うひゃひゃ!
河童の川流れごっこもできる。
この時期なら泳げるよ〜ん。
ほんと綺麗に澄んだ川なんだ。
水草がゆらゆらゆれてんだ。
水草の間を沢山のヤマメが泳いでるんだぜ。


写真には写ってないけどあの木々の向こうには
北アルプスの常念岳や蝶が岳が間近に迫って
見えるんだよ。
奥に見える水車が黒沢明の映画「夢」にも登場したやつ。
でも水車自体は今年リニューアルされちゃってて
いまいち景観とミスマッチだったなあ。
「ひゃっ!」

水はひんやりと冷やっこい
ここが上陸地点。
太い柳の幹にロープでカヌーを結わえておく。

丸木の階段を登ると大王わさび農場の大駐車場。

いきなり俗化した世界に入り込む。
でもトイレもあるし飯もあるしビールだってある。
きれいなおネエ
ちゃんもウォッチングできる

ためらわず上陸してしまいます・・・。
万水川の支流を50mくらい漕いで遡らなきゃならない。
この遡り区間は観光客が、わさびソフトクリームを舐め
舐めしながら
川と水車を背景にパチリと記念写真を撮る
場所だから注目度抜群!
とーちゃんとかーちゃんが必死の形相で漕ぎ上がって
いると「がんばれーーっ!!」と声援が送られる。

それにしても、素晴らしき透明度。
上陸した大王わさび農場にて・・

ここでの名物はわさびソフトクリームの他に
わさびコロッケとわさびシャーベットがある。
観光客もたーーーくさんいます。

万水川ほのぼの紀行    


水が綺麗で、風景が素晴らしく、川の様相もバラエティに富んでいて、ビギナーからベテランまで文句なしに楽しめる川といったら
安曇野を流れる万水川(よろずいがわ)をおいて他には無いでしょう。
9月1日(日)はまさに万水川カヌー日和とも言うべきドピカンの快晴。
去年は友達らと2度下ったこの川を今回はいよいよ一家で下ることにした。

カヌーの不便なところは下った後で、またスタート地点まで車を回収しに行かなけりゃならないところ。
友達なんかと2台以上で行った時なら問題ないんだけど、今回は我が家の1台だけ。
そこでゴール地点となる明科町・龍門淵公園近くの明科高等学校横の土手に着替えを入れたマウンテンバイクをデポしておき、
スタート地点となる明科運動公園までカヌーを積んだハイラックスを走らせる。
ここはメジャーなカヌーコースで、地元ではガイド付きのカヌーツアーやラフティングツアーなんかもやっていて、明科運動公園の駐車場には
それらしい人々が多数いた。
これがバイクレース会場だと、「フン、そんなボロいマシンで俺に勝てると思ってんのか!」
「けっ、お前こそマシンを乗りこなせるだけの腕があんのかよ!後で吠えずらかくなよ!ペッ」
と、いったような無言の威嚇合戦が始まり、ピリピリと殺伐とした感じなんだけど、カヌーの場合はほのぼの〜とした感じで・・・・と言いたいところだが
そうでもない。
「けっ、大勢で群れやがってよう。ペッ!」と、無言の威嚇合戦を始めてしまう。(これはどうも俺の性格に問題があるようだ。すみませ〜ん)

万水川のスタート地点てえのはきっちりとコンクリートで護岸されているし、水深も膝下くらいしかないので「本当にここ下れるの〜?」って印象を
受けるが、更に今回は川の両岸には何十人っていう釣り人がいるじゃないかっ!
釣れんのかよ!?こんな川で??と疑問に思いつつも、とかくつきもののカヌーイストと釣り人のいざこざを避けるべく、釣竿を持ったじいさんに
「今日は釣り大会かなんかですか?」と聞くと「ああ、地元の漁協でもって虹鱒を放流したずらで、今日は釣り大会ずら」との事。
「釣れましたか?」と聞くと、「駄目ずらね、俺はもう帰るとするずら。カヌーかね?そこの橋より下からだったら問題ねえずら。気いつけるずらよ」
との好意的な返事をもらったずら。

カヌーの腕前は正直言って未だに不安はある。
その筋の人に言わせると「初めはカヌースクールなりで基礎テクニックをおそわるべきだ」とか「単独での川下りは無謀だ」とかのようだ。
自分はどうかというと「全て自己流(見よう見まね)」「単独もしくはカヌー初めての人を乗せての川下り」しかやった事が無い。
カヌー経験者とすら川下りはしたことがないのだ。実は。
でもいろいろな経験から、それこそ渓流釣りや単車やチャリンコでの遭難まがいの山遊びで場数踏んできたから、どのへんに注意をすべきかはわかっている
つもりでいたし、我流ながら回数をこなしているうちに難しいカタカナ言葉(ナンチャラストロークとか・・・)は全くわからないままだが、パドルさばきは自然に
ものになっている気がした。
考えてみりゃ、バイクだってチャリンコ(MTB)だってスキーだってスクールなんかで教わらず自己流でちゃんと出来ているもんな。
要は何事も経験が物を言うのだね。
とは言うものの泳ぐこともままならないガキんちょ2人も乗せているわけだから転覆したら洒落にならない。
「転覆イコール死」の覚悟は大げさでなくしなきゃならない。
単車友達で天竜川でカヌーもやる“まくり親父”曰く、「バイクはどんなとこ走ってても死ぬきぃ起きへんけど、カヌーはすぐ死ねる。あっと言う間や」と
の話だ。確かに人間は水の中じゃ生きられないもんなぁ。

で、漕ぎ出す前にカミさんに「もしカヌーがひっくりかえったらお前はナツを助けるように。俺はスケを助ける。カヌーはそのまま流れていこうが無視する」
と伝達した。
まあそんなに危険な川じゃないし、大山猫号は安定度抜群の船だからそんなに心配することも無いんだけどね。

そんでもって万水川の用水路をいよいよスタート!
コンクリートで護岸してある用水路は水をびゃーーーーーっと運ぶベルトコンベア状態。
ところどころに現れる小さな落ち込みでは白波がたったウェーブができていて、カミさんも子供も大はしゃぎで波を乗り越えていく!
が、後部席で舵をとる俺は船(専門用語でバウ・・・知ってんじゃん!)をまっすぐ保つので結構必死ってえか、口はへの字のまんま。
でも一家を乗せた船の舵をとるって作業は親父冥利に尽きるね。(逆に沈でもした日にゃ信用なくすんだろうなあ・・・。)

やがて川幅が広くなり、用水路から原生林の中をいくゆったりとした流れになると「大王わさび農場」も近い。
支流を遡り、上陸してお約束のわさびソフトクリームタイムとなった。

                













わさび農場を後にすると川は蛇行し、流れも速くなる。
森の中を縫うように流れているわけだから、所々に流木や寝木があり、これにカヌーをひっかけないように慎重にラインをトレースする。
近くばっかり見てないで、遠くに目をやりながら流れの本流に船を乗せるようにするのがコツ。(ホントか!?)



そしてやがて視界がパァーーーーーーッと開ける。
万水川はここで犀川に合流するのだ。
そして高瀬川とも合流する。
合流地点は流れがちょっと複雑化してるんで緊張したけど、まったく何事も無く抜けた。ホッ。
日差しはまだまだ夏そのもの。
帽子を深く被りなおし、開けた河原に上陸した。


遠くでフライフィッシュングをやっていたおじさんから歓声が上がった!
みると大きな鱒が白い腹を見せながら水面にジャンプしている。



さて、なにして遊ぼうかねえ?


上陸地点の白砂の浜辺


碁盤の目のような水中歩道。
小魚がうようようようようようようようようようようようようようようようようようようようようようようようよ います。



お約束の水中観察。
カヌーで下り、川の流れの一部となり、更には潜って川の底を覗いたり、魚と戯れることによって川との一体感を感じる。
水の視点で物を見る。
とは言うもののステロイド20mgの服用中で大丈夫なのか?雑菌は?・・・・・何もなかったから大丈夫。(多分・・・自身ナイケド)
なお、ウェアはフルサイエンスジャケットで日焼けを防いでいる・・・・・つもり。


ここがゴール地点である明科高等学校横の堰堤。
通常のカヌールートではこの先の木戸橋をくぐり、更にその先の中村のマレットゴルフ場をゴールとするのだけど
今回はガキんちょ2名を乗せて木戸の瀬を越える自信が無かったので止めた。
2人ともちゃんと一人で泳げるようになったらチャレンジしようと思う。
でも子供がそこまで成長したときは大山猫号も定員オーバーになっちゃうかなあ?

おっ、スケがなにやら捕まえた。



かえるだぴょ〜ん。


大山猫号よごくろうであった。
またよろしく。
というわけで俺は土手にデポしてあったMTBにさっそうと乗り込むとスタート地点までハイラックスを回収しに
ひとっ走り。
ところが、途中何度も道を間違えまくり、予定では30分で着くところが60分以上かかった。
日差しは強いし、ステロイドジャンキーの体にはナメクジに塩!!たすけて〜っ!溶けるぅ〜!!!

しかしまあ、何事も無くその後の経過も順調で今に至っています。

自然はあくまで俺の見方になってくれているような・・・・・な〜んちゃってね。
甘いわね。調子こかないように注意しますです。



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