マレットゴルフ用 新規ルール案
アッパースコア
(1〜5人程度 競技)


2004/11/08 森宮 照

注意書き:あくまでこのルール案は、森宮が独自に想定したマレットゴルフ用のルール案であり、正式に認められた物ではない事を特に明記しておく。

ルール概略
>通常のゴルフとは異なり、そのホールでの成績で得点を得て加算していき、18ホールのトータルスコアが最も高い者を勝者とする形式。

用意する物
 通常のマレットゴルフ用スティック、ボール。1.5mの距離計測用のヒモ。

変更ルール
>そのコースのPARは、通常ルールの+1とする。通常ならPAR4のコースは、アッパースコアなら5として考える。
>通常のゴルフと同じ様に、PAR以内でボールをカップに入れなければならない。
>OBの場合(エリアの外にボールが出た時)は、打数に+1し、そのボールの位置から最も近いコース外周にボールを持って立ち、そこから手の届く範囲のコース内のどこかに落とす。
>打数がPARを上回った段階で、「ラストチャンス」をしてそのコースは終了になる(後述)。
>カップイン(ホールにボールを落とす)後、成績によって得点は下記の様になる。
カップインの得点表
パー(PARと同じ打数)
バーディ(PARより−1打)
イーグル(PARより−2打)
アルバトロス(PARより−3打)
ホール・イン・ワン(一打で)
+2
+1
+3
+5
+5

>ホールインワンは、たとえそれでアルバトロスに成ってもホールインワンで固定。
>アルバトロス以上が仮に出た場合は、アルバトロスとして判定。
打数がPARを越えた段階で、「ラストチャンス」を行う。プレイヤーは自分のボールを拾って、カップから1.5m以上離れた適当な場所にそのボールを置き、そこからカップを狙う。それで入れば0、外れれば−1。それでそのホールは終了。
>18ホール終了後、トータルスコアが最も高いプレイヤーが勝者。

追加オプションルール
携帯用のジャンプ台を用意(20cm×15cm程度の板)。角度は最低30度で、第一打目は必ず「それ」をボールの前に置いて打たねば成らない。
>ジャンプ台は、「ボールを動かさないなら」いつでも使用して良い。
>ジャンプ台を、例えば足で押さえて動かない様にして打つのは構わない。

終わりに
・本当は「携帯用のジャンプ台を用いて」という部分が肝?の様な気もするんですが(^^;)、簡単に用意できないと思ったのでこの場合はオプションにして有ります。一応ジャンプ台を用いれば、第一打目の到達距離を抑える効果と共に見た目上派手になる(飛ぶ)わけで、イメージとして本物のゴルフに近い感覚が得られると思うんですが。パーの場合イーグルよりも高い得点に成っていますが、ギャンブル性を少し持たせたかったのでこうして有ります(あえてパーを狙いに行くと寒い事になる、可能性がある)。PAR以上打ってしまったらそれでそのホールは終了に成るので展開も早いと思いますし、まあ入らなくて苛立つ事も少ないんじゃないかと。とは言ってもジャンプ台、「無くても出来る」とは思うので、通常のルールに飽きたらこれで試してみるのも一興ではと思います。秋日和、木の葉の散るコースを回るのはなかなか良い物ですので、気に入りましたらぜひどうぞ。



Fin