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Super Short Plug
作成記

 

  • PowerBook2400cユーザーになって早くも一年以上経ちましたが、現在ACアダプタは3種類使用しています。

    1. 初期バージョンの大型ACアダプタ(PB1400とかと同じ)
      -> 会社に常駐
    2. PB Duo時代の遺産(Duo2300c用 36W仕様の物)
      -> 自宅に常駐
    3. 現行バージョンの小型ACアダプタ
      -> カバンに入れて常に携行

  • この布陣だと持ち歩き用の物は要らないような気もしますが、一時間以上の外出時はやはり恐いので、よほど短時間でない限りACアダプタは持ってでます。
  • ここで問題になるのは小型のACアダプタは確かに小さいのですが、Duo用に比べてケーブルの収まりが悪いことです。米国版のDuo用にあったような直結プラグがあれば非常に便利になるので作成をしてみました。


こんな感じの物です

 

  • まあ、見れば「なーんだ」な物で、作り方も超簡単です。








作り方

 

  • 材料としては
    1. SONYのビデオ用電源ケーブル
      めがね型のコネクタ付き電源ケーブルは規格品のようですから、別に同じ物である必要はありません。ただ似ていてもサイズや形状の異なる物もあるので要注意です。心配な人は現物合わせした方が安心でしょう。
      上記の物は定価で600円でしたが、同じくSONYのプレステ用の物は 400円ですし、他社の物やノーブランド品やジャンク品ならさらに安いと思います。
    2. AC100V用平行プラグ
      普通のACプラグですが、自作しますから当然ネジ止め式の物になります。今回はナショナルのWH4415を使いましたが、別になんでもいいです。一回り大きくなりますが電極部分が回る物の方が使い勝手はいいでしょう。

  • 材料選択の重視点

    今回はできるかぎり小さくしたかったので、めがねケーブルのコードブッシュの部分をACプラグにくわえ込ませています。こういう構造にするにはめがねケーブルのコードブッシュがあまり太いとどうにも納まらなくなります。



    写真のようにブッシュ部分をカッターなどで上手く削って逆にがっちり組み合わせるようにすると強度的にも信頼性が上がりますから、ブッシュの部分とコネクタのくわえ込みの大きさはちょっと注意して材料を選択したほうがいいでしょう。

    ただしカッターを使用する際に電線に傷をつけないように十分注意する必要があります。

  • 上の写真を見れば作り方は一目瞭然ですが、電線の処理は半田で固めるか、圧着端子を付けるかなどきちんとしておいた方がいいでしょう。ネジを締めれば完成です。一応テスターで導通と短絡のチェックぐらいはしておきます。
  • バリエーションとして、コード部分を2〜3cm残して作成するとコンセントとの位置関係の自由度が高くなって使い良いかもしれません(こっちの方が普通のような気もしますが・・・)急な折り曲げを繰り返していると断線の恐れも無くはないですが、工作は非常に簡単になります。

波形が見られるなら・・

 

  • 出来上がった物を本体に挿すとこんな感じになります。



    コンセントとの角度によっては少々ブッシュに無理がかかるので、電極回転型のプラグに替えた方がやっぱりいいかもしれません。



    ベルクロのケーブルバンド(市販品)で一式をまとめるとこんな感じになります。



    ついでに100円ショップ(当然100円)で売っていた厚手の布ケース(めがね用?)にすっぽりと収まりました。(オリジナルだとこのケースに楽に収まらないのでこの工作をしたのだが・・・)


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