ストリード
「辺境ちんじふ騒動記アニメ その1」仮

ニコ動で一部で非常に有名?な、某MMD紙芝居と、あの・・・うん・・・(;'∀')
例によって、一話?分位のシナリオ的な物を描いては見る・・・

掲載 2015/10/23
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「辺境ちんじふ騒動記アニメ その1」仮
 概略 アニメネタ

コンセプト「あのキャラが動いてる」

ハード的テーマ「頑張ってる人々」否定肯定
 結構のほほんとしてますが、頑張ってます

ソフト的テーマ「手描きの味わい」肯定否定
 手描きによるアニメの良さ、そう言う

目的 商業的成功
それは無い ホッポちゃんが出ない

ディレクターノート
「辺境ちんじふ騒動記」を、割と本格的な手描きアニメにした、物。
「艦ほり!」のスタッフ?を使って、手描き感の有る感じに?

一応、吹雪が大和の魂を宿してる?のを匂わせる所、までで一区切り、的に。

プロット案
 現在、深海棲艦の出現により人類は未曽有の危機に直面していた。辺境ちんじふは本来の前線より幾分遠い所には有ったが、ヲ級の漂着を期に、やがて危機?を迎える。敵との遭遇戦が増えていく。
 敵が戦略的に意味の薄い、この場を攻めてくる理由その他がハッキリしない状況で、哨戒任務を強化しつつ、何故か頻繁に発見される座礁した仲間艦艇(中央から増援として派遣されたが途中で中破するなどした?とか、単にドジッたとか)を増やしながら、中央への思索を続ける提督。
 解っている事は、このちんじふには開かずの倉庫があり、そこは着任当時から「開けるな」と言われてきた場所だと言う事で。中央に聞くと、「空くなら開けて?」と妙な返答。確かに試みるも、簡単には開かない。
 「開かずの倉庫」を開く試行錯誤の末に、秘書艦の吹雪が何故か、昏睡状態に陥る。どうもこの場は吹雪に通じる話らしい、その調査はそこで、一時中断される。

的な感じに、作中のエピソードを埋め込んでいく様な構成。

end


辺境ちんじふ騒動記アニメ
シナリオ一話草稿
前フリ
「我が国は、未曽有の危機に直面していた。謎の深海棲艦の襲来。それに立ち向かうべく誕生した、戦艦の魂を宿した「艦娘」達。これは艦娘と深海棲艦の戦いを描いた、壮大な叙事詩である・・・」
OP
なんか割と壮大な、世界を覆う危機、押し寄せる深海棲艦、迎え撃つ艦娘、激闘の果ては如何に?!的な、フルアニメがあって。

第一話「辺境の鎮守府」
吹雪:えー・・・なにそれ・・・?そんなご大層な・・・
 良い天気。なんか海の向こうを見つつ、非常に迷惑そうな吹雪の呟き。

吹雪:それで、私は何をすればいいんでしょーか?てーとく。
執務室で、いささか不満げな吹雪。部屋の一角に畳を敷いた部分があり、寝転んでTVを見てる提督。
提督:んー、まあ適当に、後は流れでお願いします・・・
吹雪:八百長かっ!
ちょっと怒る
吹雪:一応、あーんな壮大なOPから始まってんですよ?なんかやらないとほら…まずくないですか?
提督:なんでー?んなもん上の都合でしょー?こんな辺境に何を期待してんだか知らないけどさ、ふつーでいいよふつーで・・・
吹雪:普通・・・
提督:取りあえず、いつもの哨戒任務お願いねー?なんかあったら呼んで―?
吹雪:はあ・・・

哨戒任務中の吹雪。天候も良く、波も穏やか。敵影はまるでなく、カモメその他も飛んでいる。
吹雪:まー確かに?こんな辺境にくる敵なんか居ないけども・・・。(OP回想)ああまで言われて何も有りませんって訳にも・・・あれ?
遠くの方で、カモメが群がってる所がある。ヲ級の頭の帽子が必死に追い払ってるが本体はあまり動く気配無し。吹雪が近づくとカモメは一時的に離れて行く。ヲ級の帽子がなんか、安堵するような懇願する様な感じで、吹雪を見ている。
吹雪:し、深海棲艦?!なんでこんな所で行き倒れに・・・?ど、どうしよう・・・?と、ともかく沖へ・・・!
吹雪、一応ヲ級を曳航していく。「お手数おかけします」みたいなヲ級の帽子。

近場の海岸に持ちあげて、顔を覗き込む。
吹雪:イ級とかなら知ってるけど・・・大きな帽子・・・これ空母だ、敵の正規空母なんて初めてみたなぁ・・・
まじまじと、ボディラインとかにも視線が。
吹雪:…この辺とか、食べたら美味しいんだろうか?
不意に、怪しい笑みで呟く。不意に目を覚ますヲ級。
ヲ級:クウナー?
吹雪:…あ、生きてた


場面変わって、那珂ちゃんが航海中。
那珂:いやー、この辺は良い所だねぇーまったく・・・
回想、司令部の面々を前に、なんか大破撤退が立て続く事を責められてて。最後に解体か左遷かどっちが良い?とか言われて。「とりあえず左遷で」とか、怯えつつ答えて。
那珂:なーんて理由で無ければ、最高なクルージングだったんだけどな・・・
とか、ちょっと笑えない笑みを浮かべていると、後ろから声を。
イ級:チョットスイマセン、ミチヲタズネタインデスガ
那珂:はいなんでしょー艦隊のアイドル那珂・・・
とか振り返るとイ級が至近距離でずももー!と。
那珂:いやーそんなアニメのPVみたいなー?!
とパニクってる所に、突然、提督のライダーキック的なケリで、提督と共に水中に沈むイ級。あっけにとられる那珂。

>一応、この辺で提督とイ級との、なんか水中でのハードな格闘戦があり、提督が勝利してしまう。

ヲ級と吹雪が鎮守府に帰ってくる。
吹雪:それじゃ、何も覚えていないと
ヲ級:アア。イチオウ、クウボヲ級トイウコトハワカッテイルガナ。オマエラガテキトイウニンシキハ、ナイ
吹雪:提督なんていうかなー・・・ははまあ、取って食う様な事はしないと思うけども・・・(ちらっとヲ級を見る)
ヲ級:・・・ヲマエ、ナニヲミテイル?
 ちょっと危機感を感じる様な感じで身を隠すようなヲ級
吹雪:や、やだなぁそんなヲ級さん、どっかの薄い本じゃあるまいし・・・ちらっ
ヲ級:ウ、ウスイホン・・・?
吹雪:・・・あれ?
 へんな空気が流れる二人の前方に、桟橋。那珂ちゃんと提督が居る。提督は上半身裸の状態で、二人に気づく。
吹雪:て、提督?!何してんですか、誰ですかその人ー?!!

夕暮れ時の桟橋の上で、4人、会話。
提督:そーか、ヲ級君は記憶喪失か・・・それはしょうがないかなぁ。
吹雪:まあ、視た所無害なようですし、暫くは。
提督:そうだね。いやー・・・今日は色々あるね、沖に漁に出てたら、イ級にも遭遇しちゃうし・・・
那珂:一瞬死ぬかと思いました・・・色々な意味で・・・
吹雪:所で、その方は?
提督:ああ、中央から派遣されてきた、軽巡の那珂君だそうだ。
那珂:これからよろしくね?ふぶきん。ここではふぶきんの方が先輩だからね、仲良くしよ?
吹雪:えー(なんか嬉しそう)じゃあ…。
吹雪:(ちょっと表情変えて)おい那珂、メロンパン買ってこい、クリーム入ってる奴な
那珂:・・・ん?
少し、変な空気。

那珂の元居た鎮守府。
神通:大丈夫かしら、那珂ちゃん・・・
川内:大丈夫だよ!それより夜戦の時間が近いよ?!
神通:心配だわ・・・年下に先輩風ふかせられたりイ級に襲われたり提督が変態だったりしないかしら・・・
川内:大丈夫だって!それより夜戦しよ?!
神通:・・・かわちゃん、心配じゃないの?
川内:全然?!それより夜戦しよーよ、ねー早く!

那珂:神ちゃん、かわっち、私、頑張ってるよ・・・!?
鎮守府に歩いて帰る途中、最後尾、呟く様に。
提督:まあ、今日はお客も多いからね、少し盛大にやろうか
吹雪:良いですねぇ
提督:釣果も良かったしね、新鮮な海の幸、獲れたて。
とかいって、デカいイ級をどっからか引っ張り上げる。周囲の冷めた視線。
提督:・・・あ、間違えた、こっち(と言いつつ、適当な大物の魚を)。
那珂:いつ捕ったんだろう・・・あの状況で・・・
提督:いつもの事です、気にしたら負けなんです
ヲ級:ココハ…ドコダ…

アイキャッチ

第二話「流れつく者」
本部。
「辺境の、”あの”鎮守府の監視から、定期報告です。那珂が着任、イ級迎撃。また記憶喪失のヲ級が漂着した…と言う事です」
「ヲ級・・・?不味いな…だが迂闊に騒いで敵に知られる訳にはいかん・・・よし、他にも余ってる連中いたな?そいつらを上手いところ戦力へ廻せ、また監視を強化」
「了解しました・・・。しかし、なんであんな所で」
「船が沈んだ場所など、どこでも同じような物だ。そこに居たんだ、しょうがない」

那珂と吹雪で哨戒任務
那珂:まーでも良い所だよねここは。波も穏やかだし、敵も居ないしさ
吹雪:そーですよねー、那珂さんが居た所は、激戦だったんですか?
那珂:そう、迂闊に歌も歌わせてくれなかった・・・、私アイドルなのに・・・!
吹雪:・・・は?

ヲ級と一緒に、のんびりTVを見ている提督。
なんか番組で「君の名は」とかやってて
提督:そう言えばヲ級君、正規の名前って解らないの?
ヲ級:キオクニハナイナ、オモイダセナイ
提督:形式だからね、何が良いかな・・・そうだ。
立ち上がり、真面目な顔でヲ級を見つつ。
提督:マンボウ、とかどうだろう?
ヲ級:ソンナ、スグシニソウナナマエ、イヤダ・・・

哨戒中の二人
吹雪:ア、アイドル…そ、そうだったんですかぁ、へー聞いてみたいなぁ(社交辞令)
那珂:え、そう?そーかそれじゃ歌っちゃおうかなぁ・・・!それでは行きます、那珂ちゃん、恋の2-4-11・・・!
吹雪:…あれ?え?もしかして漂流?!
 吹雪、那珂の後ろの方に何か発見し、急いで駆け寄る。那珂ちゃん、少し黄昏る。
伊168が浮いてる。

鎮守府まで伊168を曳航してきたらしい。桟橋に引き上げ、様子見。
那珂:潜水艦、だね。どうしたのかな?
吹雪:潜水艦ですか・・・(体をまじまじと)なんていうか・・・こう・・・
那珂(ちょっと違和感を感じつつ)と、とにかく提督に報告してくる、待ってて?
吹雪:ちょっと待ってください!その前に!
 行こうとする那珂を割と真剣な表情で呼び止める吹雪。ちょっと緊迫した空気。
吹雪:(ちょっと目の色がおかしい)味見を・・・味見をしなくては・・・!
那珂:起きろ!(手刀で額をごん!と)

やがて眼を覚ます伊168.
伊168:う・・・ここは・・・?
那珂:あ、起きた?良かった、ここはね・・・
吹雪:(なんか寝てた状態から飛び起きて)味見を!
那珂:ゴメンだまって?(ごきっ)

執務室
提督:本部から左遷・・・もとい、派遣されてきた?
伊168:はあ(消沈、気を取り直しつつ)・・・日本海軍潜水艦、伊168です、イムヤって呼んでください。
提督:よろしく・・・しかし、何だってこんな辺境に?
伊168:そ、それは・・・ですね・・・
吹雪:(なんか那珂ちゃんに縛られてる状態で)潜れないんだそうです。潜水艦なのに
伊168:ひぐっ!
提督:ああ、それで・・・
伊168:う・・わああんん!!(走って執務室を出ていく)
那珂:あー泣かせた・・・
提督:俺なの?今の俺のせいなの?!

陽もどっぷり暮れる中、イムヤ、海を見つつしゃがんで。
伊168:潜水できない潜水艦なんて、意味ないよね・・・、私なんて大人しく、解体されてればよかっんだ・・・(ぐすん)
ヲ級:(不意に近場に立って)マア、ソウオチコムナ
伊168:はい・・・(顔を上げつつ)く、空母ヲ級?なんで居るの?!
ヲ級:ワカラン。ジブンモヒョウチャクシタンダ。ジブンガナゼココニイルノカモワカラン。ワカッテイルオマエノホウガ、マダマシダ
伊168:そう・・・あなたも苦労してるんだね、うん、自分も頑張る・・・
るーるー的に、なんか感動っぽいシーン
それを見守る提督達。
提督:うん、もう大丈夫だな
吹雪:何が?!

伊168:(少し元気に)それじゃ哨戒任務行ってきますー!
提督:お疲れさまー。
吹雪:で、提督は何を?
提督:へ?テレビ見てる
吹雪:たまには建造とかしたらどうです?
提督:建造・・・?どうやったっけ?
吹雪:確か、材料は(レシピっぽいのを延々と)
提督:それは違うモノを作りそうだな
吹雪:じゃあ、告げる!汝の身は(呪文っぽいのを延々と)
提督:それは面倒が始まりそうだから止めよう
吹雪:提督も考えてくださいよ!
提督:うん、ウチにこれ以上戦力は要らないと思う
那珂:(苦笑しつつ)ここは今まで、ふぶきんと二人きりだったの?
提督:僕も着任して間もないからね。もう一人駆逐艦が居たんだけど、前任者の命令だって挨拶も交わす前に遠征に出ていっちゃって、それっきり。
那珂:なにそれ・・・?(困った顔)

夕刻、不知火の影。
不知火:帰ってきたのね・・・またここに・・・
不知火の笑み。


ED
月夜。ハードボイルドな提督と、それを支える吹雪と言う感じの絵に、他の、苦闘に抗う憂いを秘めた幾人かのキャラの絵を重ねて、やがて夜明け、みたいな。

次回予告
新たなメンバーを迎え、鎮守府もにぎやかになった矢先、現れる怪しい船影、それは鎮守府に何をもたらすのか。次回、「ジャマイカから来た者」、ご期待ください!



end