サバイバルゲーム チーム対戦ルール案
サーキット・チェイサー
(1チーム2〜5人程度 2チーム対戦)


2001/08/23 森宮 照

注意書き:これはサバイバルゲームという、BB弾を発射するモデルガンを用いた野外での戦闘ゲーム用のルール案である。これを使用して或いはゲームをする際には、如何なる損害(或いは損傷)が発生したとしても当方に責任は無いものとする。

ルール概略
>適当な場所に作ったバトルフィールド上でAチームBチームに別れ、双方の陣地からターゲットポイントに侵攻、先にターゲットを取得し自軍の陣地に持って帰った方が勝ち。

用意する物
 信号用のロケット花火、ターゲットにするための10リットルの水の入ったポリタンク等。

ゲーム進行
>まず、A,B両チームは共にターゲットポイントに集結し、双方の装備その他に不正などの無いことを確認の上、ターゲット(10kg程度の重量物。水の入ったポリタンクなど)をその場に設置する。
 その後両チームは別れて自分の陣地に向かい、到着したらロケット花火などで到着したことを相手に知らせて待機。お互いの花火が上がった所でゲームスタート。ターゲットポイントに侵攻を開始する。
 その後は(相手を傷つけないなら)どんな方法を用いてもターゲットを取得し、自分の陣地にもって帰った方が勝利。
>1ゲーム終了後、陣地を交代してもう1ゲーム。先に2ゲーム先取した方のチームが勝ち。

ゲーム規定ルール
>必ずフルフェイス着用。
>出撃の際は、一人当たりマシンガン系の武器は1丁(装備弾数は150発まで)、ハンドガン系1丁(予備マガジンの装備制限無し)まで装備可能(ナイフその他、近接武器は不許可)。

>銃撃戦の際に撃たれた者は、その場で「ゾンビ(或いはゴースト)」となって1ロストし、まず自軍の陣地へ帰らねば為らない(この時敵への妨害行為等はしては為らない)。自分の陣地内に帰った所で生き返り、「援軍」として再び戦場に復帰できる(3回まで)。3回ゾンビ化した者はその場で退場となる。また、ゾンビとなって帰還した場合に限り、マシンガン系のみ150発までの追加補給が受けられる。

>陣地は半径2m(直径4m)の円形で、その内部に居る者は敵の攻撃を受けてもゾンビには為らないが、攻撃することもできない。その外周3mの領域は敵軍攻撃不可エリア(図1参照)と為っていて、この領域に入った敵兵は攻撃する事ができない(したらその場で1ロスト)。

>戦闘中に誤ってバトルフィールドから出てしまった場合は、早急に元のフィールド内に復帰しなければ為らない(審判などが設置できる訳ではないので、各自の良識に任されるが)。またバトルフィールド外からの攻撃は、全て無効とする。

>ターゲットを自分の陣地に持って帰った方は、その場で勝利宣言する事でそのゲームは終了となる。

無くても出来るが、有ると良いかも知れないオプション案

・ゾンビ手錠&陣地マーカー
>その兵がゾンビ中で有ることと、ちゃんと帰還した事を証明するための物。ゲーム参加兵はまずゾンビ手錠(図2参照)を3つほどもって(この際には封印シールを貼る)戦場に出向き、撃たれてゾンビ化した際には撃った敵兵の前でそれを自分の腕にはめる(この時に封印シールは破れ、その手錠が使用済みであることが証明される)。その後陣地に帰ると陣地マーカーに繋がった解除用のキーがあって、それで外して復活(これで、必ず自軍の陣地に帰らなければ復活できない事になり、不正は一応無くなる)。

>ゲーム中の制限時間は設定していないが、大体20分前後を目安にすれば良いと思う。もし必要なら時計などを用意して、タイムアップ時にはターゲットを保持していた方の勝利とするなどオプションルールを設けても良いのだろう。

最後に
・今回考えついたルール、実は森宮自身まだ遊んだことのない机上の代物なのですが、一応理屈の上ではサバイバルゲームでありがちな「速攻で死んでしまいつまらない」「敵との遭遇がなかなか起こらなくてイライラする」等の問題点を一応解決できている物だと思ってます。用意する物もさほど費用はかかりませんし、フルフェイスをしていればBB弾程度では怪我の心配もそれほど有りません。また戦場を変えれば様々なバリエーションの戦いが楽しめると思いますので、これからの季節、興味のある方はお友達をお誘いの上、押入に眠っているモデルガンなどを引っぱり出して野山を駆け回って見てはいかがでしょう、かなりの運動量が見込めること請け合いです(笑)。

 もしこのルールで遊んだ方がいらっしゃいましたら感想など聞かせていただけると嬉しいです。今後のネタにさせて頂きますので(^-^;)




Fin