ストリード
「機動戦士ガンダムシード・ミラースタイル 〜ディスティニー オブ ワード〜」仮
そういえばガンダムシードには他にも山ほどMSのプラモ出てるな?と言う事なのかどうなのか。ミラースタイルの「その後」の物語をつい企画してみる。
2011/02/11
森宮 照
プロデューサーシート
タイトル「機動戦士ガンダムシードミラースタイル 〜ディスティニー オブ ワード〜」
概略 ガンダムシードミラースタイルの新作ネタ
コンセプト「過剰の怖さ」
ハード的テーマ「リアリティ」肯定否定
現実的な描写を重視しつつ物語的なドラマティックさと言うか、玩具っぽさも重視。
ソフト的テーマ「人間の枠を超える時」否定肯定
描こうとするのは普通の人間達のドラマ、なんだが。暴走する何かとか、人の力以上を求める事とか、その辺に起こりうる何か、と言う物を。
目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない
ディレクターノート
一応、1年物っぽいアニメ企画、と言う事にしてみる。
■前置き
ナチュラルは「同時に一つの事しか出来ない」普通の人間の事だが、コーディネーターとは「意図的な多重人格者」と言うか、一人の中に何人もの同じその人としての別人格が存在し、体を操る事が出来る様に遺伝子操作された人間(とは言うが、実は人格崩壊を起こす可能性がかなり高く、出生率の2%程度に意識障害者が産まれる。この事実を旧ザフトは隠そうとしていた)。それ故に、例えばMSで上半身と下半身の操舵を同時に行う事が可能で、この能力が無ければMSは基本的に操作出来ない物だったが。それをICS(インテリジェンスコンバットシステム。半自動制御機構)により打開したのがナチュラル仕様のMS。また、この多重意識に対して「ニュートリノジャマー」は反応し易いと言う新設定を追加(要するにミノ粉orz)し、ビーム形成技術にも使われる”それ”を応用して、ヒトダマの様な物が創れる、と言う事にしてみる。目に見えない”物理的な力”を、有る機能を使えばコーディネーターなら操る事が可能だ、と言う状況。
■導入
アストレイ2の後、ザフトの脅威が消えた訳ではない、と言う事から残党狩りがより重視されていて。その結果として、コーディネーターで有ると言う事が迫害対象にさえ成っている状況。MSは相変わらずコーディネーターの方が使い方は上手で、それ故ますます危険視されていき、普通の問題のないコーディネーターらはかなり形見の狭い状況に追いやられていて、逆にそれがザフトを支援する様な動きへと繋がっていた。何故か戦乱の気運は静かに膨らみ続けていた。連邦軍はより強力な兵力を求め、かつての反乱軍の軍事施設の再開発(一回埋まっちゃった施設を掘り起こしてネタを捜そうと)していて、やがて掘り出されるストライクフリーダムガンダム。同じ頃、ザフト残党の隠れ家を発見し、調査するシンアスカらは。そこに存在する「ディスティニーガンダム」を発見する。
■ラフプロット
フラガ大尉にストフリ乗って貰い、キラはそのままフリーダムで。
ディスティニーはシンアスカで。彼らが最終的にはチーム創って?敵と戦う感じ。
彼らが何か、最後の突入作戦を行い沈黙させる、とかか?
なんかアストレイ軍団wと最終決戦をする、かな>残り物>おいw>と?>コーディネーターの方が(ザフトの思想の方が)やっぱり優秀だ彼らは間違ってなかった!とかで、コーディネーターらから造反組が多々出る。その前の計画として、散発的な危機を煽り軍備を増強させそこで創らせた兵器をごっそり持って逃げ出し、一つの拠点へ集結する。新生ザフトを宣言し、連邦と対決姿勢を強めやがては全面戦争が再び始まる。
■プロット
最初は、発見された隠れ家?ザフトの小さな宇宙拠点にやってきたシン達。この辺に向かう不審な戦艦が確認されている、ザフトの拠点でもあるのかしれない、と言う事で内部調査の結果としてディスティニー発見、しかしそれを収容した時点で襲ってくるザフト残党。最初はただ運び込んだだけで、彼らから逃れる為にはインパルスとか使うが敵の戦力は結構強力で、そして執念深い。ちょっと遠くて、味方陣営まで行くには追撃を振り切らねばならず、その辺で難儀な事が多々ある逃亡劇がある。
で?なんでそんなにディスティニーに執着するか?と言うと、まあ状況を打開しうる秘密兵器がディスティニーには有るから。感覚では「見えないファング(ダークネスファング)」とでも言える物で、羽を広げた際に、コーディネーターの多重思念がそのまま分身し、見えないのでそんなにパワーは無いが、何か物理的な「衝突」を起こす機能(本来は、背中の羽から放射される”それ”により機体制御をより高機動にしよう、と言う意図の物だが、研究が進むウチに見えない塊を分離できるように成っていった)。パイロットの能力の限界までダークネスファングは創る事が可能で、対戦した相手は全くレーダーにも何も映ってない”何か”に衝突したりして、動きを狂わされてしまう。
と言う兵器は、もちろんコーディネーターにしか使えない訳だから、これを解析するとか量産する事が出来れば劣勢をひっくり返す事も可能、コーディネーターの天下来る!と言う様な奴があって、敵はディスティニーに執着する。
ともかく何とか味方陣営には到達、難を逃れる。散発的なザフト残党の反乱が各地で相次いでいると言う話で、連邦とかオーブも含め軍備増強が進むが、内部には何かの対立があり、緊張感が耐えない。
でまあ、最初はディスティニーのその辺の機能はシンには余り使えないのだが、だんだん使える様に成っていくシンアスカ。ただそれと共に戦火も拡大していって、カガリとしてはだんだん心中穏やかでは無くなっていく、と言うか。
谷。
そんな繰り返されるテロ?の不穏な空気の中、不自然な位に大量に製造されるMS達。敵の残党軍は何故か開発工場を狙おうとしない。戦力的に有り得ないからだ、と甘く見られているが、やがて開発工場へザフト軍が大挙して侵入、製造されたモビルスーツやら戦艦やらを殆ど奪って逃走してしまう。コーディネーターの一部が裏切っていたのである。
最新の戦力を数多乗っ取られた連邦としてはすぐさま追撃するが、しかしやがて敵の方にもディスティニーに搭載されているダークネスファングwとでも言える兵器を使う奴が出てきて(ディスティニーの拠点工場に資料が残っていて、その解析結果)、事実上シンアスカの乗るディスティニーガンダムが敵の攻略にとっては不可欠な存在に成っていく。
びりびりと危険が高まる戦場とか、状況。それでもやがて、戦力的に追い詰められていく新生ザフト。最終決戦、良くも悪くも総力戦、カガリは重要な立場故に残される。俯瞰的な立場で行くと同胞殺しでさえあり、しかし許容される状況でもなく。その狭間で、何故我々(コーディネーター)は進化なんかしようと思ったんだろう?とか呟きつつ、やがて始まる拠点攻略戦。激闘の末に、キラやフラガなどの活躍により要塞は陥落、ディスティニーガンダム?は敵の戦力を倒す事に成功し、脱出してきて。
他の連中も何とか生き延びるが、被害は甚大。コーディネーターとナチュラルの確執は結局埋まらず、状況は悪化したかにさえ見える中、カガリは。先の事はあまり考えないようにしよう、とか言う結論でオチ。
end