ストリード
「ダークネスダンジョン・ワールド」仮


ちょっと最近創った?「ダークネスダンジョン」の、世界観とかを、何となく。
多少面白い設定ではある、「召喚機」は。

RPGツクールMZ作品:「ダークネスダンジョン」

掲載 2021/07/08
森宮 照


プロデューサーシート
タイトル「ダークネスダンジョン・ワールド」仮
 概略 ダークネスダンジョンの基本設定

コンセプト「事態は打開出来る」

ハード的テーマ「RPG」肯定否定
 基本的にはドラクエ型RPG的な世界設定とルール

ソフト的テーマ「世界は、正しくありたい」否定肯定
 主人公らは、そんな”世界”の意向と共に、歪みへ挑む

目的 商業的成功
それは無い RPGじゃない

ディレクターノート

■世界観
世界設定的には、「召喚機」と呼ぶ機構があり、”それ”を使える人々か、その協力を得られる人々が、主に事態を打開していく、というニュアンスの作品。

呼ぶとすれば、「アルティアン」と呼べる、そんな異世界。時代設定としては地球の中世ファンタジー、そのソード&マジックだが、世界各地に「魔力の源」とされるクリスタル結晶の露出箇所があり、そのエネルギーを用いる事での「ロボ(law.bow)」と呼ばれるゴーレムも登場、微妙にSFっぽくもある(古い洞窟内の照明が、誰も居なかった筈なのに付いている?のは多くはこれが理由、ほぼ無限に近い供給を可能にする)。

また、この辺を加味してか、武器や防具は微妙にSF色が強く、特に女性の衣装に関しては、少し感覚では物理とはズレた(実用性より見た目のインパクト重視というか)に成っていて、その方が付加性能が高い、という現象がある(専用のクリスタルを付けている場合に限る、という条件はあるが)。この辺は武器や防具にも顕著で、かなりごちゃごちゃしてて動き難そうでも「カッコよければ強い」が真実と言う、そんな現象ではあり、故に一部の冒険者?はヘルメットをしない傾向はある。

理由としては、この世界を創生したと言う「女神アルテア」の趣味、と言うのが通説(考えてもしょうがない、というか)。他の神、異世界との戦いを制し、この世界を創った真理たる女神の理想を満たす方向にこそパワーは働く、という”道理”はあり、召喚機はその最たるもの、としてはある。アルテアの寵愛を受けた物にしか、召喚機は使用する事が出来ないのだ。”勇者”と呼ばれる彼らは、その為、各国で重要視されるそんな存在である。

しかし逆説的に、そう言う「特別な存在」が居る、という現実が逆説的に格差社会と、そしてその反抗するパワーを産んでいる、事態もあり、勇者らはそう言うのを否定する(傾向が強い存在が選ばれる)にしても?この世界は奇妙に階層がある、そう言う矛盾も孕んではいて、そして文明も進むような遅れる様な、進歩と停滞の混在した奇妙さの中に有り、一部の研究者にすると”魔物の存在”がその原因、という説もある。階層の下層に成るに従い、魔物の存在は脅威では無くなっていく?傾向はかなりあるので、国から追われた様な彼らは、普通は人も入らぬ魔の森等に潜んでいたりする。何はともあれこの世界、美しいにしろ「全てはアルテアの胸先三寸」であり、信仰されつつ否定される、そんな奇妙さも孕んで、この世界は続いている。

アルテアの思惑としては、世界を自分の理想とする、そんな「美しいまま」で留めておきたい。しかし、異世界との軋轢は、”時代の変化”はそれに対して脅威となる、故に。変化は受け入れつつも、それでも、と言うのが勇者への期待、には成る。

「召喚機」は故に、非常に置ける場所が限られる、という特殊な何かには成る。

人々はこの世界の中で、何とか生活を続けねばならない。或いは、自身の夢を果たす為に。

end