ストリード
「超人戦士ファルケイン先生」仮
 ちょっと、「玩具のCM番組なのに商品とは関係無い話」と言う奴をふと。
 …しかし、何故かどうしてもダイワマンを想像してしまうのは何故かと・・・。

2010/02/15
森宮 照


ストリード
プロデューサーシート
タイトル「超人戦士ファルケイン先生」
 概略 アクションフィギュアのセット玩具とそこに付属する物語

コンセプト「物語は玩具の”お守り”です」

ハード的テーマ「フィギュアセット」肯定否定
 商品内容としては、百円ショップなどで有るような小さめのアクションフィギュアの集合とか、ばら売り製品のセット物。それを使って自由に自分に必要な物語を創る様な奴。別にフィギュアだけじゃ無くてロボットとか飛行機とかも有るが、基本的には基本フィギュアセットに対して統一感を持つ。

ソフト的テーマ「物語の存在と玩具は違う物」否定肯定
 ヒーローや敵のスタンスは玩具側の設定と共通項は有るが、実際には物語側の奴とはかなり”ズレ”があり、物語は「利用方法の一例」として存在する。

目的 物語性を持たない玩具の普及と理解
それは無い 物語制作側と玩具側で整合性などで喧嘩が始まる

ディレクターノート
 使用する玩具として、架空の「超人戦士ファルケイン」と言う奴を想定。ファルケインと言うヒーローの小さなアクションフィギュアと、ザコと。怪人らのフィギュアがセットに成った物が基本セットで。何か決まった物語は無く、子供らがそれで自由に物語を即興で創って楽しむ様な奴。後は追加の怪人とか武器とか乗物が別売に成っている。昔懐かしい「ミクロマン」とかそういう”感じ”の玩具。

プロット
表「主人公を助ける」肯定否定
 学校の先生が主人公。その勤める学校の付近で人が惨殺死体で死ぬ様な事件があり、先生も登下校時に引率するような状況。子供らを送り届け、自分も帰宅するが。子供らの様子に少し不安を感じた先生はその後にもう一度遊び場の方へ出向く。薄暗くなってきた頃、そこに現れる怪しげな怪物。子供らを狙おうとしていて、先生はそれに対して慌てて止めようとする。しかし敵の存在はあまりに強くて、一撃ではじき飛ばされる先生。起きあがりつつ、しかし突然奇妙な”声”を聴いて。それで、その怪物は怯む様に消えていく。安堵の先生。
 子供達を落ち尽かせつつ、警察を呼び。ともかく無事で良かったと言いつつ自分も帰途へ。家に帰りながら、不思議な声の事を思い出すと突然、また声が聞こえて。その声が言うには、自分の名は「ファルケイン」。今、この世界に危機が迫っていると言う。さっき現れた怪物「アウトジャマー」が、貴方の世界の子供らを餌食にしようとしているので防ぎたい。そっちに力を貸したいから契約してくれ、と言って。ともかく言われた通りになんか、「超人戦士ファルケイン」と言う玩具の変身セット?を店で買ってくる(まあこの辺は新作)。その裏側に、ちょっとした刻印を刻んで。それで指示通りに「ダウンロード!ファルケイン!」とか言うと、おもむろに変身玩具が輝き自分が光に包まれて、気付くと何だかファルケインの装備をしている。驚いていると、装備した能力により敵の存在を知覚。遠くが見えて、なんか夜道を歩くクラスの少年の姿が見え、それに忍び寄る敵も見えて。いかん!という事で急行。襲われそうに成る所に現れて、その敵と喧嘩を始めて、ともかく相手を倒して。「無事で良かった」で少年がなんか嬉しいような違う様な顔してるので、気付いて逃げて。物陰で変身解除。子供らに危機が迫っている、と言う事を自覚しつつ、彼はファルケインとして戦う事を決意する。
裏「良い玩具には実際に子供達を守れる力が有ります」否定肯定

その後の展開
 ともかく先生はファルケインに成って、子供らを狙う敵を倒さねばならなくなる。ファルケイン側の話としては、同じ様な世界に居る”悪い奴”が、現世に現れて。特に子供達を狙っているらしい。その理由は現状定かではない。しかし放置も出来ないから協力しろと。敵性体は総じて「アウトジャマー」と呼ぶ。
 しかし、現状のファルケインは人々の衆目の目に触れると急速にエネルギーを喪失してしまう問題がある、らしい。故に人目を隠れて行動せねば成らない。正体がバレる様な事は禁物と言う状態。暫くは、敵を見つけては上手く誘導し、物陰で変身して倒すと言う事を繰り返す。敵はファルケインを脅威と認識してるので、現れたら割と容易く誘導される様になるので最初の頃は良い。
 が、幾度か防いでいるとやがて子供らに正体がバレて。子供らが「先生がファルケインだ!」とか言う話になってしまって、ごまかしが利かず、それにより急速にファルケインはエネルギーを喪失してしまい変身できなくなる。このままではみんなを守れない!事から、少年の一人に事情を話し、彼は行方を眩ませる。物陰から子供達を守る形になる先生。バックアップしてくれる元同僚の女性。主人公は密かに敵の狙いを探ろうとするが上手く行かない。ともかく子供らを狙っていて、ファルケインが邪魔。
 やがて言葉を喋る知性的なアウトジャマーに出会い聞くが、アウトジャマーの連中は、子供を食って力を付けたい”だけ”で。大人などより希望と未来に満ちていて、それを喰らう事は嗜好の喜び。もっと沢山食べたい。もっと力を付けて、世界中の人間らを家畜として飼うのだ。その純粋な野望にたじろぐファルケイン。
 苦闘を何とか凌ぐが、打開案がさっぱり見えず。子供らを守る事は出来ても犠牲者は出ていく感じ。何とかファルケインのパワーアップが必要!と言う事で?ファルケインと話し合いつつ、創っている玩具メーカーに出向き。「その設定はウチの話じゃないなぁ」とか言われながら、彼らから打開案が無いかどうか聞く。かなり詳しい奴がノッてきて?今までの行動パターンから分析して、どうもこういう事じゃないか?と言う話を見出す。ファルケインの知覚範囲とか、今までのアウトジャマー出現エリアを聞いていると、ファルケインを卸している玩具屋やお店は対象になってなくて。「良かった、ウチのお得意様は無事だな」と、そういう話から、もしかしたら敵はファルケインの玩具の有る所には出現できないのかも知れない?と言う話になる。ファルケインの造型を担当した人に聞くと、この辺は昔から良くない厄が溜まるから、こう言うので防ぐのだと言われて。じゃあもっと普及させないと、ウチは営利目的でやってる訳じゃないよ、とかで暫く妥協点が見出せず。どうも、今は他のメディア利用の玩具の方が強い事で、”玩具”の本来の力が弱くなっている。それがアウトジャマーを現世に呼ぶ要因に成っているのだ。しかし「時代の流れにはなかなか逆らえないんだよ」とかで、ファルケインの姿を見せても、彼らは事態の打開には動けない。
 しかし、やがて大人を食う事で力を付けていくアウトジャマー。このままでは本当に危険だ!と言う事で再び打開案を探りに行く所で、その会社に営業に来ていたゲーム屋が居る。今度PHSの様な携帯電話的ゲーム機を発売するので、その際にCM出しませんか?と言う。そのPHS中継機の構造などなどを聞くに「もしそこにファルケインと”同じ物”を置ければ敵を駆逐できるかもしれない!」と言う話になる。話の見えないゲーム屋を何とか巻き込み、あちこちに設置される中継機にファルケインのお守り(ソード型、とか)的な造型を造形師に創って貰って搭載。それを普及させる事で、急速にアウトジャマーは活動範囲を狭められていく。
 何とか逃げようとする最後のアウトジャマーにファルケインが対峙。激闘の末に倒す。「後少しだったのにー!」とか苦悶の呻きと共にそれは倒されて消えていって。地区には平和が戻って、先生も無事教師に復帰する事が出来て。子供らから聞かれる。「ファルケインは?」「今も居るよ、君らを見守ってる」とかなんとかで、オチ。

end