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QTVR用のパノラマ素材の撮影用のカメラ機材に必要な要素について 比較的基礎的なことをメモしておきます。 |
カメラ本体 |
使用するカメラに関してですが、基本的に「どんようなカメラ」でも使用可能です。つまりデジカメでも銀塩フィルムカメラでも撮影できるものなら何でも使用できます。
ただし・・・
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カメラの固定について |
前述のようにカメラは縦位置で固定する方がいいのですが、これにはいくつか方法があると思います。 専用のバーチカル・ブラケットを使用する。 ただこれだけではカメラが縦位置に付くだけで用をなしません。レンズが回転軸の中心に来るように取り付けなくてはいけないからです。その為にはもう一つアダプタが必要になります。 左は「ツインカメラプレート」などの名称のアダプタで本来はカメラを2台付けたりする時に使用しますが、バーチカル・アダプタと組み合わせてパノラマ撮影用にも使用できます。 実際にはもっと小さな物でも構わないのですが、うちでは縦長のDVカメラを付けられるように最大サイズの物を使っています。 この二つを組み合わせるといろいろなサイズの(三脚ネジ穴の位置も違う)カメラを同じようにセットアップできます。 これらの市販品は価格が結構する割に、でかくて無駄も多い物ですから材料を買ってきて自作するのも良いのではないでしょうか?厚手(3〜5mm)のアルミ板を曲げて作るか、アルミアングルにアルミ板をネジ止めして作成できます。カメラおよび雲台固定用のネジ穴の部分は長い溝型に穴を開けて2〜300円で売っているカメラネジを使って固定できるようにします。 「パノラマアジャスター」という物を使用しますが、これは(株)みなと商会(・・と言うよりマイネッテと言った方が判り易いですね)の「パノラマアジャスター」(品番242409、\3,800)です。 この種のアダプタはカメラ店で買えますが在庫しているところは少ないかもしれません。「写真・映像用品ショーカタログ」で調べて取り寄せることになるかもしれません。
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まとめ |
以上パノラマ撮影用の装置に最低限必要な要素を上げてみました。まあ最も重要なのは「回転軸とレンズの光軸がきちんと交わる(90度)こと」でそれ以外は実はどうでも良かったりしますから、それを実現できる装置を組めば何でもいいのです。 |
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