ストリード
「機動騎士ドルメンガンダム」
 ”造型”のガンダムを見つつ思い付いた?ガンダム。

何故ガンダムで無ければ成らないか?「利用料は支払わねば」と言う事の様だ。

2010/03/25
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「機動騎士ドルメンガンダム」仮
 概略 TVアニメ企画

コンセプト「世の中良く出来てます」

ハード的テーマ「冒険活劇」肯定否定
 有る冒険者?が巻き込まれた様な危機を題材にした冒険活劇的な。その際には様々な調査研究が成されたりするが、ともかく困難を突破する為に戦う物語。

ソフト的テーマ「努力すればなんだって出来ます」否定肯定
 陥った現状色々問題が有って、どうにも成らない事は多いが、それでも世の中出来た物で、頑張れば何とか成ると言うか。

目的 杞憂(天が落ちる様な恐怖感)の排除
それは無い 目的を達成しない

ディレクターノート
テーマ
表「主人公を助ける」肯定否定
説明 主人公異世界に落ち、そこで勇者として世界の危機と戦うハメに。
行動 敵の中心連中の存在が判明し、一気にカタを付けるべく突入。
事件 しかし、敵が予想以上に凶悪で、ガンダム一機では難しい感じ。
解決 そんな中をともかく頑張って勝利、それと共に脱出にも成功。
裏「人間そんなに馬鹿じゃない」否定肯定

 現実世界のとある森の中。そこに有る遺跡を調査中の大学教授リーアン・サード(28)と、助手?のマイナ・ミーナ(22)。「なんでも悪霊を封じ込めている物らしい」と言う神殿後を調査するに、ふと不思議な造型の刻まれた石のスイッチ?を押してしまう。それと共に動き出す遺跡、おもむろに周囲から出現する黒く奇妙なタコ?の様なモンスター、その襲撃。しかし困ったー!とか言っているウチに別に触れちゃった何かによりリーアンとマイナは何故か別世界へと落ちてしまう。気が付くと見た事も無い様な深い森の中?に居て。二人はその中を右往左往するハメに。しかし、やがて歩いていると見つかる洞穴。その中に鎮座する人型のロボット「ドルメンガンダム」。近づいて見るにコクピットが開き、乗れる。中を様々弄っていると、機動する様な感じで、ともかく立ち上がり。動かし方を一通り調べるに相応簡単で?良く動く。そのままそのロボットを用いて洞窟を出るが。外に出ると原住民?らしき人々が数多集まっていて、ガンダムを見るに「動いたー!」「神様ー!」とか言っている。なんだ?とか思っていると向こうからずとどー!とか言う感じで怪獣!?がやってくるので、何だか巻き込まれる様な感じでドルメンガンダムで喧嘩して勝利。ともかくその危機を乗り越えるが、人々は「勇者様ー!」とか主人公に言って。さっきの怪物を見たように、現在世界が危機に晒されている。心無い人々により邪なる物の封印が解かれてしまった。このままでは世界が滅んでしまうんで、そのドルメンガンダムを用いて何とかしてくれ。確かに襲撃する巨大怪物とそれに率いられた軍勢は放置する訳にも行かないらしく。困りつつ頼られつつ、世界脱出の道を探そうとする。
 原住民の人々が言うには、敵は「ヴァーガー」と呼ぶ悪魔達で、長く封印された悪しき悪霊の様な物だという。しかし、この地から遠く離れた地の王が、どうもその力を悪用して自らの勢力を拡大しようと考えた。原住民は反対したが武装した軍隊には叶わず。結局そのまま邪なる封印は王の国へ運ばれそこで封印は解かれてしまい、ヴァーガーが発露。邪なる王の国はそれに瞬く間に乗っ取られてしまい、今では世界支配を目指して怪物を創り出し人々を襲っていると言う。何とか自分達の国だけは守りたいが難しく、ただドルメンガンダムには「世界が悪に潰えそうに成る時、勇者現れて世界を救うだろう」と言う話が有って。それに縋って洞窟へやってきたら現れた、と言う。しかし、ヴァーガーらもドルメンガンダム出現には黙っていない。それから敵がドルメンガンダムを狙い大挙して狙って襲ってくる様になり。逆に引き付ける意味でもそれを持って放浪するような感じになる。伝説を知る人々が何人か同行。ドルメンガンダムの他にも世界には幾つか隠された「ガンダム」が有るはずで、”それ”を使う事が出来ればヴァーガーを倒す事は可能だろうと言うのでまずはそれを探す。
その辺を一個ずつRPGの如く探して起動させ戦力を増強していき。この位ならヴァーガーの本拠地を倒す事も可能だ!と言う事で、襲撃に向かう。しかし考えが甘かったと言うか、それだけではヴァーガーの本体にも届かず結局敗走する感じ。ともかくその襲撃時に解るが、ヴァーガーは”元の世界の悪機だ”と言う。封印は主人公側の”好ましくない機械”がこの世界へ侵攻する事を防いでいた訳だが、それを壊した結果での事態で。逆に言えばそれを倒せればそれが空いた穴から元の世界へ帰れる筈だ、と言う話。結局ヴァーガーを倒せなければ始まらない!と言う事で何とか逃げつつ伝説等々の情報を集めてヴァーガーを倒す術を探す。その為に魔法も聞いて覚えて使える様になって始めてドルメンガンダム各機の、真の力が使えるように成って。要するに力だけじゃ駄目だって話に納得しつつ、その魔法の使い方?と研究を積み重ねてやがてヴァーガーを打開する術が見出される。その主人公により見出された物により、原住民の人々も相応の防衛が可能になり押し返す感じで。やがて最終決戦、悪霊の様なヴァーガーと激闘して、魔法を使い何とか倒す事に成功。消失したヴァーガー本体の後には、現世に帰れるだろうゲートが開いていて。ただそのままでは入れず。ドルメンガンダムを元の場所に戻して、やっと人が入れる様になり。原住民の人々に謝りつつ?そのゲートを通り現世に返ってくる。
それで、この変な世界を脱出すると、一番最初の元の世界に戻り。その目の前で現れていたタコの様な怪物が、しゅわーっと消えていく訳だが。何が有ったんだ?と人々は言うが、周囲の人々に「良かったですね、俺がそんなに悪い人間じゃなくて」とか、苦笑気味に主人公が呟いて、オチ。

end