■マインドコントロールの格言 |
・安禅必ずしも、山水を必要とせず 心頭を滅却すれば、火己ずから涼し (解釈) 安らかに禅を組むのに、山や渓流のすがすがしい静かなところでなくても、 心(気)の持ち様で、どこでもその気になれば、禅が組めるという意味。 又、禅宗の教えで、たとえ火の燃え盛る暑さの中でも、精神を統一して、 マインドコントロールすれば、熱さも感じない事が出来る。 ・病は気から (解釈) 胃の調子が悪い、悪いと思えば、胃がほんとに悪く(潰瘍、びらん)なってしまう。 胃潰瘍は、臨床的分類では、基質的疾患ではなく、神経性の疾患に分類されます。 又、薬理学の実験で、風邪の患者さんに、医者がブドウ糖を「この薬はとても良く効きます」と伝えて、 飲ませたところ、約半分の患者さんが治ってしまった。 この効果を、薬理学では、”プラセボ効果”と呼んでいます。 |
■具体的なマインドコントロールテクニック |
1.思い込み効果の利用 信じる者は救われるの世界です。 言いかえれば、「馬車馬」的思考の事ですが、これが良い方向性の思い込みであれば、 思い込むことにより、事態はいい方向へ、いい方向へと進んで行きます。 良い方向への、思い込みが多ければ、多いほどその人にとって、有効なバイオリズムが 生まれるわけです。 例えば、自分は”癌”には絶対かからないと思い込むことにより、癌発生生体メカニズムに 脳細胞から指令が出て、発生メカニズムに抑制がかかり、癌にならないわけです。 この思い込みが強ければ、強い程効果があります。 又、その逆に、自分は癌になるだろうと思い込むと、ほんとに癌になってしまうリスク が上がるわけです。 又、その逆に悪い方向性の思考であれば、非常にネガテイブな方向へフィールドバック していきます。 精神的に落ち込みやすい人は、悪い方向性の思い込みが強いわけです。 2.時には極端な "ひらき直り" の精神の利用 「何ツ、借金とりが来た、命まではもっていかんだろう \(^o^)/。」 「何イー、給料が減俸した、ホームレスになるよりましだろう \(^o^)/。」 ピンチ事例が生じたら、さらに悪い事例を想定してみる事が肝心です。 それにより、下には下があることを考えると、今の悪い状態の気持ちが楽になります。 全て自分のピンチ状態より、下のリスクを考えて、それに比べたら今のピンチは ”序の口だ ”と思い込むことが大切です。 そして、" 思いなおす " 事が、大切です。 3.自分自身の強み、特異な事、自分の環境に与えられた利点、 を最大限に生かす 自分の得意とする事を、始め様とすると、強いアロファ波が発生する事が多いです。 アルファー波発生状態は、健康に非常に良い生体状態になります。 だから他人に、自分の得意話をしたり、自身の誇れる内容の話、自分の誇れる事を 日常生活において、最大限に誇張する事で、脳はアルファー波になり、健康に非常に いいわけです。 しかし、あまり自慢話ばかりすると、自分は気持ちが良いが、聞き手はβ波( ストレス波 ) になり不愉快( ストレス )になります。この辺のバランスを考えて、他人とコミュニケーション を持つ事が大切です。 アルファー脳波術をしっかり使って、精神的に快適な日常生活を送って下さい。 それが一番の長生きのこつです。 4.現在環境に都合の良い思考(考え方)で生活する。 例えば、仕事の調子がよく、儲かっている時は、景気がいいので「お金が全て」的な思考で 生活満足感を得ればいいし、 又、不景気な時は、「お金で買えないものに、真の価値がある」的な思考で、生活満足感を 自分なりに得るものを、作ることが大切であるでしょう。とにかく、自分に都合の良い様に、 考え方を切り替えることが、大切なマインドコントロールです。 人間の一生の幸、不幸は、万人どんな環境に生まれ、育ち、仕事をしても、皆同じ量の「幸と不幸」 を負うているものであります。 そして、昔の夢に未練を残す事は、禁物であり、いかなる時でも、 「思い直せば愉快な世界」になるものであります。 「度胸一つで押してゆけ」「男ならやってみなー」的思考が、 きっと、未来を明るいものにしてくれるでしょう。 |