ストリード
「着物縫います」仮
 朝の連続TV小説に今、奇妙にプレッシャーを与えられてる人は多いとは思うんです。

2011/11/16
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「着物縫います」仮
 概略 NHK朝の連続TV小説

コンセプト「余計な御世話」

ハード的テーマ「昭和初期の女性達」肯定否定
 昭和初期の女性らの日常風景を中心に、その頃の文化とか。

ソフト的テーマ「嘘です」肯定否定
 最初から最後まで架空の物語であって、事実っぽく書いてるだけです。

目的 視聴者の皆様今日も頑張りましょう
それは無い 実は実話

ディレクターノート
概容
今では有名なブランドに成ってると言う架空の着物屋を舞台にして、それを一代で創り上げた女性の波瀾万丈の半生を描く。
「金井屋」とか言う呉服店。

プロットラフ
 第二次世界大戦が終息し、復興に向かおうとする東京。その下町で、親を戦争で亡くした娘、金井 津根(かない つね 16)は。幼い弟妹をなんとか養わねば成らず、親の残した反物を使い、なんとか呉服屋”らしき事”を始めた。拾い集めた着物をバラしてそれに反物を縫い合わせて(パッチワークのように)安く創ると言う方向で、どうにかこうにか生活が成り立つように成ってはいくが、毎日ぎりぎりで有る事は変わらない。それでも兄妹、力を合わせてそれを堪え忍ぶが、敗戦からの復興により「ゴミ」が処分され、安い反物の入手が困難になり、また復興により流通が活性化する事で自分の所の様な小規模な店は大手に押され需要が激減。彼女はやむなく店を閉め、仕立ての腕を武器に大手の工場に入社。そこで安月給ながらもなんとか奮闘、しかし学の無さは埋めようが無く、辛い格下扱いが続く。やがてはまた小さな自分の店を再開する!それだけを心の支えに耐え抜く日々。
 更に、やがて洋服の普及が始まり、呉服屋自身が経営困難へと陥り、津根もまた、退職金さえ出ないまま、解雇されてしまう。幸いと言うか、その店の売れ残っている反物を退職金変わりに適当に譲り受けた彼女。時は空前の洋服ブーム、以前のような着物がまた安く手に入る様に成っていて。しかし今回は敵?が洋服で、今まで通りの着物を創っていたのでは恐らく勝ち目が無い、と言う事から売上も振るわず兄妹らと共に思案の日々。それでもやがて、かつての彼女の技を知っている人が、彼女に着物の発注をしてくれる。それは結婚式での華やかな着物で、彼女はだから、「これからは高級品!」と言う事で、割と彼女なりのセンスにより高額な和服をオーダーメイドで創る方向へと入る。

 これが当たる事で、「金井屋」は次第に成長を始める。日常生活での服装は完全に洋服に替わっていくが、やはり冠婚葬祭での和服の需要は衰えず。”そこ”に絞っていく事で、洋服とは多少違う安定した客層を得る事に成功。弟妹達も大学を卒業、それぞれ自分の道を歩み始める中、彼女も取引先の人と少し遅い結婚をして、やがて店は幾つもの支店を構える大手へと成長していった。
 自分の子供らが大学を卒業する様になる頃には、日本は空前の好景気?に沸いていて。その波に載って、彼女らはお得意様のお金持ちとも付き合いが増え、次第に贅沢な暮らしに成って、危ないとは思いつつも財テクに走る方向。やがてバブル崩壊、彼女の店も大きなダメージを受けてしまい、失意の中。ふと、物置の中に最初の店の看板を見つける。思い出す様に、また、着物を作り始める津根。何度目か解らないが、明けない夜は無い、そう呟きながら、彼女はまた、再起を始める。

テーマ
表「明けない夜はない」肯定否定
裏「主人公を助ける」否定肯定

end