ストリード
「双子星」仮


良いのか悪いのか解らないが、不意にそこに有る、何かのそう言う。
ぶっちゃけ「良くある話」なのかもしれない、そんな現状。

掲載 2019/11/04
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「双子星」仮
 概略 アニメ企画?

コンセプト「願いと現実と結果」

ハード的テーマ「青春群像劇」肯定否定
 若い男女らの、辿り着いたかつかないかの、そんな軌跡

ソフト的テーマ「失った物」否定肯定
 それでも、目指した物に届かなかった時

目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート

ある青年が、一つの夢を抱いて。
”それ”に協力していく二人の女性の、何かの喪失と結末的な。

とあるゲーム会社の、社長の椅子を巡る、顛末。

”その”会社の社長の座は、ちょっと特殊で、ゲーム業界その物の未来を決め得る、そこはそんな席だった。社内、社外を巻き込む何かの覇権争いが密かに進行する中、有名ゲーム会社の創業者の息子は、その椅子を目指し、そこに、学生の頃からよく一緒に行動してたAとBの二人の女性らも協力していく。特にAの方が必死で、それはやがて最終選考的な二択になる、が。しかし、結論でその時、相手の対抗する存在の方が、一件理不尽とも見える理由で専攻に通ってしまい(高校生でこの理解なら将来は有望だ、的な)、青年の夢は、そこで潰えてしまった。

しかし、その結果に納得出来ないAは、その選考に通った少年を交通事故に見せかける形で殺してしまう。その兄は、その事故を不審に思うが証拠は薄く、結局、選考はやり直しになった、しかし。
 事態を何となく悟った青年は、それで選考から辞退してしまい、そして彼らは、やがて疎遠に成っていった。Bは何故かそのまま、Aの友人で有り続けた。次期社長の椅子の話は、時期尚早と言う事で、それで、暫くお蔵入りになる。

死んだ少年の兄は、その後、少年の夢?を継ぐ形で会社に入社し、技術を高め、曖昧に成っていた次期社長の選考に通る事に成った、が。それを知ったAは、兄に対して、密かに執拗な嫌がらせを始める様に成った。兄も次第に、弟の死に対しての、うっすらとした確信の様なモノが芽生えて行き。その社内は奇妙に殺伐とし始めた。

そこで、その兄に対して、青年の方から支援を申し出る様な形に成り、それから微妙に、攻撃その物は弱まっていった。Aは退社しつつ、その会社を常々批判してる、あまり好ましくない傾向の人々の方へ入っていく事に成り、Bもまた、彼女へ付いて行った。状況は、王の会社と外野その対立、と言う事に成っていき、出荷されるゲームはどんどんと殺伐としていく事に成り…ユーザーも離れ始めてしまった。幸い、と言うべきだろうか、Aの側は王の会社よりも早く窮乏し、やがては多額の負債と共に倒産、と言う事に成ってしまう。脅威となる組織が破綻した事で、状況は改善に向かうが、会社その体制への批判は、微妙に根強く残り続けた。

Aは、Bの部屋に居候する形で、惨めな引き籠り状態には陥っていた。ほぼ自身のキャリア、その全てを否定された状態で、失意に沈んでいる彼女の元に、あの青年が現れて、彼女があの少年を殺した事を問い詰める。それを、Bは止める様な感じ、青年もそれは理解しつつ?王の会社は、合議制に変わる事に成った。もう、王の椅子は無いんだ。そう言う事で、Aは何だか、その場で泣き崩れた。そんなAを、青年は何とか引き取りつつ、Bにも、ウチに来ますか?と聞いて、Bも了承する。

会社を巡るその騒乱は、何とか収まった。


人を殺したのに無罪放免なの?>って言う部分を納得できるだけのこう、「日常の苦痛」と言うのを、だからBの視点でAを見てるそれとして描く感じなんだろう、けども。


テーマ
表「夢を見る人々」肯定否定
 解っていても、そこに有る物は憤りと共に
裏「理解と現実」否定肯定



end