3/24(水)
昨夜、ナツが発熱した。
カミサンが言うには、寝る前に元気はあるのだがなんとなく熱っぽく感じたようだ。
案の定、夜中にぐずり始めた。
その場に体温計があるわけでもなし、でもやっぱり熱があるようなので風邪薬を
与えた。
朝になると熱はまだちょっと残っているようだけど元気は回復していた。
今日は西表島最大にして島のど真ん中を流れる浦内川にある滝までトレッキング
にいく計画なのだ。
携帯ネットの天気予報チェックでは午前中は傘マークだけど午後からは晴れ間が
のぞくようだ。
久しく青空とか太陽って拝んでないような気がする。
西表島の日の入りは遅い。だいたい19:30頃だ。
でもって、その分日の出も遅くなる。7:00にはまだ薄暗く、7:30くらいで明るくなる。
キャンプ生活は至ってシンプルだから夜の9時っていえば寝てしまう。
薄暗い時間に目が覚め、そのまま散歩に出かけ、帰ってきてからパンとインスタント
スープの簡単な朝食というパターン。
今回のキャンプはカヌーなんかの遊び道具はドカッと持ってきたが、オートキャンプ
の必需品である椅子やテーブル、そして料理道具なんかはわずかしか持って来ていない。
まあ、持っていなくてもなんとかなるものだし、料理に関して言えば作る気はあまりなかった。
ただ、西表島の食料調達事情に関して言えば予想通り、期待できないレベルであると
言わざるを得ない。
物価も安くは無い。
当たり前である。島内で生産しているものは無く、菓子パンにしろなんにしろほとんど
が石垣島から船で運ばれてくるのだから。
そんな食料事情であるが、島内のスーパーを集落毎に毎日いろいろとめぐっている
うちに、例えばパンを買うなら川満スーパーが種類豊富。弁当やおにぎりも同じ川満。
だけれども午前中でないと品切れが多い。
また、スーパーに刺身ってのがありそうでない。冷凍物の魚ならある。
これは魚は採るもので、買う物でないっていう島民感覚なんだと思う。
でも星砂スーパーに行けば刺身を調達できる。
パックには値札は無く、刺身の内容は日替わりである。
恐らく星立か祖内集落のうみんちゅが捕えたものを三枚降ろしにして売っているのだろう。
八重山ならではのアオブダイの刺身も売っていた。もちろん買って食った。
あと惣菜も星砂スーパーがいい。地元の食材を使って郷土料理チックにオリジナルに調理
しているからだ。これは海の家南ぬ風で作ったものを、スーパーに卸しているようだ。
上原集落の川満スーパーと星立の星砂スーパーはレシートが同じであり、同じ系列らしい
とかカミサンの弁である。
今回の滞在中、ヒマにまかせて西表島のスーパーは全て立ち寄ってみた。
実はこれもなかなか楽しかったのだ。
外は小雨模様なので、今朝はテント内での朝食。
前日、川満で買った菓子パン各種にクノールあさりスープ。
パンは石垣島の「お菓子やさん」こと上原ベーカリー製。
小雨が上がったようだ。ナツに再度風邪薬を与え、出発準備を整える。
着替えに雨具に釣竿に上原ベーカリー各種にスポーツドリングをザックに詰める。
キャンプ場から浦内川の河口付近にある遊覧船乗り場まで車で10分。
9:30の始発で川を遡る。
8kmほど上流にある軍艦岩を目指す。
時刻がまだ早いせいか、始発に乗り込んだのは俺ら一家の他に学生風2人にレンジャー
のおじさん一人。
マングローブだけでなく、亜熱帯の雑木に囲まれた谷あいを流れる満潮の浦内川は湖の
ように流れが無く、そして大きい。
小雨降るちょっと薄暗い感じのジャングル遊覧はなかなか良い。
秘境感がある。
グネグネとカーブを曲がるたびに亜熱帯の花や植物が出迎えてくれる。
10mにもなるシダの仲間ヒカゲヘゴ
船頭のガイド付きの遊覧船は20分ほどで上流の軍艦岩に着く。
この時点で船頭さんに帰りの迎えの希望時間を告げておく。
ここから先は上流のマリュウドの滝とカンピレーの滝までのトレッキングルート
となる。ガイド本によると所要時間はカンピレーの滝まで50分。
通常は2時間後の迎えとなるが、子供の歩きだし遊びながらゆっくりトレッキング
したかったので3時間半後の13:30に迎えをお願いした。
遭難隊長のトレッキングスタイル
いかなる生物も素早く捕獲するハンディタモ網はジャングルウォーキングの
必要アイテム。
道の反対側から大きなザックを背負った学生風が単独でやってきた。
この道の先は島の縦断ルートにもなっている。
1泊8時間程度の工程で、島の反対側の大原へとジャングルを突き抜ける。
彼は大原からやってきたわけだ。
子供がもう少し大きくなったらチャレンジしてみたいものだ。
ただ、遭難することもあるようで遊覧船乗り場にも大原港にも、ジャングルで
行方不明になった若者の捜索願いの張り紙をみた。
ポンチョの色が映える。
着生植物のシマオオタニワタリ
うほーっ!これこれ!このイメージ!
子供のペースでゆっくりと歩いていると色々な生き物が見えてくる。
多分、足早じゃ気がつかないと思う。
この写真の中に隠れているのわかる?
マリュドゥの滝:展望台より
この滝壺の中には2〜3mもある大うなぎが生息してるらしいよ。
こんな感じのプチ滝が何度も現われてきます。
ひげのあるかたつむり
さあ、カンピレーの滝はもうすぐだぞ!
岩盤を流れる感じがカンピレーの滝
ここでランチタイム
蝶がうるさいくらいに飛び回ってるんだよね
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