ストリード
「機動戦士Zガンダム the ORIGIN アニメ」仮
 不意に、実は業界関係者にはZガンダムは非常に重く痛い何かだったらしい、と言う事からリメイクを考えてみたりする。思うに「ガンダムとは何か?」を、正確に把握している人は当時だって居なかった、様だ。

2011/07/15
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「機動戦士Zガンダムオリジン」仮
 概略 機動戦士Zガンダムのリメイクアニメ

コンセプト「間違いは正せる」

ハード的テーマ「リアリティ」否定肯定
 割と荒唐無稽な感じを、しかし考証を尽くしリアルに。

ソフト的テーマ「戦争の理由」肯定否定
 「何故人は戦争をするのか?」と言う所をキーにして、そこへと到る人々の葛藤その他を軸に。

目的 ガンダムのリフレッシュ
それは無い 売れない

ディレクターノート
テーマ
表「主人公を助ける」肯定否定
 カミーユは戦争に巻き込まれニュータイプの能力を発露していくがそれは修羅へと続く道でしか無かった。
裏「特別な人間とは幸せじゃない」否定肯定

機動戦士Zガンダムの、リメイク。
特にカミーユのニュータイプ能力に注目する感じで、それが決して彼に幸せを呼んでない、と言うテーマを軸にして、それでもそう言うのを求めていく人々、とかその辺を描く。それで居て、ガンダムの矛盾点は直す方向で。アムロとフラウは別れてない状態から。

なので、ジェリドが後半強化人間化して爆死するとか。
シロッコに幼少時のトラウマが有るとか。

ティターンズと、エゥーゴの抗争はやがて武力衝突へと発展した。
戦争を根絶する為に!ティターンズは強力な軍事力による締め付けを選択。
一方、それに意を唱えるエゥーゴは対立姿勢を露にし、やがて反連邦活動へと到る。
ティターンズの目的は、軍事力を持つのは我々だけで良い!という事で。
0083の時に、連邦から登録を抹消されたアナハイムは市場的な危機感と共に、エゥーゴへの密かな全面支援を決めていた。

「13番地事件」、ジオン残党を匿っている、としたコロニーへの強制捜査に意を唱えた住人らに寄る立て籠もり事件があり。確かに、実際にジオン軍残党も居たのだが、民間人はもちろんその千倍は暮らしていた。だが、業を煮やしたティターンズは見せしめ的に、コロニー毎排斥する道を選択。住人は従わなかった為、そのまま毒ガス作戦が実行、コロニー住人の殆どは死に絶えた。この事件を境にして、宇宙コロニーの多くが反ティターンズを公示するようになり、エゥーゴはそれらの強力な後ろ盾を得て、次第に連邦に匹敵する様な戦力を形成していく様になる。

第一話「黒いガンダム」ラフプロット
カミーユの暮らすコロニーは、連邦寄りの所領だったが、ただパワーバランスに屈しているだけで、決して心から従っている訳では無かった。コロニー内にはサナリィの新型MS、その開発施設があり、関連施設には多くの民間人も生活。カミーユはそんな住人の一人だった。ある日、MS開発企業「サナリィ」に勤める母親から、そこに呼ばれる。軍事施設に現れた、ぎこちない動きをする黒いガンダムMk2。出迎えた母親に、既に話は聞いていた。カミーユにはニュータイプ特性があり、ガンダムMk2は対応機だった。母親はカミーユを兵士にしようと考えたのだ。MK2が期待される性能を発揮出来ればエゥーゴに対して、いやアナハイムに対して強力な対抗兵器となり得る。しかしカミーユの中で、ティターンズへの否定感、母親への反発はそれを期に増大していた。ファの見守る中、テスト起動を成功させるカミーユ。だがその日、エゥーゴによる襲撃がある。エゥーゴはガンダムMk2を奪いに来たのだ。カミーユの中でそれで、何かがはじけた。
 彼はそのままMK2ごとエゥーゴへと投降を選択、ジェリドの乗るガンダムmk2との戦闘に勝利し、そのままファも連れて、エゥーゴへと合流してしまう。その日から、彼はティターンズとの、長い戦いへと巻き込まれていった。

この後。
カミーユとファは、エゥーゴにて微妙な待遇を受け、ともかく彼らと共に戦う事を決める。カミーユは数多の事件を経てニュータイプ能力を伸ばしていくが、その戦闘の結果で、ジェリドを退け、ライラを倒す。ジェリドはカミーユに負けライラを殺された事からカミーユへの怨念にも似た敵意をたぎらせる様になっていく。シロッコの後押しもあり、エゥーゴ討伐部隊へと編入、執拗にカミーユを追い始めるジェリド。連邦では他にもムラサメ研究所など、様々なニュータイプ関連施設が存在し、エゥーゴはガラバと連携、それらの破壊と制圧を行っていた。出現する強化人間との戦闘により、ティターンズへの否定感を増していくカミーユ。
 その頃、シロッコがジャミトフ中将の補佐に付き、優秀な統治能力を発揮、エゥーゴに取っての脅威になっていく。しかし、実は彼はジオン軍残党と手を組み、各地に散発的なテロを行わせる事でティターンズの必要性を強調する、と言う非道な事をしていて、ジャミトフもそれは黙認していた。ジャミトフにしたらとにかく軍事力による圧政を果たせればそれで良く、方法論は問わなかった。まずはともかくエゥーゴを駆逐する為には、シロッコは優秀なコマだった。

 ジオン軍残党の蜂起により、状況がティターンズ寄りになる中、エゥーゴは彼らの資金源その他を探る必要に迫られ、やがてシロッコの存在に到る。証拠を掴み、議会にて公示出来れば世論を味方に付けられる、と言う事からエゥーゴはその辺を探ろうとするが、その度にティターンズとの戦闘が勃発し、カミーユらは疲弊していく。状況が高度な政治レベルに陥り、自分らが単なるコマで、それまでの使命感の様な物が無意味になっていく様な状況の中で、Zガンダムがカミーユに渡る。それは彼の感覚を増大し多大なる戦果を上げるが、しかしそれは自分が沢山の人を殺している事が「解る」様になっていく力でもあった。苦悩するカミーユ。
 やがて、シャアによる演説が実現。ティターンズが、実はジオン残党と手を組んでいた事、その支援さえ無ければジオン軍は既に死に体であり脅威など無い事を訴え、状況が一気にエゥーゴへと傾く。しかし、それを快しとしないシロッコにより、ジオンへの働きかけと、連邦政府への強襲が起こる。そのどさくさに紛れてシロッコはジャミトフを殺害し権力を掌握。ジオン軍の脅威、ティターンズの必要性、そしてその力を公示する。だが、ジオン軍残党もただ飼われた犬ではなかった。次第に情報を収集、ティターンズの持つ切り札「コロニーレーザー」の奪取を画策していたのだ。
 コロニーレーザーの所在を掴んだジオン軍により、強襲が起こる。それを阻止する為にティターンズが集結。ジオン軍は混乱を創る為に、エゥーゴへも情報を流す。コロニーレーザーを押さえればパワーバランスが変わる?事から、三つどもえの戦いが勃発。その混乱の中でカミーユは全ての起点、シロッコを止める為に単独で戦い始めていく。彼の超感覚は、シロッコさえ倒せばこの戦いが終わる事を理解した。激しい戦闘の結果、彼を止める事には成功、やがてエゥーゴが掌握したコロニーレーザーはティターンズを焼き尽くしていき、戦いは集結した。だが、シャアは行方不明。しかしファが迎えに来た時、カミーユは何故か、シャアへ向かって、必死に制止を続けていた。

end