創作小話
「廃棄物 -アトム-」
掲載 2016/08/03
森宮 照
とある博士が、生物の細胞を活性化させ、増殖させる方法を編み出してしまった。が、それは倫理的に好ましく無い、と言う事で学会に否定された。博士は何とか有効な実例を創ろうとして、独自に研究を重ねてしまう。
第一形態
が、それにより増殖/大型化してしまった原始の超生物「アトム」(アシカ的な、小さな海獣)がちょっと凶暴に成って、手に負えなくなる。バレると問題になるだろうから、海に捨てた(流石に殺すのは忍びなかった)。
アトムは変質の結果、特定のやたら栄養価の高い?餌しか受けつけ無くなってた。博士はだから、まあ直ぐに死ぬだろう、可愛そうだがやむを得ない、学会の連中が俺を認めないのが悪いんだ、と思ってたが。
しかしアトムはその後、海の中で飢えから、博士へ助けを求めようとする。臭い?を頼りに博士の研究所へ再び現れるアトム。博士は”それ”に襲われて食われてしまい、そのまま同化?してしまう。
第二形態
結果、博士の知恵?とか、そう言うのを取り込んだアトムは、研究所に残っていた餌等々を食った後、更に巨大化、今度は原発の一つへと向かう。原子炉を襲い、”それ”を取り込んでしまい、それはそのエネルギーを用い更に巨大化、凶暴化する。
第三形態
アトムの中で、博士は自分を認めなかった?日本への憤慨で、日本の首都や主要施設への敵意を滾らせ、襲い始める。それに日本はなす術もない。
第四形態
別案?
ともかく諦めたらあかん、と言う事で、取り込んでる原子炉を止められればその活動も止まる筈だ、で。構造の解析などにより「経口からの冷却材の注入」と言う手段が考案されるが、その為には、何とか横転させ、その動きを止めねばならなかった。
様々なアプローチが行われるが効果が薄い中、しかし、やがてアトムの動きが鈍くなっていく(急激な増殖と高い放射能汚染により生物としての細胞が耐えられなくなっていた)。最後の手段的に決行した在来線爆弾wが命中、アトムはバランスを崩し倒れ、そのまま、苦しそうにその活動を止めてしまう。
急いで冷却材の注入作戦が決行され、無事に成功。アトムの活動は完全に?停止する。しかしアトムのしっぽからは、何かの”違う姿”が生えていた(博士の無念と言うか、こんな筈じゃ無かった、もっと、的な)。
しっぽ
end
ストリード
プロデューサーシート
タイトル「廃棄物 −アトムー」仮
概略 怪獣映画
コンセプト「怨念」
ハード的テーマ「巨大怪獣が都市を襲う」肯定否定
要するに怪獣映画の王道的な
ソフト的テーマ「人間の愚かさ」肯定否定
可能性につい向かってしまう、愚かさと恐ろしさと
目的 商業的成功
それは無い 怪獣が出ない
ディレクターノート
とある博士が、生物の細胞を活性化させ、増殖させる方法を編み出してしまった。が、それは倫理的に好ましく無い、と言う事で学会に否定された。博士は何とか有効な実例を創ろうとして、独自に研究を重ねてしまう。
が、それにより増殖/大型化してしまった原始の超生物「アトム」(アシカ的な、小さな海獣)がちょっと凶暴に成って、手に負えなくなる。バレると問題になるだろうから、海に捨てた(流石に殺すのは忍びなかった)。
アトムは変質の結果、特定のやたら栄養価の高い?餌しか受けつけ無くなってた。博士はだから、まあ直ぐに死ぬだろう、可愛そうだがやむを得ない、学会の連中が俺を認めないのが悪いんだ、と思ってたが。
しかしアトムはその後、海の中で飢えから、博士へ助けを求めようとする。臭い?を頼りに博士の研究所へ再び現れるアトム。博士は”それ”に襲われて食われてしまい、そのまま同化?してしまう。
結果、博士の知恵?とか、そう言うのを取り込んだアトムは、研究所に残っていた餌等々を食った後、更に巨大化、今後は原発の一つへと向かう。原子炉を襲い、”それ”を取り込んでしまい、それはそのエネルギーを用い更に巨大化、凶暴化する。
アトムの中で、博士は自分を認めなかった?日本への憤慨で、日本の首都や主要施設への敵意を滾らせ、襲い始める。それに日本はなす術もない。
ともかく諦めたらあかん、と言う事で、取り込んでる原子炉を止められればその活動も止まる筈だ、で。構造の解析などにより「経口からの冷却材の注入」と言う手段が考案されるが、その為には、何とか横転させ、その動きを止めねばならなかった。
様々なアプローチが行われるが効果が薄い中、しかし、やがてアトムの動きが鈍くなっていく(急激な増殖と高い放射能汚染により生物としての細胞が耐えられなくなっていた)。最後の手段的に決行した在来線爆弾wが命中、アトムはバランスを崩し倒れ、そのまま、苦しそうにその活動を止めてしまう。
急いで冷却材を注入する事に成功、アトムの活動は完全に?停止する。しかしアトムのしっぽからは何かの”違う姿”が生えていた(博士の無念と言うか、こんな筈じゃ無かった、もっと、的な)。
テーマ
表「諦めたらあかん」否定肯定
一人の無念が破滅的な事態を
裏「人間の怖さ」肯定否定
end