ストリード
「貴公子探偵 赤石藤堂 〜舘川奇館殺人事件〜」仮
ちょっと推理物の汎用的プロデューサーシートと、ついでに適当な推理物を構想して見る。が、まあトリックってのはメンドイと言うのが何とも(-_-;)。ちと微妙作。
2010/05/13
森宮 照
プロデューサーシート
タイトル「推理小説的物語」
概略 主に殺人事件とその解決を題材にしたミステリー。漫画か小説用w。
コンセプト「物事には理由がある」
ハード的テーマ「隠蔽」肯定否定
主に、その殺害をした事実をどうやって隠蔽したのか?と言う話。キャラ達のドラマ性、犯行動機なども重要ではある。
ソフト的テーマ「知恵と知恵の戦い」肯定否定
とにかくパズルを解くように犯人と探偵?の知恵比べを重視し、ただ偶然とかの要素が何故か犯人を上手く隠していたりして、そういう壁をどうやって突破するかを。
目的 商業的成功
それは無い 目的を達成しない
タイトル「貴公子探偵 赤石藤堂 〜舘川奇館殺人事件〜」仮
プロデューサーシートに「推理小説的物語」を使用。
ディレクターノート
ストーリーテーマ
表「主人公を助ける」肯定否定
探偵赤石藤堂が奇妙な殺人事件に挑み解決する!
裏「策士策に溺れる」否定肯定
地元の人々からは「舘川奇館」と呼ばれる、奇妙な別荘?で発生した殺人事件。
主人公は?探偵、赤石藤堂(32)。赤石財閥の御曹司では有り、文武両道容姿端麗wと非の打ち所の無い人物だが、「金の力では解決出来ない事が有る」この探偵という仕事を好み、財閥経営の仕事の傍ら、”趣味”で探偵業をしている。現在の赤石財閥そのシステムは殆ど藤堂の立案による物で、彼をバックアップに迎えてから財閥は大きく成長した。「自立しないシステムは美しくない」その主義により構築されたシステムにより現在、彼の仕事その物はPC上でのルーチンワークと簡単なチェックで済み、彼は殆ど座っていれば良い状態。彼の探偵事務所が事実上財閥関連企業の統括総務室と言っても良いと言う人物>まあこち亀の中川氏みたいな奴をちとクールにしたような感じ、か。
で、内容。
有る奇妙な館で殺人事件発生。朝、その別荘に管理会社が?依頼された朝食を届けに行くが返事が無く、その辺から警察に通報。寝室で、胸を刺され死んでいる人物。凶器はその場に無い。殺された人は、ある中堅家電メーカー「タテカワ」の社長、舘川 伸男(63)。敏腕だがワンマン経営。しかも攻撃的な戦略で商売敵を叩き潰すと言うか、殆ど市場を奪い取る様な事をする人で。その人に奪われた市場と、それ故に売上が縮小した老舗の家電メーカー「サイ」。タテカワの社長が死ねばこの企業は力を失いサイは市場を取り戻せる!と考えた現サイの社長、長谷田 幸夫(48)が犯人。
協力者として、ちょうどワンマン経営に辟易していた、舘川の秘書?と言うか直属の部下だった嵐田 重久(46)が居た。比較的穏便派な嵐田にとっては、舘川が死ねば会社は事実上ナンバー2である自分の物になるし、サイとも仲良く出来る訳で。そんな嵐田と出会い、意気投合した長谷田に、有る計画が思い付く。
まず、宝くじ会社に働きかけるか、買収する。嵐田がその「当選する」宝くじを購入し、そして「当選させる」。賞金四千万円!で、そのお金で嵐田は奇妙な別荘を建てる。その後に、「実は博打ですってしまった」等の理由で舘川に泣きつき、舘川氏に数百万円程度で売ってしまう。その別荘は舘川の物となり、後に舘川奇館と呼ばれる訳だ。彼の性格上、そういう「愚か者から奪い取った」様な物が大好きで、恐らくは気に入るだろう、その辺で「上手く行った」事で計画は第二段階に入る。
この別荘が、実は舘川氏を殺害してアリバイ工作をする為”だけ”に創られた物で。「何の為にこんな物を?」と言うのが解らないからその辺は特に注目されず、事件は迷宮入りに成りそうになる、と。
プロットラフ
説明 探偵赤石が「舘川奇館」と呼ばれる別荘での殺人事件に介入する。
行動 調査線上に、長谷川と嵐田と言う二人の人物が犯人候補として現れる。
事件 しかしアリバイが。赤石は「舘川奇館」が嵐田により創られた事に注目する。
解決 実はこの館は舘川氏を殺す為に創られた、アリバイ工作の為の館だったのだ。
ともかく嵐田も長谷田も鉄壁の?アリバイを確保した上で舘川を殺さねば成らない。
嵐田が建てる際にも何度か増築とか改築を繰り返して。設計者を分散させその館の構造を熟知してる者が居ない様にする。
まあ、ともかく二重三重の心理的障壁を用意せねば成らない訳だが>館は崖の側に建てられたが、崖からは遠く離れすぎている。が、館の一部(にカムフラージュされて創られた機構)を上手く使うと、崖とロープを張る事が出来て。そのロープをつたえば人間一人位を運ぶ事は可能>脱出に使う方が>舘川奇館の秘密の入り口から忍び込み、部屋で舘川を殺し、その後に秘密の出口をつたい崖と繋がったロープから逃げる>その辺の、入場者の「これ何?」の疑問を逸らす為に奇妙きてれつ?な建物にして有るんだが、逆にその辺から目を付けられてしまう。
「自分なりの前衛芸術!のつもりだったんですが」とか、そんないいわけで奇妙なオブジェとか外装に囲まれた家。
最初に舘川氏の殺人事件が発生。金持ちが殺された、と言う事で興味を持ち?主人公がコンタクトを取る。違うか、最初は知り合いの雑誌の記者が「殺人事件だ、しかも密室!」とか言ってくる所から始まる、かな。その記者から「依頼」されたと言う形で介入を始めるが、この舘川氏が死ぬと得をする(動機が有りそうな)のはこの長谷田と嵐田の二人、と言う事までは解るが、両者にはアリバイがあり、またそれ以上は警察関係の領域と言う事で調べる道が断たれる。警察の方でも迷宮入りの線が濃厚?に成るが、警察関係でも不審に思って、主人公に金持ちの人脈を知る人と言う事で協力を要請(この辺は新聞記者からの紹介、か)。主人公「とは言うが」と、色々考える中で、自分の財閥運営で「けちけちするなよ、一億の損だとしても二〇億返ってくるなら投資だ。そう言う事をケチるなと前から言ってるだろ?」とか、つい言う部分からふと思う。市場規模を調査、やがて舘川奇館の建設費(おおよそ)と照らし。「或いはこの館は、舘川氏を殺す為に創られたのでは?」と言う推論に到る。
しかし、舘川奇館の設計図とかを尋ねるが「資料は全部舘川氏に渡してしまった」とかで嵐田は持ってないと言う。舘川氏の家族らはそんな物を見た事はない、と言うし。なにぶん秘密主義者ですからね、どこかに隠してあるのかもしれない、とか苦笑され。ともかく赤石は館の調査をさせて貰う事に。「ええどうぞ?」とかで館の内部を隈無く調べるが、見て解る様な物は無い。人の家だし、警察関係でも無いので。あまり長く調査は出来ず、証拠は掴めず帰る。帰りがけに外観を見るに、不意に誰かが「あの崖の樹と舘川奇館の屋根辺りにロープを張れたら、川の上を飛ぶように泳ぐ鯉のぼりが張れて見事だろうな。そう言うセンスは無いのかね、金持ちは」「ここからじゃ見えませんよ。鯉のぼりのお尻しか見えないんじゃ、美観として意味が無い」とか言う会話をする事で、ふと思い立つ。
今まで調査されてなかった”崖”を調査、もし館から”そこ”を通れれば長谷田が居たと言う場所までかなり近く、アリバイは崩れる。その辺から館の外観を中心に推論、もう一度館の中に入れて貰い、その辺の推理が正しい事を理解した上で「証拠」を見つける必要に迫られる。「間違いない、この館は舘川氏を殺す為”だけ”に造られたんだ」が、それだけじゃ証拠にならない。
トリック。夜、嵐田がやってきて、「地上部分に有る秘密の入り口」で先に館に入り、フックをセットして、ロープを垂らして置く(フックのセットはあえて屋根の一部を開けずとも出来る)。そして帰る。その後に長谷田が崖の方から降りてフックと滑車を繋げて、館に入り、滑車のセットをする。そして滑車を使い崖の方へ移動(テストも兼ねる感じ)。一旦帰る。
その後に嵐田が舘川に連れられ?館へ到着し、酒を飲み、その際に嵐田は上手く睡眠導入剤を酒に混ぜる。舘川はそのまま泊まり、嵐田は帰る。睡眠導入剤が効いて寝入った所で再び長谷田が崖からやってきて、館の「屋根に有る秘密通路」から侵入し、殺害し、崖へ戻り、滑車とロープを外して引き寄せる。秘密の通路を使うので、一見すると密室殺人?の様に見える。また、まさか殺人の為だけに家の細工があるなんて思わないんで、結構盲点になる、と>天井裏、かなぁ。屋根の一部が蓋に成っていて、しかも天井はその屋根から入らないと開けられない仕様。屋根からのルートで鍵を閉められると室内からは空ける事が出来ないんで解らない。
だから、どっちが殺したのか?と言う。嵐田か長谷川か。どっちも近い位置に居て、どっちが殺してもおかしくないが、故に混乱すると言う。ともかくこの計画では、崖と館の間に川が有ると微妙だが>まあ渇水期には歩いて渡れる程度の浅い川と>かな。今はもう上流にダムが出来ちゃってて、川の水量は低く歩いて渡れる。春場はともかく、これから特に水が必要だから貯水になっててちょうど渇水期で歩いて渡れはする、と。
ロープは滑車の要領で、渡り終えたら滑車を廻して磁石?を運び、スイッチにくっつけて引っ張るとフックが外れてロープごと外れる仕様。
何度も下見を行って。館に来る道で車からは崖から伸びるロープが見えない、かな。それで赤石も失念していた>館への進入経路の向こう側に崖がある、か>ちょうど建物自身が影に成って見えない。
んで、長谷田は途中で車のタイヤがパンクして履き替える作業をしていた、と言うアリバイを創る為にあえて近くのコンビニでタイヤ修理を行っている。
ここで睡眠導入剤を使ってしまった事が失策?>舘川氏は酒に酔えば直ぐ眠るタチだ、使う必要は無かったが。念には念を入れた事が失敗?>ここまでの状況証拠(と、館の構造)を発見され明らかにされて、言い逃れる事は出来るだろうか?>嵐田には動機がある。睡眠導入剤を入れるチャンスが有ったのは嵐田だけだ>しかし、その後の死亡推定時刻がズレ過ぎていて、その頃嵐田にはアリバイが有る>また、実際に嵐田は殺してない。殺したのは長谷田だ。長谷田は全く、普通考えたら絶対に間に合わない場所で仕事をしていた。が、長谷田の足取りを調査した結果、トランクに入ったロープと滑車が見つかる。館を創ったのは嵐田で、そのお金を出したのは結果的には長谷田だ。この奇妙な細工は何の為に施されたか?と言えば状況証拠で言えば舘川氏を殺す為だ。舘川氏が死ねば「タテカワ」の次の指導者は嵐田だ。懇意にしている長谷田氏と協力して市場を盛り立てれば、長谷田も嵐田も数十億では済まない利益になるだろう。動機は十分で、状況証拠もそれを立証している。
が、タテカワとサイは商売敵だ!とか言われれば突っぱねる事は出来る。とは言うが>だから状況証拠だけでは証拠として弱い>凶器は>館の秘密の地下室に捨ててある>その時、焦って一緒に捨ててしまった物があり>携帯電話>もちろんその時マナーモードにしていたでしょう、スパムメールもうるさい物です、仕事も忙しい。殺害中に鳴るような事になったら大事だ。
いやー・・・>携帯をナイフと一緒に落とした>そこまでやるなら館>いや死んだ事に成らないと駄目だろう行方不明では>むー>ここはポケットに入れていた携帯電話をナイフを捨てる為に扉を開いた時に一緒に落としてしまった、とか言ってみる>長谷田氏が携帯電話を無くしたのは、舘川氏の死亡する前後だ。お金は出したとは言え、館の構造に詳しくない貴方は焦る。暗がりの中、やっと見つけて扉を開けた際に、時間も過ぎていて。携帯を落とした事にも気づけなかった。ナイフを捨てて、扉を閉めて急いで帰る。
>その前に携帯を探す長谷田氏が付近で目撃されている、とか>赤石氏が調査中に、何度か長谷田氏が妙な場所で彷徨いているのを目撃され。その辺から逃走ルートが判明していく。
で、「もし、この館から貴方の携帯電話が発見されたら貴方がこの場に居たと言う何よりの証拠になります。で、携帯電話会社の方から調査機借りてきました」で、ちょっと調べるに、その秘密の本当に、見ても解らない小さな”地下室”の蓋があり、それを開けると中に血の付いたナイフと、長谷田氏の携帯電話が落ちていて。何だかスパムメールの振動を続けている。で、犯人はあなた方だ、でオチ。
人一人殺す為にそこまでやりますかね、貧乏人には想像も付かない。とか後日談で。どこかの王様なんか、王妃の為に砂漠へ宮殿を造る位だ。金の問題じゃないんだよね、こういう事は。だから、「面白い」んだけど、とかニヤッと笑ってオチかw。
舘川は舘川奇館を得た後、何故一人で嵐田を館に招いたか?
嵐田から譲渡されて、直ぐに?>舘川は現在独り身?>ともかく家族とは仲が悪い>そこに提供された別荘。自分のプライベートルームにしよう、と言う事になり時々愛人とか?等の際に利用していて。
そこに嵐田が出向くか?>名残惜しいんでもう一度、館を見たいんですが>ああいいよ、来なさいw>とか言われすんなり。ともかく舘川は、公式上は嵐田の愚かさで失ったその建物を気に入る。嵐田を招いて館の様々な部分を説明させ、その都度「お前バカだな」的な事を言い自尊心を満足させて。美味しく酒を飲み交わし、やがて嵐田を館から追い出す。後は、その日は一人で有意義に、部屋の中で楽しみ寝る。微弱な睡眠導入剤故に寝入りも早く。その後に、長谷田が秘密の通路を通り殺害にやってくる。
end