ストリード

「貴公子探偵 赤石藤堂2 〜ゲームの様な殺人事件〜」仮
 前回の「赤石藤堂」を主人公にした別のネタを一本。

2010/05/25
森宮 照


タイトル「貴公子探偵 赤石藤堂2 〜ゲームの様な殺人事件〜」仮

プロデューサーシートに「推理小説的物語」を使用。

ディレクターノート
表「主人公を助ける」肯定否定
 探偵赤石藤堂が奇妙な殺人事件に挑み解決する!
裏「策士策に溺れる」否定肯定

トリック
犯人、数日前から部屋の窓を網戸にして開けて、その網戸付近に座ってる所が目撃されていて。それがアリバイ作り。その後に、「その格好の」人形を配置してその時間帯、同じ様にそう言う事をしていて。時間としては1時間前後、しかし殺害に関しては十分とかだ。故に、あえて人通りの多い時間帯を狙う。午後4時くらい、学生らが通行する時間帯にそう言う事をしておき。

ここは逆に主人公、「金持ちなので下々の”その辺の心理”が解らない」事で迷い込む、だろうか。いや、実は株で儲けてた、とか>一応株トレードをしていたが、失敗して大損を出した。それで”誰か”を逆恨みした>あるゲームソフト屋の社長が殺された。一時は倒産寸前だったが持ち直した、矢先の話>犯人はその「在宅株トレーダー」で>その会社が持ち直した事でその人物は株で大損を出した>「この会社はもう駄目だ」で売り払ったら持ち直す>購入した時は数百万円だが、その時は数十万円まで下がっていた>後二日持っていれば良かったのにー!>でも売っちゃって、全体的には大損。もっとも他でもミスって損失が膨らんでたんだろうが>その中で特に目立ってV字回復なのでムカ>解ったお前わざとだな?俺を破産させようとしてるんだ!とか>ええ?!>逆恨み>んで恨まれちゃって、殺害計画が発生。

「サイレスプロジェクト」とか言うゲーム会社の社長、若竪 雄二(52才)が、自宅前の路上で刺し殺された。現場には血の付いたナイフが落ちていたが指紋は採取出来ず。犯人探しが始まるが、一向に犯人像が浮かんでこない。サイレスは一時は倒産の危機を抱えたが乗り切った矢先の話、社内からも信頼は厚く殺される動機は見えない。困った所で赤石が呼ばれた。
犯人は、隣の市に暮らす在宅株トレーダーの大賀 拓也(32才)。実際はいわゆる「引きこもり」だが、親の資産を元手に株で当てて以来、株に熱中する様になった。だがこの所の不景気でハズす事が多く借金も膨らみ、親からも勘当状態で、すがる事も出来ず、リアルに窮地な引きこもり状態。プライドの傷みに苦しむ中、サイレスプロジェクトの株で大損を出した事から逆恨みして、殺害を思い立つ。
>大損と言っても、数百万で買った株が安くなり十数万円にしか成らず、故に見放し売ったらその直後に会社はV字回復して株価を戻した事で「損害が出た(そのまま持っていればお金は減らなかった!)」訳で、自己責任な訳だが。

そんな訳で、彼は下見を重ね若竪が一人に成る所を調べ、そして殺害計画を起てる。まず自分のアパートで数日同じ行動をし、目撃情報を作っておく。具体的には午後4時、会社帰りとかの人通りの多い頃を見計らい窓を開け、株トレードをしている(パソコンを見ている)姿を不特定多数に目撃させておく。その格好は猫背で、顔は見えない感じにしておき、通行人にその様子を印象づける。その殺害当日、「その格好の人形」をその場にスタンバイし、自分は別の格好で変装、隣町へ移動。若竪 雄二を刺殺し、直ぐに逃走。そして何食わぬ顔で部屋に戻り、人形を片付け入れ替わる。

で、逃走に使う物>都合良く、キーを付けっぱなしにするバイクが付近と言うかに有って、それを利用した?行きはそのバイクを利用し、途中で乗り捨て、帰りは盗難自転車を使い、やっぱり走って10分前後の所で乗り捨てる。

株トレーダーだから、「もし鍵が付いてたら出来る、なきゃ出来ない」とかで博打、出向いたら鍵が付いてる!もはや殺れと言う神の思し召しだ!みたいな感じで決行。上手く行ってしまった。

ただ、調査に参加した赤石にも、サイレスの社長が恨まれるとしたら株かもしれない、V字回復が理由で、下がりきった時に株を売って大損を出した(形)の奴が怪しい?と言う所までは思い立つが範囲が対象が広すぎて特定出来ない。

ともかく「株に関して損失額の大きい人物が疑わしい」事は間違いない訳だが、個人情報故にその時点では株式会社に当たる事も出来ず調査は暗礁に乗り上げる。ともかく完全犯罪成功、の目算が強い様な事態、入念な下見、バイク利用の刺殺。途中で乗り捨て自転車も乗り捨て後は徒歩で>その間約1時間未満>”付近”が広すぎる>動機に接点が見出せないたった一時間じゃなぁ>しかも個人で立案された計画>

殺害方法は解っている。バイクで刺殺し逃走し途中で乗り捨てるだけだ>しかも運さえ味方に付けた訳だが>しかし、聞き込みの末に付近の居酒屋で女将が彼の愚痴を聞いてた>あの会社ふざけんなよ?幾ら損失出たと思ってるんだよ馬鹿野郎!と>そこで疑われる>「株ですかー、そう言えばウチのお客さんの中にもそんな人居たなぁ」>バイクが乗り捨てられた方向から大体の地域の特定は出来る。また、「株で損を出した人物である可能性」が示唆されて(ここは赤石の推論)、警察の方で居酒屋などを中心にその辺の聞き込みを行いやがて大賀容疑者が浮かび上がる。しかし彼にはアリバイが有った。しかし犯行時の逃走経路や方法を考えるに彼の居る位置はちょうど良い。後は物的証拠が欲しい所だが。

犯行当時の目撃情報とか返り血とか>刺された時に若竪が大賀を引っ掻いた形>爪の間から採取されたDNA情報と大賀のDNAが一致、更に大賀にも傷が有った>これで解決、か>アリバイ工作意味ねぇ>まあ、策士策に溺れた、と言う所かw>と>ふむ。

まあだから、最初「面倒な事件だ」と言う事で赤石が呼ばれるが、「株で損失を出した様な人物だろうか」と言う推論までは到るがその先が見えない。しかし、警察の方でその辺を踏まえた地道な調査の結果浮かび上がったのが大賀。警察の人、「博打を打つか」で捜査令状を取り任意同行、事情聴取。それと共に株のアクセス記録を見せて貰う事が出来て。しかし大賀、口を割らず知らぬ存ぜぬを繰り返す>損した上に容疑者かよなめんな>だが、”その後に”室内を調査した赤石によりアリバイ工作が判明。更にDNA鑑定の結果も断定され陥落。「まあ、過信は禁物って事だ」警察の地道な調査無くては解決しなかった事件だ、とかちょっと自戒しつつオチかw。

大賀、取調室で赤石から説明。「君の部屋でこんな人形を見つけた。これを使うとアリバイ工作が出来る(以後、延々と殺害までの想定される経緯を説明)。君、しかも株トレードやってたって言ったね?あの時間帯、君が持ってる株には変動の大きい奴があった、儲かる所だったんだが…何故取引しなかった?あの時間帯、不自然な位に君のアクセスが無い」そこに鑑識の報告。DNA一致しました!「今の精度でも一万分の一くらいは誤差が有る・・・君と特定された訳じゃないが」「ちくしょう!なんで俺ばっかり!」とかwで陥落。

end