人力発電所
 「働く」と言う時、現代では何を意味するのか?

2010/01/12
森宮 照


ストリード
プロデューサーシート
タイトル「人力発電所」
 概略 人の力で電力を起こす発電所

コンセプト「これは仕事です」

ハード的テーマ「人力で発電する」肯定否定
 参加者(従業員)が自転車を漕ぐ事でダイナモを回し発電する場所。発電機構や効率は外部のハードを使うので人の力?では無いかも知れないが、知恵は知恵で人の力。

ソフト的テーマ「娯楽には価値があります」否定肯定
 発電する事で参加者が得られる給料は正直微々たる物だろうが、それを何に使うのか?と言うと「TVゲームを遊ぶ為」だったりして、そういう物が無ければこの機構も意味が無い、娯楽は大事ですと言う。

目的 末端への補填と経済的貢献
それは無い 目的を達成しない


ディレクターノート
テーマ「働けばお金が貰えます」否定肯定
 まず、「電気を発電しその電気を他人が使うなら、それは”働いた”と言う事だ」と言う前提を。

 想定では、商業施設の片隅に設置して、その施設で使う電力を補助する為に存在する。
 「ダイナモコーナー」と銘打ち、自転車に発電機を搭載した物を並べる。
 発電自転車には、振動発電機構と通常のダイナモとまた電磁コイル発電機構など、とにかく効率化を。
 その自転車に、発電力のメーターを付ける。 発電した電力に応じたお金を参加者に支払う。
 その自転車には、誰でも乗って使う事が出来る。発電力の対価は、使用する商業施設が支払う。
 ※かなり適当な想定では、5分で100円位には成るのではないか?と考えては居る。
 発電された電力はバッテリーに蓄電され、対象の商業施設の電力を補助する目的で供給される。
 それにより、参加者はお金を得られ、商業施設は火力発電などによる従来の使用電力を低く押さえられ、地球環境への貢献や電気代の節約や、または「自転車を漕げるなら誰でも良いので就職先を失った様な人々の当面の糧を稼げる場所」にもなり、経済的な貢献や社会環境、治安等の改善にも繋がる。

イメージとしては、TVゲームを遊んでいた客がお金が足りなくなり、「ちょっと稼いでくる」と言ってそのダイナモコーナーで小銭を得る、そういう状況を想定。「これを認めずお金を支払わない事が景気を悪くしているのだ」と思う。

end