ストリード
「暗黒凱紀ツジカ」仮

 この種の「願いが叶うモノを巡る争い」って割と良くあるのに何時までも続いてますな

2013/10/31
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「暗黒凱紀ツジカ」仮
 概略 特撮変身もの

コンセプト「戦いの果て」

ハード的テーマ「闇の戦い」肯定否定
 世界の裏側で続く、魔物の様な存在の恐ろしい戦い

ソフト的テーマ「欲望の力」否定肯定
 基本的に戦士達は何らかの大義名分を掲げているが結局

目的 商業的成功
それは無い 明るい

ディレクターノート
導入
何時の頃からか、「凱機」と呼ぶ奇妙な鎧?を纏った人々が現れる様になった。
彼らは派閥を形成し、世界の裏側で奇妙な戦いを始めていて、まきこまれた一般人にも犠牲者が出る。
国家としては由々しき事態である。ともかく彼らを捕まえるなりしなければならない。
と言う事で、対策室が設けられる。主人公、名木沢 名来(なぎさわ ならい 24)もそんな一人。
しかし、その潜入調査中に名来はその「凱機」同士の戦いに遭遇し瀕死の重傷を負う。
死にかけた名来の前に奇妙な生物が現れて言う。資格がある、契約すれば生き返れるだけじゃなく、
この凱機の戦いに勝てれば君のどんな願いも叶える事が出来るだろう。彼はそれで契約し、
凱機「ツジカ」となる。彼はその力を持って闇の戦いへと身を投じて行く事になった。

プロット
物語的には、「ツジカ」に成れる主人公はその力を用いて対策室で重要なポジションを獲得し、闇の凱機同士の戦いへと乗り込んでいく事になる。ともかく、この戦いを制した奴がこの戦いを終結させる事が出来る、世界をより美しく変えてゆく王と成れる。主人公には奇妙な確信が生まれていて(怪しい妖精は他の人には見えない)。戦いとか、調査の結果、次第に明らかになっていく、古の盟約。世界を浄化せねばならなくなった時、それは現れるだろう。到達したモノにこそ、世界の王に成る力が与えられる。主人公がそう言う情報を得て行くに従い、敵の方もそれを「知っている?」状況が発生。また、凱機に対して協力者を名乗る人々?が現れて、様々サポートとか、数での助力をもしてくれる様になる。凱機に成る連中はすべからく非常に強い欲望の持ち主で、結局誰も引かない、戦いは次第にエスカレートしていくが、やがてそれまで協力関係を結んでいた凱機のチームが突如襲ってくる様な事態が勃発し、それは「お前のスパイが!」とか言って死んでいく。凱機のチーム同士に疑心暗鬼が広がり、対立は収集のつかない状況へ発展。やがて主人公の協力者も主人公を裏切る?事態が発生し、それを倒すと、何だか中身の無いロボット?の様。語り出す。「俺はお前の敵から送り込まれたスパイだったんだよバカめ」とかで、憤りが高ぶり、凱機同士の対立は更に加熱していき、ともかく勝たねば己の願いは叶わない!それだけを支えに、その苦闘を制し、やがて主人公は勝者となるが。他全ての凱機を殺した彼が、記された「勝者の間」に向かうと、そこには記録のみが残っていた。「お前らの様な欲望の権化こそがこの世界の邪悪だ。お前らは、この世から居なくなった方がいいと思ったんだ。その為に最も効率的な方法を考えた、上手く行ったようだな」とか言われて、やがて断頭台が落ちるみたいに、主人公の後ろの扉が落ちて閉まってしまう。以後、全ての凱機は消え去り、主人公も行方不明になってしまった。世界はそして、平穏を取り戻した。

変身
「凱機」に成るには、ペーパーナイフのような小刀を取り出し、それで手のひらを突き刺すと、その時流れる血によって変身する。勿論激痛は伴うし、変身後の姿は正直おぞましい、そう言って良い感じ。変身時間は行動とかダメージに寄るが、リアルに殺し合いに成るんで、非常にえげつない感じになる。

end