ストリード
「墓の前の猫」仮
ちょっとフライングっぽい感じはあるが。とある猫の話を不意に思いつく。人間は猫じゃないが、これは。
2015/02/11
森宮 照
プロデューサーシート
タイトル「墓の前の猫」仮
概略 実写ドラマネタ
コンセプト「時は戻らない」
ハード的テーマ「日常の風景」否定肯定
非日常的な、あまり表には出ない日常。
ソフト的テーマ「歴史の裏側」否定肯定
それがそうである理由は、意外な所にある。
目的 悪い状況の打開
それは無い 人間は動物です
ディレクターノート
「猫の話」
あるお墓の近くに、猫が住んでました。
お墓には、時々饅頭が一つ置かれていました。
猫はそれを見つけては食べていたのだけど、
不思議と、墓の前に居ると饅頭は出てきません。
なので猫も学習しました。一定時間その場に行かなければ良い。
と言う状態が何年も続いていて、猫はそういう物だと思い込んでいたけど、
ある日から、ぱったり饅頭は、その場に出なくなりました。
暫くして、気づくとその墓の隣に新しい墓が立っていました。
猫は今日も、その周りで饅頭を探しています。
この話を土台的に、話を構築する。
少女がある日、饅頭を咥えて走っていく猫を目撃する。
少女にとっての日常と、その中で起こる問題が、
その猫の話と、不思議とシンクロしていく様な。
猫は最後、少女に飼われる事になるのだが、それでも墓の前に出向いて。
そのまま、墓の前で丸くなって眠る様になった。その様がなんか饅頭っぽい。
「そういう物かもしれない」とか、そう言う理解で。少女は実はされていた事を、
自分もする様になった、か。
「猫の話」の土台は、「同人と言う環境は、昭和天皇の購買によって支えられていた」と言う想定を元にした現状を表現したモノ、だが。
やっぱり、劇団かなんか、だろうか。
メンバーとして、舞台に立つ為に頑張ってる、まだ練習生の若い少女、とか。
少女がここに所属してる理由は、ぶっちゃけ、他に入る所が無かったから。
良くも悪くも、戦中戦後の苦闘の光景が主な題目。右翼系とか良く陰口があって。
そこに所属している事で良い評価が無い。続ける意義も、だんだん薄れてきて。
そこで良く来る客のおじいさん辺りと懇意になり、そのおじいさんから色々話を聞く。
この劇団は何故あるか、何を目的にしているか。お金の問題じゃない。忘れない為だ。
自分なりの、罪滅ぼしの様なモノだ、ここに来るのは。そのおじいさんが言う。
少女なりの、続ける意義?みたいな物を見出しつつ、トレーニングを頑張る訳だが。
しかし、やがて、そのおじいさんが姿を見せなくなる。それから暫くして、
お客も極端に?少なくなっていく。以前に来ていた人と偶然、町で会う事があり、
「なんで来なくなったの?」と聞くに、彼らは雇われていたサクラ、だったらしい。
ある大企業の会長だった。亡くなって、後を継いだ人も、その事実は知らなかった。
劇団のリーダーに聞いてみると実はおじいさんと知り合い。かつての部下とか何とか。
おじいさんも亡くなった、人気もないし、ここで自然解散するつもりだった、と言う。
劇団としての出し物では、もうお客は呼べないと言うのが、なんとなく解って来て。
この辺で、猫が、墓の前に居る。墓が増えて?いる。猫はなんか寂しそうに鳴いてる。
それまでに、少し話が重なるので、何となく解る。饅頭を置く人が居なくなったのだ。
親に?話をしてみると、その辺で話が盛り上がって、継続へ向けて運動が起こるとか
良くも悪くも、スタッフが減る事で、少女も舞台に立たざるを得なく?なる。皆で、
最後になるかもしれない公演へ挑んで。良くも悪くも呼び込みをし、客は大勢来る。
演じきる事は出来て。ともかく、次も開ける、と言う事で。
みんなでもう少し頑張ろうか?って話にはなって。
また、墓の前に行くと、猫が墓の前で丸くなっている。饅頭みたい。
少女はその様に「偉いね、お前は」とか苦笑しつつ、その猫を抱えて家に連れ帰る。
その猫は今日も、何故か墓の前へ行き、そこで丸くなる。
少女もまた、劇団へ練習に行く。何とか、お客を呼ぶ為に。
end