やがて忘れていた…のだが。仲間の一人が死んだ時、その痕跡が不意に、そこに残って居た。
何故そんな事をしたか?というと、その前に、その女性は大手の科学企業「帝」の社長、その情婦だった。しかし、社長はその情婦を疎ましく思い始め、”その”処理を彼らに依頼したのだった。彼らはその後、その社長の後ろ盾もあって相応の地位を手に入れる、が。殺されたのはその中の一人、だった。
調査?していくウチに、一人、また一人と殺されて行く。足取りを調べると、ほぼ必ずかホテルに”二人”で滞在し、そしてその相手の女性は消えている、という事だった。多くはラブホテルだったが、一人はビジネスホテルに滞在しており、そこに記録された名前が、その「娼婦」の名前だった、主人公は戦慄する。
やがては、化学企業「帝」の社長から電話が来る。そこで驚く事を聞かされる。自分の周りでも死んでる奴が出た、お前何か知らないか。あの女が生きている?それは有りえない。あの女の死体は・・・そいつらも死んでしまったが、私がその部下に命じて処理した、溶解液で溶かしてしまったから痕跡は残らなかった筈だ。お前、誰かに喋ったんじゃないのか?

過去の話をしていると電話の向こうで驚く声が。「お前は・・・そんなバカな・・・う、うわあああっぁあ!」と言う声で、電話は切れてしまう。その間に聞こえた女性の恨みの声を、主人公は覚えていた。

主人公は理由もなく、夜の街を逃げ続けるが、不意に現れる女性の影。やがて袋小路に陥り、振り返ると女性が立っていて。女性は服を脱ぎつつ愛を語り、主人公に近づいてくる。自分だって好きであの爺の相手をしてた訳じゃないのよ、貴方だったら…助けてくれると思ったのよ、だから。主人公はそれと共に体が動かなくなり、椅子に座り込む形に成り。そこに女性が騎乗位で乗り上げつつ、しかし。女性はやがて溶けだしていく、それに触れると主人公も溶けだしていって、やがて主人公は白骨死体を抱きつつ熔解し、絶命していた。


end