ストリード

「ゲゲゲの鬼太郎 〜鬼子と鬼手〜」仮
 ふとゲゲゲの鬼太郎実写映画にネタなんか考えてみる。

2010/05/25
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「ゲゲゲの鬼太郎 〜鬼子と鬼手〜」
 概略 水木しげる氏原作漫画の実写映画

コンセプト「居てはいけないけど居る物達」

ハード的テーマ「妖怪忌憚」否定肯定
 「ゲゲゲの鬼太郎」と言う物語自身、比較的漫画的でヒロイックな面が有るが、その或いは本来の「妖怪」と言う物の本質に迫る様な描写に注力する。

ソフト的テーマ「影ながら人々を守る者達」肯定否定
 鬼太郎ほか、人間らとは相容れずに人の世界の片隅で暮らしている存在が、それでも人間らを守る為に奮闘する、と言う様な物に価値を感じる。

目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート

タイトル「ゲゲゲの鬼太郎 〜鬼子と鬼手〜」 作:森宮 照
説明 主人公が迷い込む?森の中に、気付くと見える怪しげな屋敷。鬼太郎と遭遇。
行動 自分の親が経営する会社?が好ましい状況じゃない。それ妖怪の仕業やしれん。
事件 鬼太郎やネズミ男など比較的人間らしい連中による調査の結果、取り憑きが。
解決 鬼太郎らにより取り憑いた妖怪は人里離れた地へ追いやられ、そこで倒される。
オチ 会社が回復、御礼を言いにその森へと出向くが屋敷が無い。ただ視線は感じる。
表テーマ「主人公の少年を助ける」否定肯定
裏テーマ「妖怪は実在する」肯定否定

プロット
主人公の少年の親が勤める会社、その社長が取り憑かれたのが「酒天童子」と言う鬼。
会社は中堅の、しかし二部上場の家電屋で。この所何故か不満の高い商品ばかり出す。
今の社長になり、業績が好調になって。一部上場も検討中、から社長が少し横暴に。
故に業績は悪化、リストラこそ避けられている物の給料は下降気味。母親は危機感。
暗い空気を払拭しようと、父親の進言でキャンプに。母親は反対するが主人公も賛同。
が、家族でキャンプに行くが晴れない雰囲気。何をやるにしても母親が安くあげよう、
それで少しギスギスしてて。少年はいたたまれなくなり、一人森の中を彷徨う。
すると、ちょっと怪しい霧の中に迷い込み。誰かが見ている?様な気配の中で、
やがて木の上に作られた家を発見。郵便屋がやってきて、見ると一つ目小僧?で、
ビビる。郵便屋はそのまま消えていくが、その家主が主人公に気付く。招いてくれて。
が、中に入ると片目から目玉は出るはしゃべるは壁は歩くはと。リアル妖怪だらけで。
気付くと自分の隣に可愛い女の子が居て笑顔。鬼太郎、心配いらない座敷童子だよと。
主人公にくっついてるらしく、主人公が困ってるのを見て、連れてきたらしい。
とは言うが妖怪にウチの会社やばいんです、とか言っても「ウチら人間界の事には、
あまし詳しくないなぁ」「いやそこで私の出番ですよ。社長の弱みを握るとか?」
「それは駄目だろうネズミ男」等のいわゆる妖怪の会話には打開の糸口は無さそうで。
しかし、詳しく話を聞くウチに、鬼太郎の目玉オヤジがそれは酒天童子かしれんな、
みたいな話に成って。蘇ったのかもしれん、放置すると良くない、と言う話に。

そんな訳で調査の為に、人間界へと出向く一行。ちょっと格好として目立つので、
なるべく変装を試みるが正直あまり効果が無い。動けるのは夜だけ、目玉オヤジが、
鬼太郎と共にメインで行動する、みたいな感じで会社の調査に入る。主人公は、
学校に行かねば成らず会社の案内とか?は主人公の父親に依存するしかないが、
父親としては会社の社長が妖怪に取り憑かれている?としてもどうにもならない、
そんな感じで諦めムード。あまり騒ぎを起こさないで欲しい方向。しかし夜になり、
妖怪らが大っぴらに活動できる様に成ると会社の廻りで蠢く悪鬼ら多数。やっぱり、
で戦闘、相応倒すが直ぐに逃げられる。酒天童子の手先らだ。もはや間違いない。

一方社長の方、闇から伸びる手に脅えている?感じ。それに頭を掴まれると抵抗が、
出来ない。「心配するな、悪いようにはしねえよ」ビクビクしつつ言う事を聞かされ。
最初の頃はそうでもなかった、むしろ操ってるのはこっちと言う感じ。先代から、
なんか引き継いだ「鬼の手」。これを操って会社は大きくなったと言うが。先代は、
原因不明の病?で死亡。引き継いだ鬼の手を操って社内を統制し市場を操る感じだが、
そのうち言う事を聞かなくなってきて、逆に支配され今のありさま。逆らったらまず、
間違いなく先代と同じ事になる、その悪夢に脅える日々。ともかくその鬼の手は、
鬼太郎らの存在を知覚し追い払うか時間稼ぎを画策する。

もちろん鬼の手は「酒天童子」の”一部”で。昔話で首を落とされ倒されたと言うが、
実際には体も首も生きていて、それぞれバラバラにされ封じられた、と言う。それは、
元の一つに戻る為に他の封印を解こうとしていて、その為には力を蓄えねば成らない。
この会社の先代、鬼の手の”封印”を解いた奴に仕えているウチに力を付けたそれは、
現在本来の願いを叶えようと画策している。可能な限り早めに他の体を探して元の、
一つに成らないといけない衝動があり、社長はそれに操られている感じ。

具体的には、自分がそうだった様に人間界に”不満”を充満させると自分のような鬼、
それを蘇らそうとする連中が現れる。それを喚起する為に世間へ「不満」を発生させ、
他の体の封印を解かせようと言うのが今の「鬼の手」の方向性。故に益々会社の商品、
それは好ましくない物になり、反対勢力は鬼の手の力で押さえ込まれ、やがて主人公、
その父親も殺されそうになるが、その辺で鬼太郎らにより「鬼の手」の正体が判明、
彼らの攻撃に晒されてたまらず鬼の手は逃げ出し、追い掛ける鬼太郎ら。それまでに、
十分な調査がされているので。それはおびき寄せる為の策略で。人気のない妖怪らの、
その森の中に逃げ込んだ所で捕まり、暴れるそれは鬼太郎らによって封じられて、
「鬼の手」騒動は、そうして終息する。

主人公の会社はそんな感じで、社長に取り憑いていた「鬼の手」は消えた事で元の、
普通の商品が売られる様に成って建て直る方向。リストラの危機も去り、母親らも、
鬼太郎には感謝せねば!で「また逢いに行くから」とか手紙を出す。受け取る鬼太郎、
苦笑気味に「それは無理かなw」。少年らが同じ場所へ出向いても、その森は元の、
何の変哲もない森で。座敷わらしも出てこなくて、正直夢だったんだろうか?とも、
今に成ると思える中で主人公は誰かが自分を見ている様な感覚になり。「でも・・・、
居るよ。居たんだから」とか言って、オチ。


end